
中国へ旅行や出張に行く予定がある人の中には、
「中国ではLINEが使えないって本当?」
「GoogleやYouTubeも見られないの?」
「いつも通りスマホを使うにはどうすればいい?」
と不安に感じている人もいるのではないでしょうか。
中国ではインターネットに独自の規制があり、日本では普通に使えるサイトやアプリでも、そのままでは利用できないことがあります。
でも、事前に仕組みや対策方法を知っておけば、それほど難しく考える必要はありません。
海外ローミングやeSIM、海外SIM、レンタルWi-Fi、VPNなどをうまく使えば、中国滞在中でもLINEやGoogleなどを利用できる方法があります。
この記事では、2026年8月時点の情報をもとに、
・中国のネット規制とはどんなものなのか
・中国で使えないサイトやアプリ
・ホテルや空港のWi-Fiでも規制されるのか
・中国でLINEやGoogleを使う方法
・VPNやeSIM、ローミングなど、どの方法を選べばいいのか
などを、初めて中国へ行く人にもわかりやすく解説します。
「中国でも普段と同じようにスマホを使いたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
中国のネット規制とは?

中国では、日本と同じようにインターネットへ接続しても、すべてのWebサイトやアプリを自由に利用できるわけではありません。
中国政府はインターネット上の情報やサービスを管理しており、一部の海外サイトやSNSなどへのアクセスを制限しています。中国政府はこうしたネット管理について、国家安全保障や公共の利益、サイバーセキュリティなどを守るためのものと説明しています。
そのため、中国では日本で普段使っているLINEやGoogle、YouTube、Instagramなどが、そのままでは使えない場合があります。
「中国に行ったらインターネットそのものが使えなくなる」というわけではありません。
中国国内のWebサイトやアプリは普通に利用できますが、中国国外の一部サービスへのアクセスが制限されていると考えると分かりやすいでしょう。
この中国独自のネット規制を理解するうえで、まず知っておきたいのが「グレートファイアウォール」です。
中国のネット規制「グレートファイアウォール(金盾)」とは?

中国のネット規制について調べると、よく出てくるのが**「グレートファイアウォール(Great Firewall/GFW)」**という言葉です。
簡単にいうと、中国国内と海外のインターネットの間で通信をチェックし、特定のWebサイトやサービスへのアクセスを制限する大規模な仕組みです。
例えば、中国から海外のWebサイトへアクセスしようとすると、その通信がチェックされます。
問題のないサイトであれば普通に表示されますが、規制の対象になっているサイトの場合は、ページが開かなかったり、接続できなかったりすることがあります。
実際の仕組みはかなり複雑で、DNSと呼ばれるインターネット上の「住所案内」のような仕組みに干渉したり、特定の通信を遮断したりするなど、複数の方法が使われています。Citizen LabやOONIなどの研究でも、中国のネット規制でDNSへの干渉や暗号化通信へのブロックなどが確認されています。
難しく考える必要はありません。
イメージとしては、
日本 → 海外サイトへそのままアクセスできる
のに対して、
中国 → チェックを通過してから海外サイトへアクセスする
という違いがあると考えると分かりやすいです。
なお、中国のネット規制について「金盾(Golden Shield)」という名前を目にすることもあります。一般向けの記事ではグレートファイアウォールとまとめて説明されることがありますが、厳密には「金盾プロジェクト」と「グレートファイアウォール」は完全に同じものではありません。
この記事では分かりやすく、中国から海外サイトへのアクセスを制限する仕組みを「グレートファイアウォール」として説明していきます。
現在も中国では大規模なWebサイトのブロックが続いており、GreatFire.orgは中国本土からのWebサイトへのアクセス状況を継続的に監視しています。
中国はなぜインターネットを規制している?

では、なぜ中国ではこのようなネット規制が行われているのでしょうか?
中国政府は、インターネットの管理について国家安全保障や社会秩序、個人情報、公共の利益などを守ることを重要な目的として掲げています。
中国政府が2023年に公表したインターネット統治に関する白書でも、サイバー空間を法律に基づいて管理し、国家安全保障や公共の利益などを守る方針が示されています。さらに、2025年に施行されたネットワークデータ安全管理規則でも、データ利用の管理や国家安全保障、個人・組織の権利保護などが目的として挙げられています。
一方で、中国国外の調査機関などは、中国のネット管理には政治的な情報や政府に批判的な情報へのアクセスを制限する「検閲」という側面もあると指摘しています。Freedom Houseの2025年の調査でも、中国では多くの海外サイトやSNSなどへのアクセス制限が続いていると報告されています。
つまり、中国のネット規制には、
サイバーセキュリティや治安維持などを目的とする政府側の考え方と、国外の情報やオンライン上の発言をコントロールする仕組みとして見る考え方の両方があります。
旅行者として大切なのは、中国のネット規制について政治的に詳しくなることよりも、
「中国では日本と同じネット環境ではない」
という点を知っておくことです。
これを知らずに中国へ行くと、「LINEが開かない」「Googleマップが使えない」「YouTubeが見られない」と、到着してから困ってしまう可能性があります。
外国人や旅行者も中国のネット規制を受ける?

「中国人向けの規制なら、日本人旅行者には関係ないのでは?」
と思うかもしれません。
でも、中国のネット規制は基本的に利用者の国籍ではなく、中国本土のネットワークを通る通信に対して行われます。
そのため、日本人旅行者や外国人であっても、中国のホテルWi-Fiや公共Wi-Fi、中国国内の通信会社の回線などを利用すると、規制対象の海外サービスにアクセスできない場合があります。中国のグレートファイアウォールがDNSや通信そのものに干渉してアクセスを制限していることは、複数のネットワーク調査でも確認されています。
例えば、日本ではいつも通り使えていたスマホでも、中国へ到着してホテルのWi-Fiにつないだ途端、
「Googleが開かない」
「LINEがつながらない」
「YouTubeが再生できない」
といったことが起こりえます。
スマホが壊れたわけでも、設定を間違えたわけでもありません。中国のネット規制が原因になっている可能性があります。
でも、中国へ行ったら絶対にLINEやGoogleを使えないという意味ではありません。
海外ローミング、中国対応eSIM、海外SIM、レンタルWi-Fi、VPNなど、通信方法を工夫することで、中国滞在中でも普段使っているサービスを利用できる場合があります。
そのため、中国へ旅行や出張に行く予定があるなら、出発前に「何が使えなくなるのか」と「どの方法で対策するのか」を確認しておくことが大切です。
次に、中国で実際にどのサイトやアプリが使えないのか、詳しく見ていきましょう。
【2026年最新】中国で使えないサイト・アプリ一覧

