中国のネット規制に強い「chameleon」という独自の接続を提供しているということで有名な「vyprvpn」。
ネットでの評価もとても高いので、「vyprvpn」を中国で使おうかと思っている人もいるのではないでしょうか?
そこでこの記事では
「vyprvpn」の気になる基本スペック
「vyprvpn」のメリットデメリット
「vyprvpn」はどんな人におすすめなのか?
をご紹介します。
「vyprvpn」を契約しようか迷っている方
中国でどのVPNを契約しようか迷っている方
はぜひご覧ください。
「VyprVPN」 基本スペック
まずは「vyprvpn」 の基本スペックをご紹介します。
分かりやすいように表にしました。
①中国での接続状況 | ✖:接続不可
最新の状況はこちら→【vyprVPNスピードテスト】 |
②プラン・価格 | 1ヶ月プラン:10ドル
12ヶ月プラン:60ドル(5ドル/月) |
③ShadowSocks | 非対応 |
④対応OS | Windows・Mac・iOS・Android |
⑤同時接続台数 | 10台 |
⑥無料お試し期間 | 30日間(返金保証) |
⑦使いやすさ | Windows、Mac、iOS、Androidなど各デバイスに専用のアプリあり。
アプリは日本語対応。HP、サポートは日本語非対応。 |
⑧サーバー設置国 | 70ヶ国以上の700台を超えるサーバーを使用可能 |
⑨支払い方法 | クレジットカード(Visa, Master, Amex) PayPal,UnionPay |
⑩接続方式 | OpenVPN™、L2TP / IPsec、PPTP、Chameleon |
⑪セキュリティー | 運営会社の所在地は、厳格なプライバシー法のあるスイス
アクセスデータを一切記録していない事を保証していて安心。 256ビットAES暗号化で軍事レベルのセキュリティ。 |
⑫サポート | よくある質問、チャットとメールでサポートがある(日本語不可) |
⑬中国からの申し込み | 可能 |
⑭クーポン、特別プラン | 特になし |
vyprvpnのデメリット
では「vyprvpn」を契約する前に注意すべきデメリットからご紹介します。
・CN2サーバーを所持していない。
・ホームページ、サポートが日本語非対応
・プランによって接続台数が違う
・中国のネット規制に公に反対しているので規制を受けることが多い
です。
CN2サーバーとは、中国のインターネットプロバイダー直通のサーバーのこと。vyprvpnはこれを所持していません。
そのためその他のサーバーを回って接続せざるを得ないので、ネットの速度が出ないことが多いです。
ホームページ、サポートが日本語に対応していません。
海外のVPNはそういうところが多いですが、英語が苦手な方にはハードルが高くなりますね。
アプリは日本語対応です。
普通プランでは接続台数が3台と少なくなってしまいます。
また、中国ネット規制に最適化された接続方式「chameleon」も使えません。
複数人で使う時や中国で使う時には注意が必要です。
「自由なインターネット」を理念に運営しているvyprvpnの本部は、ネットを規制している中国の政策に批判的な発言をしたことがあります。
そのために目を付けられているのか、規制に掛かって繋がらないことも多いのです。
スペックが高いVPNなだけに、とても残念なのですがしょうがないですね。
実際にいま現在中国で使えるかどうかは最新の速度テスト情報をご覧ください⇒「vyprvpn」速度テスト結果(調査中)
vyprvpnのメリット
お次に「vyprvpn」の魅力をご紹介します。
・スイスに本部がある。
・セキュリティ対策がバッチリ
・比較的リーズナブルな価格設定
・いろんなデバイスで使える
・24時間365日体制のライブチャットサポート
です。
スイスに本部がある事がどうしてメリットなのか。
スイスは政治的に中立の国であり、それゆえに国連の本部がある国でもあります。
ヨーロッパのスパイ協定に属していないので、情報の開示が求められることがありません。
ネットでの個人情報の流出の可能性が低いということで安心できます。
「vyprvpn」は12ヶ月プランにすれば一ヶ月あたり500円くらいから使えます。
有名な「セカイVPN」や「ExpressVPN」などと比べても、一月あたり数百円やすい価格設定です。
もちろんもっと安いVPNはほかにもありますが、アプリがなかったりサポートがしょぼかったりと安いなりの理由があります。
そういうのを考えると、vyprvpnはその辺もしっかりしていてリーズナブルですのでポイント高いですよね。
vyprvpnは比較的リーズナブルな価格でサービスを提供していますが、セキュリティ対策もバッチリ、
最新版のShadowsocksRにAES-256という現状最強レベルの暗号化を採用しています。
これはExpressVPNやNordVPNなどの一流VPNサービスも採用しているもので、軍事レベルの機密性があります。
個人的な使用ではそこまでの厳重なセキュリティが必要なのかは疑問ですが、安全にこしたことはないですよね。
「vyprvpn」は他のVPNに比べて、対応しているデバイスの種類が豊富です。
Mac, Windows, Android, iOSなど多くの人が使っているデバイスに加えて、Linux, Router, QNAP, Anonabox, Blackphone、また、Synology NAS, Tunnelblick, Boxeeといったソフトにも対応しています。
ネットの自由化を理念に挙げているVPN会社ならではの対応ですね。
「vyprvpn」はサポート体制もしっかりしています。
24時間、365日いつでも対応してくれるサポートチャットが使えて、困った時にすぐ助けになってくれるので安心です。
日本語に対応してくれるともっとたすかりますけどね。
vyprvpnはこんな人におすすめ!
いかがでしたでしょうか?
「vyprvpn」の基本スペック、メリットとデメリットをご紹介しました!
もう一度簡単にまとめると
メリット
・スイスに本部がある。
・セキュリティ対策がバッチリ
・いろんなデバイスで使える
・24時間365日体制のライブチャットサポート
デメリット
・使用期間が3日しかない
・CN2サーバーを所持していない。
・ホームページ、サポートが日本語非対応
・プランによって接続台数が違う
でした。
以上の点を踏まえると「vyprvpn」はこんな人におすすめです。
・メジャーなデバイス以外でもVPNを使いたい人
・中国だけでなくほかの国でもVPNを使う人
中国での賢いVPN選びの参考にしてください。
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