
中国へ旅行や出張に行く予定があると、
「中国でもGoogle検索は普通に使える?」
「GmailやGoogleマップも開けないの?」
「VPNを契約しておけば大丈夫?」
と気になりますよね。
結論からいうと、中国のホテルWi-Fiや一般的な現地SIMにそのまま接続しただけでは、Google検索やGmail、Googleマップなどは基本的に利用できません。
中国ではインターネット規制が行われており、Googleだけでなく、YouTubeやLINE、Instagram、Xなど、日本では普段何気なく使っているサービスの一部にもアクセスしにくくなっています。
ただし、「中国に行ったらGoogleはまったく使えない」というわけではありません。
通信方法をきちんと選んでおけば、中国でもGoogleを使うことはできます。
主な方法は、海外ローミング、中国対応eSIM、海外SIM、規制対応のレンタルWi-Fi、中国対応VPNの5つです。
ここで少しややこしいのが、誰にでも同じ方法がおすすめというわけではないことです。
たとえば3〜7日程度の旅行なら、VPNをわざわざ契約するよりも、中国対応eSIMや海外ローミングの方が簡単なことがあります。
反対に、留学や駐在などで長く中国に滞在し、自宅やホテルのWi-Fiを使いながらGoogleを利用したいなら、中国対応VPNの方が使いやすいでしょう。
また、家族で旅行するならレンタルWi-Fi、eSIMに対応していないスマホなら海外SIMなど、滞在期間・使う端末・人数によって選び方が変わります。
そのため、この記事では単に「中国でGoogleを使うにはVPNがおすすめ」と紹介するのではなく、自分に合った通信方法を決めるために必要な情報をまとめてお伝えします。
具体的には、5つの方法の違いだけでなく、料金の目安、どんな人に向いているのか、おすすめサービス、中国へ行く前に準備しておくことまで順番に紹介します。
この記事を最後まで読めば、「自分はどの方法を用意して中国へ行けばいいのか」が分かるようになるはずです。
VPNLABOでは、中国現地でVPNの接続テストや速度テストを行いながら、中国のネット環境を実際に確認しています。この記事でも、そうした現地での利用経験を踏まえながら、できるだけ初心者にも分かりやすく紹介していきます。
まずは、中国でGoogleを使う5つの方法を簡単に比べてみましょう。
| 中国でGoogleを使う方法 | Googleの利用 | 手軽さ | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 海外ローミング | ○※ | ◎ | 短期旅行・出張 |
| 中国対応eSIM | ○※ | ◎ | 旅行・出張 |
| 海外SIM | ○※ | ○ | eSIM非対応端末・料金を抑えたい人 |
| 規制対応レンタルWi-Fi | ○※ | ◎ | 家族・複数人・PCも使う人 |
| 中国対応VPN | ○ | ○ | 長期滞在・留学・駐在・仕事 |
※eSIM・海外SIM・レンタルWi-Fiなら何でもGoogleが使えるわけではありません。「中国でGoogle・LINEなどが利用できる」「中国のネット規制に対応」などと案内されているサービスを選ぶことが大切です。
短期旅行なら、まず今使っているスマホの海外ローミングを確認し、利用しにくければ中国対応eSIMや海外SIMを検討すると分かりやすいでしょう。
一方、中国のホテルWi-Fiや自宅Wi-Fiを使いながらGoogleを利用したい人、留学や駐在などで長く滞在する人には中国対応VPNが便利です。
それではまず、2026年現在、中国でGoogleがどのような状況になっているのかから見ていきましょう。
方法別、おすすめのサービス
以前は中国到着後にSIMを挿して開通できる商品が一般的でしたが、2026年8月以降、China Unicom Hong Kong系SIMは、中国本土内で初回アクティベーションできません。日本にいる間に開通してから出発してください。
2026年現在、中国でGoogleは使える?