中国では、日本で普段使っているサイトやアプリの一部をそのまま利用できません。
2026年8月現在も、LINE・Google・YouTube・Instagram・Facebook・Xなど、多くの海外サービスが中国本土で規制されています。
中国のネット規制を調査しているGreatFireの最新データでも、Google、YouTube、Facebook、Xなどへのアクセス制限が現在も確認されています。
代表的なサービスをまとめると、次のようになります。
中国でよく使われるサイト・アプリの利用状況をまとめると、次のようになります。
| サイト・アプリ | 中国本土で利用できる? | 2026年8月時点の状況 |
|---|---|---|
| LINE | ❌ 基本的に使えない | メッセージ・通話などが利用できない |
| Google検索 | ❌ 基本的に使えない | Google検索にアクセスできない |
| Gmail | ❌ 基本的に使えない | メールの送受信ができない |
| Googleマップ | ❌ 基本的に使えない | 通常のGoogleマップは利用しにくい |
| Google Drive | ❌ 基本的に使えない | ファイルの閲覧・共有ができない |
| Googleドキュメント | ❌ 基本的に使えない | ドキュメントなどGoogle系サービスが規制対象 |
| Google翻訳 | ❌ 基本的に使えない | Google系サービスのため通常利用は難しい |
| Google Play | ❌ 基本的に使えない | Google PlayなどGoogle系サービスが利用しにくい |
| YouTube | ❌ 見られない | サイト・アプリとも通常の中国回線では利用できない |
| ❌ 基本的に使えない | 投稿・閲覧などができない | |
| ❌ 基本的に使えない | サイト・アプリとも規制対象 | |
| X(旧Twitter) | ❌ 基本的に使えない | 投稿・閲覧とも通常利用はできない |
| ❌ 基本的に使えない | メッセージや通話などが正常に使えないことが多い | |
| Telegram | ❌ 基本的に使えない | Web・アプリ関連の多くが規制対象 |
| Discord | ❌ 基本的に使えない | Discordへの接続がブロックされている |
| Wikipedia | ❌ 基本的に見られない | Wikipediaのページは広くブロックされている |
| ChatGPT | ❌ 通常は使えない | 中国のネット規制に加え、中国本土はOpenAIの正式対応地域ではない |
| TikTok | ❌ 国際版は基本的に使えない | 中国本土ではTikTokではなく「抖音(Douyin)」が利用されている |
| Spotify | △ 不安定 | ページや機能によってアクセスできるもの・できないものがある |
| GitHub | △ 不安定 | アクセスできる場合もあるが、接続が不安定になることがある |
| Yahoo! JAPAN | △ 一部利用可能 | トップ・ニュース・メールなどは利用できる一方、一部サービスは規制されている |
| △ おおむね利用可能 | 公式サイトは開けるが、一部ページで接続が不安定になることがある | |
| Bing | ⭕ おおむね利用可能 | Googleとは違い、中国本土からも基本的にアクセスできる |
| Zoom | ⭕ おおむね利用可能 | ミーティング参加など主要機能は基本的に利用できる |
| Apple公式サイト | ⭕ おおむね利用可能 | Apple公式サイトは基本的にアクセスできる |
| App Store | △ おおむね利用可能 | 利用できるが、中国の地域設定などによって表示されるアプリが異なる |
| Appleマップ | ⭕ おおむね利用可能 | Googleマップとは違い、中国本土でもアクセス可能 |
※「❌ 基本的に使えない」は、中国本土のホテルWi-Fiや中国国内の一般的なインターネット回線をそのまま使った場合です。海外ローミング、中国対応eSIM、海外SIM、VPNなどを利用すると状況が変わる場合があります。
※中国のネット規制は変更されることがあります。上記は2026年8月時点の情報です。
主な規制対象サービスが、規制されている理由や背景をわかっている事実から説明します。
中国でLINEが使えない理由と背景

中国本土では、LINEをそのまま利用することは基本的にできません。
「なぜLINEまで規制されているの?」と思う人もいるかもしれません。
LINEが中国でつながりにくくなったのは2014年ごろです。当時、中国当局は韓国政府に対して、LINEやKakaoTalkなど一部の海外メッセージアプリを規制した理由について、テロに関連する情報が流れていたためと説明しています。
一方、規制が始まった時期には香港で民主化を求める動きが活発になっており、海外の調査団体などからは、こうした情報が中国本土へ広がるのを抑える狙いもあったのではないかと指摘されていました。
LINEのようなメッセージアプリでは、個人同士が簡単にメッセージや写真、動画などを送り合えます。
しかも、中国国外の企業が運営しているサービスの場合、中国国内のSNSほど中国当局が情報の管理をしやすいわけではありません。
こうした点も、LINEなど海外のメッセージサービスが規制対象になっている背景の一つと考えられます。
中国ではLINEの代わりに、**WeChat(微信)**が広く利用されています。
そのため、中国国内だけで連絡を取るのであればWeChatでも困らないことが多いですが、日本にいる家族や友人と普段どおりLINEを使いたい場合は、旅行前に対策しておく必要があります。
中国でGoogle・Gmail・Googleマップが使えない理由と背景

中国では、Google検索だけではなく、GmailやGoogleマップ、Google Driveなど多くのGoogleサービスが規制されています。
Googleが中国で使いにくくなった背景を知るには、2010年までさかのぼる必要があります。
Googleは以前、中国向けの検索サービス「Google.cn」を運営していました。その際は、中国のルールに合わせて一部の検索結果を表示しない仕組みを導入していました。
しかし2010年、Googleは中国での検索結果の検閲を続けない方針を発表し、中国本土向けの検索サービスを香港側へ移しました。Google自身も当時、中国でのインターネット検閲をめぐる問題について説明しています。
その後、Google検索だけでなく、GmailやGoogleマップなど多くのGoogleサービスが中国本土から利用できない状態になっていきました。Googleマップについても、Googleが検索結果の自己検閲を拒んだ後、中国で完全なサービスを提供できなくなった経緯があります。
簡単にいうと、
中国:「中国のルールに合わせて情報を管理してほしい」
Google:「検索結果をそのような形で制限し続けることはできない」
という考え方の違いが大きな背景にあります。
検索エンジンは、世界中のニュースやWebサイト、画像、動画などへ簡単にアクセスできる入口です。
そのため、中国国内で表示を制限している政治的・社会的な情報まで自由に検索できてしまう海外の検索サービスは、中国のネット管理の仕組みとは相性がよくありません。実際、中国の検索サービスでは政治的に敏感なキーワードなどがフィルタリングされることが研究でも確認されています。
旅行者にとっては、検索だけでなくGmailやGoogleマップまで影響を受けることが重要です。
「Google検索を使わなければ大丈夫」と思わず、普段Googleのどのサービスを使っているか、出発前に確認しておくと安心です。
中国でYouTubeが見られない理由と背景

中国本土ではYouTubeも基本的に見ることができません。
YouTubeへのアクセスが大きく制限されるようになったのは2009年です。
当時、チベットをめぐる映像がYouTube上で公開されていた時期に、中国本土からYouTubeへアクセスできなくなりました。Reutersは当時、中国では共産党に批判的な内容などを対象にインターネットのフィルタリングが行われていたと報じています。
YouTubeは、世界中の人が自由に動画を投稿できるサービスです。
ニュース番組だけでなく、
- 政治に関する動画
- デモや抗議活動の映像
- 中国国内では報道されていない出来事
- 個人が撮影した現地映像
なども短時間で世界中に広がります。
中国政府にとっては、文章だけのWebサイトよりも、こうした動画が一気に広がるサービスのほうが情報を管理するのが難しくなります。
そのため、中国国内で流通する情報を管理するという中国のインターネット政策と、誰でも自由に動画を公開できるYouTubeの仕組みは相性がよくないと考えると分かりやすいでしょう。
現在もYouTubeは中国のネット規制対象になっています。2026年8月時点でも、中国本土からのアクセスがブロックされていることが確認されています。
中国ではYouTubeの代わりに、Bilibili(哔哩哔哩)やYouku(优酷)など中国国内の動画サービスが利用されています。
中国でInstagram・Facebook・Xが使えない理由と背景

Instagram、Facebook、X(旧Twitter)も中国本土では基本的に利用できません。
これらが規制されている背景には、**SNSならではの「情報が一気に広がる力」**が関係していると考えられます。
FacebookとTwitter(現在のX)が中国で規制されたのは2009年ごろです。
新疆ウイグル自治区で大規模な暴動が起きた後、中国当局はFacebookやTwitterなどのSNSが情報共有に利用されたとしてアクセスを制限しました。Reutersは、中国当局が当時、SNSが暴動を助長したとみていたと報じています。
Instagramが規制されたのは少し後の2014年です。
この時期、香港では大規模な民主化デモが行われており、Instagramには現地の写真や映像が次々と投稿されていました。その後、中国本土からInstagramへのアクセスがブロックされたと報じられています。
SNSには、
誰でも投稿できる
↓
多くの人が共有する
↓
短時間で何百万人にも情報が広がる
という特徴があります。
政府が国内の情報を管理したい場合、このような海外SNSはコントロールするのが難しいサービスです。
中国国内のWeibo(微博)やWeChatなどであれば、中国の法律や規則に基づいて投稿の削除やアカウント管理などを行うことができます。
一方、Facebook、Instagram、Xなどは中国国外の企業が運営しています。
そのため、中国国内と同じルールでコンテンツを管理することが難しいことが、海外SNSが規制される大きな背景の一つと考えられます。
実際、2026年のFreedom Houseの報告でも、中国ではYouTube、X、Facebookをはじめ、多数の海外サイトへのアクセス規制が続いていることが確認されています。
中国でChatGPTなど一部の海外サービスも使いにくい理由と背景

最近はSNSやGoogleだけでなく、ChatGPTのような生成AIサービスについても注意が必要です。
ChatGPTは中国本土では通常の方法では利用できません。
ただし、LINEやFacebookなどとは少し事情が違います。
まず、中国には生成AIサービスに対する独自のルールがあります。
中国政府は2023年に生成AIサービスの管理規則を施行し、生成AIによる偽情報、個人情報、データの安全性などへの対策をサービス提供者に求めています。中国政府は、こうした規制について国家安全保障や公共の利益を守りながら、生成AIを発展させるためのものと説明しています。
つまり、中国国内で生成AIサービスを正式に提供するには、中国の法律や情報管理のルールに対応する必要があります。
実際、中国ではBaidu(百度)やAlibaba(阿里巴巴)など、中国企業が開発した生成AIサービスが当局のルールに基づいて提供されています。
一方、ChatGPTを運営するOpenAIは、中国本土をChatGPTの正式な対応地域にしていません。OpenAIの公式対応国一覧にも中国本土は含まれていません。
そのためChatGPTの場合は、
中国側のネット規制
だけではなく、
OpenAI側が中国本土で正式にサービスを提供していない
という事情もあります。
「中国政府が○○という理由だけでChatGPTを禁止した」と単純に説明するのは正確ではありません。
中国には生成AIに対する独自の規制があり、一方でOpenAIも中国本土をサービス提供地域としていないため、複数の事情が重なって中国ではChatGPTを通常どおり利用できないと考えるのが分かりやすいでしょう。
このように、中国で海外サービスが規制される理由はすべて同じではありません。
LINEではメッセージによる情報共有、Googleでは検索結果や検閲をめぐる問題、YouTubeでは動画による情報拡散、FacebookやXなどではSNSによる急速な情報共有など、それぞれ異なる経緯があります。
ただ、共通しているのは、中国政府が国内のインターネット上で流れる情報を管理できることを重視しているという点です。
そのため、中国のルールに沿った管理が難しい海外サービスほど、アクセスを制限されやすい傾向があると考えると分かりやすいでしょう。
中国ではホテルや空港のWi-Fiもネット規制される?

中国では、ホテルや空港、カフェなどでWi-Fiに接続できても、日本と同じようにすべてのサイトやアプリを使えるわけではありません。
「Wi-Fiにつながった=日本と同じインターネットが使える」と思ってしまいがちですが、中国ではそうではありません。
中国国内の一般的なインターネット回線は、グレートファイアウォールによるネット規制の影響を受けます。
そのため、
- ホテルのWi-Fi
- 空港のWi-Fi
- カフェやレストランのWi-Fi
- 公共Wi-Fi
- 中国国内のSIMカード
などを利用した場合も、GoogleやLINE、YouTube、Instagramなどがそのままでは使えないことがあります。
2026年現在も、中国本土の一般的なWi-Fiや現地SIMでは、Googleなど多くの海外サービスへのアクセス制限が続いています。
中国のホテルWi-FiでもGoogleやLINEは使えない?

中国のホテルでは、多くの場所で無料Wi-Fiを利用できます。
でも、ホテルのWi-Fiだからといって、中国のネット規制を受けないわけではありません。
一般的な中国のホテルWi-Fiは、中国国内のインターネット回線を使っています。
そのため、Wi-Fiには正常につながっているのに、
「Googleだけ開かない」
「Gmailが読み込めない」
「LINEのメッセージを送れない」
「YouTubeを再生できない」
といったことが起こります。
2026年の旅行者向け情報でも、中国本土のホテルWi-FiではGoogle、Gmailなどの海外サービスが通常どおり利用できないことが確認されています。
ここで初心者の方に覚えておいてほしいのは、
「Wi-Fiにつながらない」のではなく、「Wi-Fiにはつながるけれど、一部のサイトやアプリにアクセスできない」
ということです。
例えば、中国のホテルでWi-Fiにつないで、中国国内のWebサイトを見ることはできます。
一方で、GoogleやLINEなど規制対象の海外サービスを開こうとすると、画面が読み込まれなかったり、通信エラーになったりすることがあります。
スマホやホテルのWi-Fiが壊れているわけではありません。
中国のネット規制が原因である可能性が高いです。
また、高級ホテルや外資系ホテルであっても、基本的には中国本土の通信ルールの対象になります。
「海外系のホテルならGoogleが使えるだろう」と考えない方がいいでしょう。
中国の空港・カフェ・公共Wi-Fiも規制の対象

ホテルだけではありません。
中国の、
- 空港
- 駅
- カフェ
- ショッピングモール
- レストラン
- 観光施設
などで提供されている公共Wi-Fiも、基本的には中国国内のネット規制の影響を受けます。
例えば、中国の空港に到着して無料Wi-Fiにつないだとしても、Googleマップを開いてホテルまでの道を調べたり、LINEで家族に「到着したよ」と連絡したりできない場合があります。
中国の公共Wi-Fiについての2026年の旅行者向け案内でも、GoogleやFacebookなどの海外サービスは通常の公共Wi-Fiでは利用できないと説明されています。
また、中国の公共Wi-Fiでは、接続するときに電話番号によるSMS認証を求められることもあります。
そのため、
「空港に着いたら無料Wi-Fiを使えばいい」
と考えていると、思ったより簡単に使えないことがあります。
中国へ旅行する場合は、空港に到着した直後から使えるように、海外ローミングや中国対応eSIMなどを準備しておくと安心です。
特に、空港からホテルまでGoogleマップや翻訳アプリを使いたい人は、出発前に通信方法を決めておくのがおすすめです。
なお、公共Wi-Fiは中国に限らず、不特定多数の人が利用するため、セキュリティ面にも注意が必要です。
ネットバンキングや重要なパスワードの入力などは、できるだけ信頼できる通信環境で行う方が安心でしょう。
中国のSIM・4G・5Gでもネット規制を受ける