結論からいうと、2026年現在も、中国本土ではGoogleをそのまま使うのは難しい状況が続いています。
「中国ではGoogleが使えない」と聞いたことがあっても、「それは昔の話では?」と思う人もいるかもしれません。ですが、現在もGoogleへのアクセス制限は続いています。
中国のインターネット規制を継続的に調べているGreatFireでも、2026年8月時点で google.com や www.google.com へのアクセスが中国本土でブロックされていることが確認されています。GoogleマップやGoogle Driveなど、Google関連のサービスにも制限がかかっています。
VPNLABOでも、中国現地で実際にネット接続を試していますが、特別な対策をしていない状態ではGoogleを利用できないことを確認しています。
日本にいるとGoogleは当たり前のように使えるので、中国に着いてから急に開けなくなると少し戸惑うかもしれません。ホテルのWi-Fiにつないでも、Googleが日本と同じように使えるとは限りません。
ただし、ここで安心してほしいのは、中国ではGoogleがまったく使えないわけではないということです。
海外ローミングや中国対応のeSIM、レンタルWi-Fi、VPNなど、使う通信方法を工夫すれば、中国滞在中でもGoogleを使える方法があります。
ですので、2026年現在の状況は、
「中国の普通のネット回線ではGoogleは使いにくい。でも、事前に準備しておけば使うことはできる」
と考えておくと分かりやすいです。
次に、Google検索やGmail、Googleマップなど、中国で使えない・使いにくいGoogleサービスを見ていきましょう。
中国で使えない・使いにくいGoogleサービス

中国で利用しにくいのは、Google検索だけではありません。
普段よく使っているGoogleのサービスにも影響があります。主なものをまとめると、次のとおりです。
- Google検索
- Gmail
- Googleマップ
- Google Drive
- Googleドキュメント
- Googleスプレッドシート
- Googleフォト
- Google Play関連サービス
旅行中であればGoogle検索やGoogleマップ、出張や駐在ならGmailやGoogle Driveなどが使えないと、思っている以上に不便に感じるかもしれません。
ここでは、特に利用する人が多いサービスを中心に、どのような場面で困りやすいのかを見ていきます。
Google検索

中国本土の一般的なインターネット回線では、Google検索をそのまま利用するのは難しい状況です。
ブラウザからGoogleを開こうとしても、ページがうまく表示されなかったり、検索結果まで進めなかったりすることがあります。
日本では「分からないことがあれば、とりあえずGoogleで検索する」という人も多いですよね。そのため、中国に着いてから初めて使えないことに気づくと、少し戸惑うかもしれません。
旅行中でも、
「近くのお店を調べたい」
「観光地への行き方を検索したい」
「中国語の意味を調べたい」
といった場面はよくあります。
Google検索を使わない場合は、Bingや百度(Baidu)など、中国から利用できる検索エンジンを使う方法もあります。
VPNLABOでは、中国で使える検索サイトについても別の記事で紹介しているので、Googleの代わりを探している人はそちらも参考にしてください。
Gmail

仕事や普段の連絡でGmailを使っている人も、事前に準備しておいた方が安心です。
中国本土では、Gmailも一般的なインターネット回線からはそのまま利用しにくい状況です。
旅行なら数日メールを確認できなくても困らない人もいるかもしれませんが、出張や駐在ではそうはいきません。
たとえば、
「取引先から届いたメールを確認したい」
「ホテルや航空券の予約メールを見たい」
「Googleアカウントの認証メールを確認したい」
というときにGmailが開けないと困ってしまいます。
特に仕事でGmailを使っている人は、中国へ行く前に利用できる通信方法を準備しておくのがおすすめです。
VPNLABOでは「中国でGmailを使う方法」についても詳しく紹介しています。
Googleマップ

中国旅行で特に困りやすいのが、Googleマップです。
日本ではGoogleマップを開けば、お店の場所やホテルまでの道順をすぐ確認できます。その感覚で中国へ行くと、
「ホテルまでの行き方を調べたいのにマップが開かない」
「保存していたお店の場所を確認できない」
といったこともあります。
Googleマップを普段からよく使っている人は、Googleを利用できる通信方法を準備しておくか、高徳地図(Amap)や百度地図など、中国でよく使われている地図アプリも用意しておくと安心です。
特に個人旅行では地図を見る機会が多いので、日本にいるうちに準備しておくと現地で慌てずにすみます。
Google Drive・Googleドキュメント