「Wi-Fiがダメなら、中国でSIMカードを買えば大丈夫なのでは?」
と思う人もいるかもしれません。
でも、中国国内の通信会社が提供するSIMカードを使った場合も、基本的にはネット規制を受けます。
例えば、中国移動(China Mobile)、中国聯通(China Unicom)、中国電信(China Telecom)など、中国国内の通信会社のモバイル回線を利用する場合です。
4Gでも5Gでも、この点は基本的に同じです。
通信速度が4Gから5Gに速くなったからといって、グレートファイアウォールがなくなるわけではありません。
そのため、中国の現地SIMをスマホに入れて、
「5GにつながったからGoogleも使える!」
と思ってGoogleを開いても、そのままではアクセスできない可能性があります。
2026年の旅行情報でも、中国国内のSIMはグレートファイアウォールの内側を通るため、GoogleやGmail、Instagramなどの海外サービスが規制対象になると説明されています。
ここで注意したいのが、中国向けeSIMや海外ローミングは仕組みが違う場合があることです。
海外の通信会社を経由するローミング回線や、一部の旅行者向けeSIMでは、中国本土にいながら通信が海外経由になることがあります。
その場合は、中国の一般的な現地SIMとは違い、GoogleやLINEなどを利用できることがあります。
つまり、
中国のホテルWi-Fi・公共Wi-Fi・現地SIM
→ 基本的に中国のネット規制を受ける
一方で、
海外ローミング・一部の海外eSIM
→ 通信方法によっては規制の影響を受けにくい
という違いがあります。
この仕組みを知っておくと、「同じ中国にいるのに、なぜホテルWi-FiではGoogleが使えず、eSIMでは使えるの?」という疑問も理解しやすくなります。
次は、中国のネット規制を回避してLINEやGoogleなどを使う具体的な方法を紹介します。
中国のネット規制を回避する5つの方法

中国ではGoogleやLINE、YouTubeなどがそのままでは使えませんが、通信方法を工夫すれば利用できる場合があります。
主な方法は、次の5つです。
| 方法 | 特徴 | おすすめの人 |
|---|---|---|
| 海外ローミング | 今使っているスマホをそのまま使える | 短期旅行・設定を簡単にしたい人 |
| 中国対応eSIM | スマホだけで購入・設定できる | 1人旅・荷物を増やしたくない人 |
| 海外SIM | SIMカードを入れ替えて使う | eSIM非対応スマホの人 |
| 中国対応レンタルWi-Fi | 複数のスマホやPCを接続できる | 家族・友人との旅行 |
| VPN | ホテルWi-Fiなどでも規制を回避できる場合がある | 長期滞在・PCも使いたい人 |
ここで注意したいのは、「中国で通信できる=GoogleやLINEも使える」とは限らないことです。
例えば、中国国内の一般的なSIMやWi-Fiはネットにはつながりますが、グレートファイアウォールの影響を受けるため、GoogleやLINEなどは使えません。
中国旅行向けのeSIMやSIM、レンタルWi-Fiを選ぶ場合は、「中国で使える」だけではなく「Google・LINE・YouTubeなどが利用できるか」まで確認することが大切です。
海外ローミングを使う

一番手軽なのが、現在使っている日本のスマホをそのまま中国で使う海外ローミングです。
海外ローミングとは、日本で契約している携帯電話会社のSIMをそのまま使い、中国の通信会社の電波を借りて通信する仕組みです。
例えば楽天モバイルは海外ローミングを対象国・地域で提供しており、対応しているスマホならSIMカードを入れ替える必要はありません。ahamoも2026年4月時点で91の国・地域に海外データ通信を提供しています。
使い方も比較的簡単です。
基本的には、
日本で使っているスマホ
↓
中国に到着
↓
「データローミング」をON
↓
そのままインターネットを利用
という流れです。ahamoも、海外でデータ通信を利用するときはスマホの「データローミング」をONにするよう案内しています。
海外ローミングの大きなメリットは、SIMカードを購入したり、Wi-Fiルーターを持ち歩いたりする必要がないことです。
2〜3日程度の短い中国旅行なら、かなり使いやすい方法です。
また、海外ローミングでは通信が日本など海外側のネットワークを経由する仕組みになっている場合があり、中国の一般的な現地回線とは違ってGoogleやLINEなどを利用できることがあります。
でも、すべての携帯会社・料金プランで同じとは限りません。
中国が海外ローミングの対象になっているか、データ容量はいくらまで使えるか、追加料金が発生するかを出発前に確認しておきましょう。
例えば楽天モバイルは海外ローミングの対象国・地域で月2GBまでプラン料金に含まれる仕組みを案内しており、ahamoは国内外合計30GBまで利用できます。ahamoでは海外で最初にデータ通信した日から15日を過ぎると速度制限がかかる点にも注意が必要です。
「数日の旅行なので、難しい設定をしたくない」
という人には、海外ローミングが最も簡単な選択肢の一つです。
中国対応eSIMを使う

最近、中国旅行で利用する人が増えているのがeSIMです。
eSIMとは、スマホの中にあらかじめ入っているデジタル版のSIMのようなものです。
普通のSIMカードのように小さなカードを差し替える必要がなく、対応しているスマホならオンラインで購入して設定できます。Appleも、海外旅行時にeSIMを使った国際ローミングが利用できることを案内しています。
例えば、
日本で中国用eSIMを購入
↓
スマホにeSIMを追加
↓
中国に到着
↓
eSIMに切り替えて通信開始
という使い方ができます。
Wi-Fiルーターのように別の機械を持ち歩く必要もありません。
そのため、
「スマホ1台だけで旅行したい」
「荷物を増やしたくない」
「SIMカードを入れ替えるのが面倒」
という人に向いています。
ここで非常に大切なのが、中国向けeSIMなら何でもGoogleやLINEを使えるわけではないという点です。
中国国内の一般的な通信として接続するeSIMの場合は、グレートファイアウォールの影響を受ける可能性があります。
一方、海外のネットワークを経由する旅行者向けeSIMでは、VPNを使わなくてもGoogleやLINEなどへアクセスできる商品があります。例えばAiraloは、自社の中国向けeSIMについてVPNなしで中国のネット規制を回避できると案内しています。
そのため、中国用eSIMを選ぶときは、
「中国で通信できます」
だけを見るのではなく、
「Google・LINE・YouTubeなどを利用できます」
と書かれているか確認するのがおすすめです。
また、自分のスマホがeSIMに対応しているかも購入前に確認しましょう。Appleによると、中国本土のeSIM事情には端末や通信会社による制限もあるため、旅行者向けeSIMについては利用予定の端末とサービスの対応状況を事前に確認する必要があります。
海外SIMを使う

eSIMに対応していないスマホなら、海外SIMを使う方法があります。
海外SIMとは、中国旅行などで使える物理的なSIMカードです。
日本にいる間にAmazonなどで購入したり、旅行用SIMを販売している会社から購入したりして、中国に到着したらスマホのSIMカードを入れ替えて使います。
使い方のイメージは、
日本で海外SIMを購入
↓
中国到着後にSIMを入れ替える
↓
必要な設定をする
↓
インターネットに接続
という流れです。
海外SIMには、利用できる日数やデータ容量が決められている商品が多くあります。ahamoの海外SIM解説でも、旅行用SIMは「5日間・10GB」のように利用期間とデータ容量を確認して選ぶことが重要だと説明されています。
eSIMとの大きな違いは、実際のSIMカードをスマホに入れる必要があることです。
少し手間はかかりますが、
「自分のスマホがeSIMに対応していない」
という人には便利です。
ここでも注意したいのが、中国現地の一般的なSIMと、海外旅行者向けSIMは同じではないということです。
中国国内の通信会社のSIMではGoogleやLINEなどが規制されます。
GoogleやLINEを使いたい場合は、中国本土でも海外サービスへアクセスできると明記された旅行者向けSIMを選びましょう。
また、SIMを交換すると日本で使っているSIMを一時的に取り外すことになるため、紛失しないように保管しておくことも大切です。
中国対応レンタルWi-Fiを使う

家族や友人と中国へ行くなら、中国対応のレンタルWi-Fiも便利です。
レンタルWi-Fiは、小さなWi-Fiルーターを持ち歩き、そのルーターにスマホやパソコンを接続してインターネットを利用する方法です。
一台のルーターに複数の端末を接続できるため、
夫婦で旅行する
家族で旅行する
スマホとパソコンの両方を使う
といった場合に向いています。
使い方も難しくありません。
Wi-Fiルーターの電源を入れる
↓
スマホのWi-Fi設定を開く
↓
パスワードを入力
↓
インターネットに接続
という流れです。
でも、中国向けのレンタルWi-Fiにも種類があります。
普通の中国回線を使うだけのWi-Fiでは、GoogleやLINEなどが規制される可能性があります。
そのため、中国のネット規制に対応した「特別回線」や、Google・LINE・YouTubeなどの利用に対応している商品を選ぶことが重要です。
例えばWiFiBOXは2026年8月現在、中国本土向けに「特別回線」プランを提供しており、LINE・Google・YouTubeなどをVPNなしで利用できると案内しています。
レンタルWi-Fiの弱点は、スマホとは別にルーターを持ち歩く必要があることです。
また、ルーターの充電が切れるとインターネットも使えなくなるため、長時間外出する場合はモバイルバッテリーがあると安心です。
一人旅ならeSIMの方が身軽ですが、2人以上で通信を共有したい場合はレンタルWi-Fiの方が使いやすいこともあります。
中国で使えるVPNを利用する

最後の方法がVPNです。
VPNは、ここまで紹介した4つの方法とは少し違います。
海外ローミングやeSIMなどは「インターネットにつなぐための通信手段」ですが、VPNはすでにあるインターネット回線を使って、通信経路を変えるサービスです。
例えば、中国のホテルWi-Fiに接続した状態ではGoogleにアクセスできないとします。
VPNを使うと、
スマホ
↓
中国のホテルWi-Fi
↓
VPNの暗号化された通信
↓
海外のVPNサーバー
↓
Google
という形で通信できます。
VPNは端末とVPNサーバーの間に暗号化された「トンネル」のような通信経路を作ります。Cloudflareも、VPNは通信を暗号化して遠隔のサーバー経由でインターネットへ接続する仕組みだと説明しています。
そのため、中国のホテルWi-Fiや現地回線を利用しながら、GoogleやLINE、YouTubeなどへアクセスできる場合があります。GreatFireも、VPNなどの回避ツールは通信を中国本土の外へ経由させることで、ネット規制を回避する仕組みだと説明しています。
VPNの大きなメリットは、ホテル・空港・カフェなどのWi-Fiでも利用できることです。
また、スマホだけでなくPCやタブレットでも使えるVPNがあります。
長期滞在や中国出張で、ホテルのWi-Fiも活用したい人には便利です。
一方で、中国ではすべてのVPNが安定して使えるわけではありません。
VPNサービスのWebサイト自体が中国からブロックされている例もあり、GreatFireでは2026年8月にもVPN関連サイトへのブロックが確認されています。
そのため、中国でVPNを使う予定なら、中国へ出発する前にVPNを契約し、アプリをインストールしておく方が安心です。
また、VPNを使うためには、もともとのインターネット回線が必要です。
つまりVPNだけ契約しても、それだけでスマホがインターネットにつながるわけではありません。
ホテルWi-Fi+VPN
または、
SIM・eSIM+VPN
のように使います。
この点は、初めてVPNを使う人が間違えやすいところなので覚えておきましょう。
5つの方法にはそれぞれメリットがあります。
短期旅行なら海外ローミング、一人旅ならeSIM、eSIM非対応スマホなら海外SIM、家族旅行ならレンタルWi-Fi、ホテルWi-Fiなども活用したいならVPN、と考えると選びやすくなります。
次は、この5つの中から旅行期間や使い方に合わせてどの方法を選べばいいのか、さらに詳しく比較していきます。
中国のネット規制対策はどれがおすすめ?

中国でGoogleやLINEなどを使う方法はいくつかありますが、誰にでも同じ方法がおすすめというわけではありません。
旅行の日数や人数、使っているスマホによって、便利な方法は変わります。
迷ったときは、次のように選ぶと分かりやすいです。
| 旅行スタイル | おすすめの方法 |
|---|---|
| 2〜3日の短い旅行 | 海外ローミング |
| 3〜7日の一人旅 | 中国対応eSIM |
| eSIM非対応スマホ | 海外SIM |
| 家族・友人との旅行 | レンタルWi-Fi |
| ホテルWi-Fiも活用したい | VPN |
| 長期滞在・中国出張 | eSIM+VPN |
特に初心者の場合は、料金だけで決めるのではなく「設定が簡単か」「荷物が増えないか」「GoogleやLINEを使えるか」まで考えて選ぶのがおすすめです。
2〜3日の短い中国旅行なら海外ローミング

2泊3日などの短い中国旅行なら、まず検討したいのが海外ローミングです。
海外ローミングの一番のメリットは、普段使っているスマホをほぼそのまま中国でも使えることです。
新しくSIMカードを購入したり、eSIMを設定したり、Wi-Fiルーターをレンタルしたりする必要がありません。
対応している料金プランなら、
中国に到着
↓
スマホの「データローミング」をON
↓
インターネットにつながる
というシンプルな使い方ができます。
例えばahamoは2026年4月時点で91の国・地域に対応し、国内外合計で月間30GBまで追加料金なしで海外データ通信を利用できます。楽天モバイルも対象となる100以上の国・地域で月2GBまで海外ローミングをプラン料金内で利用できます。
そのため、
「2〜3日しか滞在しない」
「SIMの設定は難しそう」
「できるだけ簡単に使いたい」
という人には特に向いています。
また、海外ローミングは通信が海外側を経由する仕組みになっている場合があるため、中国国内の一般的なSIMとは違い、LINEやGoogleなどを利用できるケースがあります。
ただし、契約している携帯会社やプランによって料金、データ容量、中国での利用条件は違います。
出発前に、
「中国が対象エリアか」
「追加料金はいくらか」
「何GBまで使えるか」
を確認しておきましょう。
なお、長期滞在には向かないプランもあります。例えばahamoは、海外で最初にデータ通信を利用した日から15日を超えると通信速度が最大128kbpsに制限されます。
そのため、短期旅行なら海外ローミング、長期滞在なら別の方法と考えると分かりやすいでしょう。
3〜7日の一人旅なら中国対応eSIM

3日〜1週間程度の一人旅なら、中国対応eSIMがおすすめです。
eSIMはスマホに内蔵されているデジタルSIMなので、SIMカードを入れ替える必要がありません。
日本にいる間に旅行用eSIMを購入してスマホに設定しておけば、中国に到着してから通信回線を切り替えるだけで使えます。
そのため、
「一人旅なのでWi-Fiルーターを持ち歩きたくない」
「普段使っているSIMカードを抜きたくない」
「スマホ1台だけで完結させたい」
という人に向いています。
特に旅行中は、スマホで地図を見たり、翻訳したり、配車アプリを使ったりする機会が多いため、ルーターなしでスマホ単体で通信できるeSIMはかなり身軽です。
ただし、ここでも注意点があります。
「中国対応eSIM」と書いてあれば、すべてGoogleやLINEが使えるわけではありません。
中国のネット規制を受けにくい海外ローミング型のeSIMなど、Google・LINE・YouTubeなどが利用できることを明記している商品を選びましょう。
また、購入前に自分のスマホがeSIMに対応しているか確認することも大切です。
Appleも海外旅行用eSIMの利用を案内していますが、中国本土ではeSIMに関する端末・通信会社の条件が通常とは異なります。特に中国本土の通信会社が発行するeSIMには端末制限があるため、旅行用eSIMは対応機種を確認し、日本にいる間に設定を済ませておくのがおすすめです。
3〜7日程度の一人旅なら、使いやすさと身軽さのバランスがいい方法です。
eSIM非対応スマホなら海外SIM