出張や駐在、留学で中国へ行く人は、Google DriveやGoogleドキュメントにも注意が必要です。
普段Google Workspaceを使って仕事をしている人にとっては、Google検索が使えないこと以上に困る場合があります。
たとえば、
「Google Driveに保存している資料を開く」
「Googleドキュメントを共同編集する」
「Googleスプレッドシートで資料を確認する」
といった普段の作業が、そのままではできなくなる可能性があります。
特に仕事でGoogleのサービスが欠かせない人は、中国に着いてから考えるのではなく、日本にいるうちに利用できる環境を準備しておくのがおすすめです。
では、中国でこうしたGoogleサービスを使いたい場合は、どのような方法があるのでしょうか。
次は、中国でGoogleを使う5つの方法を順番に紹介します。
中国でGoogleを使う方法は5つ

中国の一般的なネット回線ではGoogleをそのまま使うのは難しいですが、通信方法を変えれば、中国でもGoogle検索やGmailなどを使うことはできます。
主な方法は、次の5つです。
- 海外ローミングを使う
- 中国対応eSIMを使う
- 海外SIM・香港SIMを使う
- 規制対応のレンタルWi-Fiを使う
- 中国対応VPNを使う
「中国でGoogleを使うならVPNが必要」と思っている人もいるかもしれませんが、実際にはVPNを使わない方法もあります。
数日程度の旅行なら海外ローミングやeSIMが手軽ですし、家族旅行ならレンタルWi-Fi、長期滞在ならVPNが使いやすいなど、それぞれ向いている場面が違います。
ここでは、具体的なサービスも紹介しながら、それぞれの特徴を見ていきます。
①海外ローミングを使う

中国でGoogleを使う方法の中でも手軽なのが、日本で契約しているスマホの海外ローミングを利用する方法です。
海外ローミングなら、基本的には今使っているスマホをそのまま中国へ持って行けます。SIMカードを入れ替えたり、Wi-Fiルーターを持ち歩いたりする必要もありません。
具体例としては、楽天モバイルやahamoがあります。
楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」では、海外ローミング対応エリアで毎月2GBまで高速データ通信をプラン料金内で利用できます。2GBを使い切ったあとも通信できますが、速度は最大128kbpsに制限されます。
VPNLABOでも楽天モバイルを中国現地で実際に使っており、Googleなど中国の通常回線では利用しにくいサービスへアクセスできることを確認しています。
数日程度の旅行で、Google検索や地図、LINEなどを中心に使うのであれば、「すでに楽天モバイルを契約している」という人は、まず海外ローミングを試してみるといいでしょう。
もう少しデータ容量に余裕がほしい人なら、ahamoも便利です。
2026年現在、ahamoは中国を含む海外91の国・地域で利用でき、国内と海外を合わせて月30GBまで追加料金なしでデータ通信を利用できます。事前の申し込みも必要ありません。
ただし、ahamoは海外で最初にデータ通信を利用した日から15日を超えると、通信速度が最大128kbpsに制限されます。この制限はデータ容量を追加しても解除されず、日本へ帰国してデータ通信を行う必要があります。
そのため、ahamoは中国旅行や短期出張には使いやすい一方、長期の留学や駐在にはあまり向いていません。
すでに楽天モバイルやahamoを使っている人なら、新しくeSIMやVPNを契約する前に、まず海外ローミングを利用できないか確認してみるのがおすすめです。
②中国対応eSIMを使う