使っているスマホがeSIMに対応していない場合は、海外SIMがおすすめです。
海外SIMは、スマホに実際のSIMカードを差し込んで利用するタイプです。
仕組みそのものはeSIMと似ていますが、デジタルで設定するのではなく、物理的なSIMカードを交換する点が違います。
例えば、
日本で中国旅行向けSIMを購入
↓
中国に到着
↓
SIMカードを交換
↓
必要な設定をして利用開始
という流れです。
最近はeSIM対応スマホが増えていますが、少し古いスマホや機種によってはeSIMに対応していません。
そんな場合でも、海外SIMなら利用できる可能性があります。
また、
「eSIMの設定がよく分からない」
「カードを入れ替える方が分かりやすい」
という人にも向いています。
ただし、中国現地の一般的なSIMを購入すればGoogleやLINEも使える、というわけではありません。
中国国内の通常回線を使うSIMは、基本的に中国のネット規制を受けます。
そのため、購入するときは**「中国本土でGoogle・LINEなどを利用できる」と確認できる海外旅行者向けSIM**を選びましょう。
また、日本のSIMカードを取り外す場合は紛失にも注意してください。
小さなSIMカードはなくしやすいので、ケースなどに入れて保管しておくと安心です。
家族や友人との旅行ならレンタルWi-Fi

家族や友人など2人以上で中国へ旅行するなら、レンタルWi-Fiも便利です。
大きなメリットは、1台のWi-Fiルーターを複数人で共有できることです。
例えば4人家族なら、
レンタルWi-Fi 1台
↓
お父さんのスマホ
お母さんのスマホ
子どものスマホ
タブレット
というように、複数の端末を接続できます。
それぞれがeSIMやSIMを購入する必要がないため、人数によっては料金を抑えられることもあります。
また、
「スマホだけではなくパソコンも使いたい」
という場合にも便利です。
海外用Wi-Fiは複数端末を接続できるのがメリットですが、ルーターを持ち歩く必要があり、充電管理も必要になります。
そのため、
一人旅 → eSIMの方が身軽
家族・友人旅行 → Wi-Fiをみんなで共有
という考え方をすると選びやすいでしょう。
ここでも、普通の中国回線を利用するWi-FiではGoogleやLINEが規制される可能性があります。
必ず**「中国のネット規制に対応」「Google・LINEなどが利用可能」**と案内されている中国向けレンタルWi-Fiを選びましょう。
ホテルWi-Fi中心で使うならVPN

「外出中はあまり通信しないので、ホテルのWi-Fiを中心に使いたい」
という人には、VPNが便利です。
中国のホテルWi-Fiはインターネットには接続できますが、そのままではGoogleやLINE、YouTubeなどが規制されています。
そこでVPNを利用すると、ホテルWi-Fiを使いながら海外のVPNサーバー経由で通信できるため、規制対象のサービスへアクセスできる場合があります。
イメージとしては、
ホテルWi-Fi
↓
VPN
↓
海外のサーバー
↓
Google・LINEなど
という仕組みです。
VPNのメリットは、ホテルだけではなく、空港やカフェなどのWi-Fiでも利用できることです。
また、一つのVPN契約でスマホ、タブレット、PCなど複数端末に対応しているサービスもあります。
そのため、
「ホテルではPCも使いたい」
「YouTubeなどでデータ通信をたくさん使う」
「モバイルデータ容量を節約したい」
という人にも向いています。
ただし、VPNだけではインターネットにつながりません。
VPNは通信経路を変えるサービスなので、
ホテルWi-Fi+VPN
のように、元になるインターネット回線が必要です。
また、中国ではVPNへの規制も行われているため、どのVPNでも安定して使えるわけではありません。
中国で使う予定なら、出発後ではなく日本にいる間に、中国での接続実績があるVPNを契約してアプリを準備しておくのがおすすめです。
長期滞在や出張ならeSIM+VPNもおすすめ

1週間以上の滞在や中国出張なら、eSIMとVPNを組み合わせる方法もおすすめです。
なぜ2つ用意するのかというと、使う場面を分けられるからです。
例えば、
外出中
→ eSIMで通信
ホテル
→ Wi-Fi+VPN
という使い方ができます。
外ではeSIMを使えば、Wi-Fiスポットを探す必要がありません。
一方、ホテルに戻ったらWi-Fi+VPNを利用すれば、eSIMのデータ容量を節約しながらPCやスマホを使えます。
特に中国出張では、
- Gmailを確認する
- Google Driveを使う
- 日本のWebサイトを確認する
- PCで仕事をする
- オンライン会議をする
など、旅行よりもインターネットを使う時間が長くなりがちです。
そのため、通信方法を1つだけに頼らないことも重要です。
例えばeSIMの通信が一時的に不安定でも、ホテルWi-Fi+VPNという別の方法があれば対応できます。
反対に、ホテルWi-Fiが遅い場合はeSIMへ切り替えることもできます。
また、海外ローミングには長期間利用すると制限がかかるプランがあります。例えばahamoは海外で15日を超えると速度制限がかかるため、長期滞在ではeSIMなど別の通信手段も検討した方が使いやすいでしょう。
長期滞在や仕事でインターネットが欠かせない人ほど、「eSIMだけ」「VPNだけ」と1つに絞らず、2つの通信手段を用意しておくと安心です。
迷った場合は、
短期旅行 → 海外ローミング
一人旅 → 中国対応eSIM
eSIM非対応 → 海外SIM
家族・友人旅行 → レンタルWi-Fi
ホテルWi-Fi中心 → VPN
長期滞在・出張 → eSIM+VPN
と考えると、自分に合った方法を選びやすくなります。
中国でVPNを使えばネット規制を回避できる?

中国に長期出張や留学で滞在するなら、現地で中国のSIMカードを契約して使う人も多いと思います。
中国の現地SIMは、長く滞在する人にとってかなり便利です。
中国国内での電話やインターネットも使いやすく、海外ローミングをずっと使い続けるより料金を抑えやすいこともあります。
ただ、中国の現地SIMをそのまま使うと、GoogleやGmail、YouTube、Instagramなど一部の海外サービスは使えません。
そこで役立つのがVPNです。
長期滞在なら、
中国の現地SIM+VPN
という組み合わせにしておくと使いやすいです。
普段は現地SIMでインターネットを使い、Googleなどの海外サービスを使いたいときだけVPNをONにする、という使い方ができます。
ホテルや自宅、学校のWi-Fiを使うときも、
Wi-Fi+VPN
という組み合わせで利用できます。
VPNを使うとGoogleやLINEが使える理由

「現地SIMではGoogleが使えないのに、どうしてVPNを使うと使えるの?」
と疑問に感じるかもしれません。
難しい仕組みまで覚える必要はありません。
簡単にいうと、VPNを使うことで、中国からそのまま海外サービスへアクセスするのではなく、海外を経由してインターネットを利用できるようになります。
そのため、
Google検索
Gmail
Google Drive
YouTube
Instagram
LINE
など、中国ではそのまま使えないサービスにもアクセスできる場合があります。
長期出張や留学では、こうした海外サービスが必要になる場面も少なくありません。
たとえば、
仕事のGmailを確認したい
Google Driveの資料を見たい
日本の家族や友人とLINEしたい
YouTubeを見たい
といったときです。
そんなときは、現地SIMだけでは使えなくても、VPNを一緒に使うことで利用できる可能性があります。
イメージとしては、
中国国内のサービス → 現地SIM
日本や海外のサービス → 現地SIM+VPN
と使い分ける感じです。
ホテルや自宅では、
Wi-Fi+VPN
に切り替えれば、現地SIMのデータ容量も節約できます。
中国では使えるVPNと使えないVPNがある

ここは少し注意が必要です。
VPNなら何でも中国で使えるわけではありません。
日本では問題なく使えるVPNでも、中国ではうまく接続できないことがあります。また、以前は使えていたVPNが、規制の影響で急につながりにくくなることもあります。
そのため、中国で使うVPNを選ぶときは、料金や知名度だけではなく、実際に中国から接続できているかを確認することが大切です。
VPNLABOでは、中国で利用できるVPNを定期的に実際の回線でテストしています。
最近の接続結果は以下のとおりです。
・日本系VPN
・海外系VPN
| ExpressVPN | △遅い |
| NordVPN | ×接続不可 |
| UCSS | ◎超快適 |
| 12VPN | ◎超快適 |
| VPN.AC | ◯ 快適 |
| Surfshark | ◯ 快適 |
| CyberGhostVPN | ×接続不可 |
| VyperVPN | ×接続不可 |
| PureVPN | ×接続不可 |
・無料VPN
| VPNネコ | ◯ 快適 |
| Windscribe | ×接続不可 |
| Hide.me | ×接続不可 |
| ProtonVPN | ×接続不可 |
| VPNMaster | ×接続不可 |
| Betternet | ×接続不可 |
このように、同じVPNでも中国で安定して使えるものと、接続しにくいものがあります。
また、中国のネット規制は状況が変わることがあるため、今使えているVPNがずっと同じように使えるとは限りません。
特に長期の出張や留学では数週間〜数か月使うことになるので、中国での接続実績だけでなく、つながらなくなったときにも対策を続けているVPNサービスを選んでおくと安心です。
VPNLABOでも接続状況を定期的に確認しているので、中国へ行く前には最新のテスト結果をチェックしてみてください。
また、仕事で中国へ行く場合は、会社が専用のVPNを用意していることもあります。その場合は、自分でVPNを契約する前に、会社のIT担当者に中国からの接続方法を確認しておくのがおすすめです。
VPNは中国に行く前に準備しておく

VPNを使う予定なら、中国に着いてからではなく、日本にいる間に準備しておくのがおすすめです。
中国に着いてから、
「Googleが使えないからVPNを契約しよう」
と思っても、VPN会社のサイトが開かなかったり、アプリをダウンロードしにくかったりすることがあります。
そのため、出発前に、
VPNを契約しておく
スマホにVPNアプリを入れておく
パソコンにもVPNを入れておく
実際に一度つながるか試しておく
ここまで済ませておくと安心です。
長期滞在なら、スマホだけでなくPCにもVPNを入れておくと便利です。
出張ではGoogle Driveや日本のWebサイトを仕事で使うことがありますし、留学でもパソコンでYouTubeや海外サイトを見る機会があります。
また、中国でVPNがうまくつながらなくなったときに備えて、
VPN会社のサポートページをスクリーンショットしておく
ログインIDやパスワードを確認しておく
といった準備もしておくと安心です。
長期出張や留学なら、
① 中国に着いたら現地SIMを契約する
② VPNは日本で準備しておく
③ 普段は現地SIMを使う
④ GoogleやLINEなどを使いたいときはVPNをONにする
という流れにしておくと分かりやすいです。
中国で長く生活するなら、現地SIM+VPNは使いやすい組み合わせの一つです。
ただし、VPNの接続状況は変わることがあります。
出発前には、そのVPNが今も中国で使えているか最新情報を確認しておくのがおすすめです。
中国でVPNを使うのは違法?

中国でVPNを使おうと思ったとき、
「VPNを使ったら違法になるの?」
と心配になる人も多いと思います。
結論からいうと、少し複雑です。
中国では、海外のインターネットへ接続する方法が厳しく管理されています。そのため、認められていない方法でネット規制を回避することには注意が必要です。
ただ、ここで知っておきたいのは、中国でVPNそのものがすべて禁止されているわけではないということです。
実際、中国には多くの海外企業があります。
こうした企業は、中国にいながら海外の本社や社内システムと連絡を取る必要があります。海外のWebサービスを仕事で使うこともあります。
もしVPNや海外との通信をすべて禁止してしまったら、海外企業は仕事をするのがかなり難しくなってしまいます。
中国にとっても、海外企業が活動しにくくなるのは大きなデメリットです。
そのため、中国では海外企業などが仕事で海外と通信できるように、認められた国際回線や通信サービスを利用する仕組みが用意されています。
つまり、中国の考え方は、
「VPNを全部禁止する」
というよりも、
「海外との通信方法を管理する」
というイメージに近いです。
一方で、個人が市販のVPNを使ってネット規制を回避する場合は、企業が正式に利用している国際回線とは扱いが違います。
そのため、
「中国ではVPNは全部違法」
と考えるのも正確ではありませんし、
「VPNなら自由に使って大丈夫」
と考えるのもおすすめできません。
中国でVPNを使う場合は、こうしたルールがあることを知ったうえで利用するようにしましょう。
外国人旅行者がVPNを利用するときの注意点

では、日本から中国へ旅行する人がVPNを使った場合はどうなのでしょうか。
ここも気になりますよね。
これまでの報道や公的な情報を確認した範囲では、外国人旅行者が個人的にVPNを使ったことだけを理由に逮捕された事例は確認できません。
そのため、
「中国でVPNをONにしたら、すぐに外国人が逮捕される」
というイメージを持つ必要はないでしょう。
実際、中国に住む外国人や海外企業には、仕事や家族との連絡のために海外のインターネットサービスを利用する必要があります。
ただし、これは
「外国人ならVPNを自由に使っても絶対に問題ない」
という意味ではありません。
中国に滞在している以上、外国人でも現地の法律やルールに従う必要があります。
また、VPNを使うことと、VPNを使って何をするかは別の問題です。
VPNを使って中国の法律に違反する行為をした場合は、当然その行為自体が問題になります。
旅行や出張でVPNを利用するときは、
「VPNを使っているから何をしても大丈夫」
とは考えず、普通に現地のルールを守って利用することが大切です。
仕事で中国へ行く人は、会社が専用のVPNや国際回線を用意している場合もあります。
その場合は、自分でVPNを契約する前に、会社のIT担当者に中国からの接続方法を確認しておくと安心です。
無料VPNの利用には注意が必要