楽天モバイルやahamoを使っていない人や、普段のスマホ回線とは別に中国旅行用の通信を用意したい人には、中国対応eSIMも便利です。
eSIMは、スマホの中に新しい通信プランを追加する仕組みです。普通のSIMカードのようにカードを抜き差しする必要がなく、対応スマホであればオンラインで購入して設定できます。
中国旅行でeSIMを使う大きなメリットは、日本にいるうちに準備を済ませておけることです。
中国に着いてからSIMカードを探したり、Wi-Fiルーターを受け取ったりする必要がありません。
また、中国向けeSIMの中には、VPNを別に用意しなくてもGoogleやGmail、LINEなどを利用できるプランがあります。
Trifaを例にすると、2026年8月現在、
1GB・1日なら690円、1GB・3日なら790円から利用できます。
もう少し長く滞在する場合は、3GB・7日が1,960円です。データを多めに使いたい場合は、10GB・7日が3,820円となっています。
そのため、
短期・軽い利用 → 1GBなどの安いプラン
1週間ほどの旅行 → 3GB前後
SNSや地図をよく使う → 5GB〜10GB
というように、自分の使い方に合わせて選べます。
料金はプランや時期によって変わることがあるので、購入するときはTrifaアプリ内の最新価格も確認してください。
中国対応eSIMは、
「VPNの設定はちょっと難しそう」
「中国に着いたらすぐGoogleを使いたい」
「SIMカードを抜き差ししたくない」
という人には特に使いやすい方法です。
使い方はサービスによって多少違いますが、基本的には、
日本でeSIMを購入
→ QRコードやアプリからスマホに追加
→ 中国に着いたらeSIMを有効にする
→ モバイルデータ通信を切り替える
という流れです。
一度設定してしまえば、現地では普通のモバイル通信と同じような感覚で使えます。
eSIMはスマホの中に追加するので、普段使っている日本のSIMカードを抜く必要もありません。対応機種であれば、日本の電話番号を残したまま、中国ではeSIMをデータ通信に使うこともできます。
一方で、中国向けeSIMなら何でもGoogleが使えるわけではありません。
購入するときは、
- 中国本土で利用できるか
- GoogleやGmail、LINEなどを利用できると書かれているか
- VPNが別途必要か
- 自分のスマホがeSIMに対応しているか
を確認しておきましょう。
また、eSIMでGoogleが使えていても、ホテルの普通のWi-Fiへ切り替えるとGoogleが開かなくなることがあります。
これは、eSIMではなくホテル側の中国回線を使うことになるためです。
「外ではGoogleが使えていたのに、ホテルに戻ったら使えなくなった」という場合は、まずWi-FiをオフにしてeSIMのモバイルデータ通信へ戻してみると分かりやすいでしょう。
数日程度の中国旅行でスマホを中心に使うなら、2,000円程度でも準備できる中国対応eSIMは、手軽で使いやすい選択肢です。
③海外SIM・香港SIMを使う

eSIMに対応していないスマホなら、物理SIMカードを入れ替えて使う方法もあります。
具体例としては、AmazonやYahoo!ショッピングなどで購入できるChina Unicom(中国聯通)の中国向けSIMがあります。
日本にいるうちにSIMカードを購入しておき、中国へ到着したら普段使っているSIMカードと入れ替えて使います。
Yahoo!ショッピングにはChina Unicom Japanの公式ストアがあり、2026年8月現在、中国本土・マカオ向けの8日間12GBタイプや30日間20GBタイプなどが販売されています。
また、中国向けのローミングSIMには、商品説明でGoogle、LINE、X、Instagramなどを中国本土で利用できると案内されているものもあります。
使い方が分かりやすいので、
「eSIMに対応していないスマホを使っている」
「QRコードなどを使ったeSIM設定が苦手」
「旅行前にAmazonやYahoo!ショッピングで買っておきたい」
という人には向いています。
ただし、China Unicomの名前が付いていれば、どのSIMでも同じようにGoogleを使えるわけではありません。
中国本土で利用できるか、Googleなど規制対象サービスを利用できる商品なのか、データ容量や利用日数はどのくらいかを確認してから購入しましょう。
また、自分のスマホが利用するSIMに対応しているかも確認しておくと安心です。
以前は中国到着後にSIMを挿して開通できる商品が一般的でしたが、2026年8月以降、China Unicom Hong Kong系SIMは、中国本土内で初回アクティベーションできません。日本にいる間に開通してから出発してください。
④規制対応のレンタルWi-Fiを使う