中国でVPNを使うなら、よく分からない無料VPNをとりあえず使うのはおすすめできません。
理由は大きく2つあります。
まず、中国では無料VPNがうまくつながらないことが多いからです。
中国ではVPN自体も規制されているため、日本では普通に使えるVPNでも、
まったく接続できない
つながってもすぐ切れる
昨日まで使えていたのに突然つながらなくなる
といったことがあります。
特に無料VPNは、中国向けに細かく対策を続けていないサービスもあります。
もう一つ大切なのが、自分の通信をVPN会社に任せることになるという点です。
VPNを使うと、スマホやパソコンの通信はVPN会社のサーバーを通ります。
そのため、VPN会社にはサービスの仕組みによって、
・どこから接続したか
・いつVPNを使ったか
・どれくらい通信したか
・どのようなサイトに接続したか
といった情報が分かる場合があります。
だからこそ、どのVPN会社を使うかはとても大切です。
もちろん、VPN会社がLINEのメッセージやパスワードを何でも読める、という意味ではありません。
現在は多くのサイトやアプリで通信が暗号化されているため、内容そのものまでは見えないことが多いです。
ただし、運営元がよく分からないVPNに自分の通信を通すのは、やはり不安があります。
特に無料VPNの場合は、
「どうして無料でサービスを続けられるの?」
と一度考えてみた方がいいでしょう。
広告収入で運営しているVPNもありますし、有料プランの利益で無料版を提供している会社もあります。
そのため、無料VPNがすべて危険というわけではありません。
でも、
運営会社がよく分からない
どんな情報を保存しているのか書かれていない
プライバシーポリシーが分かりにくい
といった無料VPNは避けた方が安心です。
特に中国への長期出張や留学では、
Gmail
Google Drive
仕事の資料
学校のアカウント
ネットバンキング
など、大切な情報を扱うこともあります。
そんな通信を、よく分からない無料VPNに任せるのはできるだけ避けたいところです。
VPNを選ぶときは、
運営会社がはっきりしているか
個人情報をどう扱うか説明されているか
中国で実際に使えているか
を確認しておくと安心です。
特に中国では、「無料だから選ぶ」のではなく、「このVPN会社に自分の通信を任せても大丈夫か」で選ぶことが大切です。
また、中国ではVPNの接続状況が変わることがあります。
出発前には、そのVPNが現在も中国で使えているか、最新の接続結果も確認しておきましょう。
中国のネット規制に関するよくある質問

中国ではLINEは使えますか?
中国本土では、LINEはそのままでは基本的に使えません。
2026年8月9日時点でも、LINE公式サイトへのアクセスは中国本土からブロックされています。海外ローミングや中国対応eSIM、VPNなどを使えば利用できる場合があります。
中国ではGoogleは使えますか?
中国本土では、Google検索は基本的に使えません。
GmailやGoogle Drive、Googleマップなど、多くのGoogleサービスも規制されています。利用したい場合は、海外経由のeSIMやVPNなどを準備しておく必要があります。
中国ではYouTubeを見られますか?
中国本土では、通常のインターネット回線ではYouTubeを見ることができません。
2026年現在もYouTubeは規制対象です。海外経由のeSIMやVPNなどを使えば視聴できる場合があります。
中国ではInstagramやXは使えますか?
中国本土では、InstagramやX(旧Twitter)も基本的に使えません。
中国のホテルWi-Fiや現地SIMをそのまま使った場合はアクセスできないため、利用したい場合は事前に通信方法を準備しておきましょう。
中国ではVPNなしでGoogleやLINEを使えますか?
使える方法もあります。
たとえば、海外のネットワークを経由する中国対応eSIMや海外ローミングなら、VPNなしでもGoogleやLINEを使える場合があります。
一方、中国の現地SIMや一般的なホテルWi-Fiでは規制を受けるため、VPNが必要になることがあります。
中国ではeSIMならGoogleやLINEを使えますか?
eSIMによります。
海外のネットワークを経由する旅行者向けeSIMなら、GoogleやLINEなどをVPNなしで使える商品があります。
ただし、**「中国対応eSIMなら何でも使える」というわけではありません。**購入前にGoogleやLINEが利用できるか確認しておきましょう。
中国では海外ローミングならネット規制を回避できますか?
海外ローミングなら、規制の影響を受けずに使える場合があります。
日本の携帯会社の通信を海外ローミングで利用するため、中国の現地SIMとは通信の仕組みが異なります。
ただし、対応国や料金、データ容量は携帯会社によって違うので、出発前に確認しておきましょう。たとえばahamoは海外91の国・地域でデータ通信を提供しています。
中国のホテルWi-FiでVPNを使えばLINEは使えますか?
VPNが正常につながれば、LINEを使える場合があります。
ホテルWi-Fi自体は中国のネット規制を受けますが、そのWi-Fiに接続したうえでVPNを使う方法があります。
ただし、中国では使えないVPNもあるため、中国での接続実績があるVPNを選ぶことが大切です。
中国に着いてからVPNを契約できますか?
契約できる場合もありますが、日本にいる間に準備しておくのがおすすめです。
中国ではVPN会社のサイトやアプリにアクセスしにくくなることがあります。VPN各社も、中国へ行く前にアプリをインストールして準備しておくことを案内しています。
できれば、契約・アプリのインストール・ログイン確認まで出発前に済ませておきましょう。
香港でも中国と同じネット規制がありますか?
香港は中国本土とはインターネット環境が異なります。
中国本土のグレートファイアウォールは香港にはそのまま適用されておらず、Googleなどのサービスは基本的に利用できます。
ただし、香港でも一部コンテンツが裁判所の命令などによって制限されるケースはあります。そのため、「中国本土とまったく同じ規制ではない」と考えるのが分かりやすいです。
まとめ:中国のネット規制は旅行前に対策しておこう

中国では、GoogleやLINE、YouTube、Instagramなど、日本では普段使っているサービスがそのままでは利用できないことがあります。
でも、旅行前に通信方法を準備しておけば、中国でも普段に近い形でインターネットを使うことは可能です。
今回紹介した方法は、次の5つです。
| 方法 | こんな人におすすめ |
|---|---|
| 海外ローミング | 2〜3日の短期旅行・設定を簡単にしたい人 |
| 中国対応eSIM | 3〜7日の一人旅・スマホだけで完結したい人 |
| 海外SIM | eSIM非対応スマホを使っている人 |
| レンタルWi-Fi | 家族や友人と一緒に旅行する人 |
| VPN | 長期滞在・出張・ホテルWi-Fiも使いたい人 |
迷った場合は、旅行期間と人数で選ぶと分かりやすいです。
短期旅行なら海外ローミング
一人旅なら中国対応eSIM
eSIMが使えないスマホなら海外SIM
家族や友人との旅行ならレンタルWi-Fi
長期滞在や出張なら現地SIM+VPN
という選び方がおすすめです。
中国旅行で使いやすいおすすめサービス
ここでは、それぞれの方法で使いやすいサービスを紹介します。
海外ローミングを使いたい人はこちら
普段使っているスマホをそのまま中国でも使いたい人におすすめです。
中国対応eSIMを使いたい人はこちら
一人旅や、Wi-Fiルーターを持ち歩きたくない人におすすめです。
海外SIMを使いたい人はこちら
eSIMに対応していないスマホを使っている人におすすめです。
レンタルWi-Fiを使いたい人はこちら
家族や友人と一緒に中国へ行く人や、スマホとPCをまとめて接続したい人におすすめです。
中国で使えるVPNを探している人はこちら
長期出張や留学、ホテルWi-Fiも活用したい人におすすめです。
特に注意したいのは、「中国でインターネットが使える」と書かれているだけでは、GoogleやLINEまで使えるとは限らないことです。
eSIMや海外SIM、レンタルWi-Fiを選ぶときは、購入前にGoogle・LINE・YouTubeなどが中国本土でも利用できるかを確認しておきましょう。
VPNについても同じで、すべてのVPNが中国で使えるわけではありません。
長期出張や留学でVPNを使うなら、中国で実際に接続できているVPNを選び、日本にいる間に契約とアプリの設定まで済ませておくと安心です。
中国に到着してから、
「LINEが使えない」
「Googleマップが開かない」
「VPNをダウンロードできない」
と困らないためにも、出発前に自分に合った通信方法を1つ決めておくことが大切です。
旅行スタイルに合った方法を選んで、中国でも快適にインターネットを使えるよう準備しておきましょう。