家族や友人と一緒に中国へ行く人、スマホだけでなくパソコンやタブレットも使いたい人には、中国のネット規制に対応したレンタルWi-Fiもあります。
具体例としては、グローバルWiFiです。
グローバルWiFiには中国向けの「特別回線」があり、普通の中国回線では使いにくいGoogleやGmail、Googleマップ、LINE、YouTubeなどを利用できると案内されています。
2026年8月に更新された公式FAQでも、中国特別回線なら規制対象サービスを利用でき、一般的なVPNのような接続設定も必要ないと説明されています。
利用方法もシンプルです。
中国に着いたらWi-Fiルーターの電源を入れ、スマホやパソコンを接続します。
レンタルWi-Fiの大きなメリットは、1台で複数の端末をネットにつなげられることです。
家族旅行なら家族のスマホをまとめて接続できますし、出張ならスマホとノートパソコンを同時につなぐこともできます。
一方、Wi-Fiルーターを持ち歩く必要があり、充電が切れると通信できなくなる点は少し面倒です。
また、ここでも注意したいのは、中国向けレンタルWi-Fiなら何でもGoogleが使えるわけではないということです。
グローバルWiFiなら「中国特別回線」のように、GoogleやLINEなどの利用に対応しているプランを選びましょう。
スマホ1台だけならeSIMの方が身軽ですが、家族・複数人で旅行する人や、パソコンも使いたい人にはレンタルWi-Fiが便利です。
⑤中国対応VPNを使う

中国に長期間滞在する人や、ホテル・自宅のWi-Fiを使いながらGoogleを利用したい人には、中国で接続できるVPNを使う方法があります。
VPNを使うと、中国から直接Googleへアクセスするのではなく、海外にあるVPNサーバーを経由してインターネットへ接続できます。
イメージとしては、
中国のホテルWi-Fi → VPN → 海外のサーバー → Google
という流れです。
具体例としては、かべネコVPNやSurfsharkなどがあります。
かべネコVPNは中国での利用を強く意識したサービスで、2026年にも中国の通信規制や接続状況について細かく情報を更新しています。実際に2026年4月、中国電信や中国移動の一部回線で接続しにくくなった際にも、状況や利用者からの接続報告を公開していました。
Surfsharkも中国向けの接続方法を案内しており、2026年5月には、中国で通常のアプリ接続がうまくいかない場合にWireGuardを使った手動接続を試す方法を公式サポートで紹介しています。Surfshark自身も、中国では常に問題なく接続できることを保証できるわけではないとしています。
ここで特に覚えておきたいのが、「有名なVPNを選べば中国でも安心」とは限らないことです。
ExpressVPNやNordVPNは世界的に有名で、一般的なVPNランキングでは上位に出てくることも多いサービスです。
ところが、中国では状況が違います。
2026年の中国滞在者の報告を見ると、ExpressVPNやNordVPNについて「接続できなかった」「Wi-Fiによって使えなかった」といった例がある一方、「設定によっては使えた」という報告もあります。つまり、接続状況にかなりばらつきがあります。
これはExpressVPNやNordVPNが悪いVPNという意味ではありません。
中国ではVPNへの規制が変わることがあり、日本やほかの国で評価の高いVPNでも、中国では安定して接続できないことがあるということです。
そのため、中国用のVPNを選ぶときは、
「世界的に有名だから」
「利用者が多いから」
「海外のVPNランキングで1位だから」
という理由だけで決めてしまうと、現地に着いてから「全然つながらない」と困ることがあります。
VPNLABOでは、知名度や料金だけを見るのではなく、実際に中国現地から接続できるか、速度は十分に出るか、接続が安定しているかをテストすることを重視しています。
中国では接続状況が変わりやすいからこそ、直近の接続テストや、中国で問題が起きたときにきちんと情報を出しているサービスかどうかを見ることが大切です。
また、VPNそのものはインターネット回線ではありません。
VPNを使う場合も、
ホテルWi-Fi+VPN
自宅Wi-Fi+VPN
のように、もともとのネット回線が必要になります。
数日程度の旅行なら楽天モバイル・ahamoの海外ローミングやGlocal eSIMの方が手軽な場合もあります。
一方で、中国に長く滞在する人や、ホテル・自宅のWi-Fiを利用しながらGoogleやGmail、Google Driveを頻繁に使う人には、中国での接続実績を確認できるVPNが便利です。
- 海外ローミングを使う
- 中国対応eSIMを使う
- 海外SIM・香港SIMを使う
- 規制対応のレンタルWi-Fiを使う
- 中国対応VPNを使う
この5つのうち、どれを選べばいいかは、中国に滞在する期間や利用する端末によって変わります。
次は、旅行・出張・留学・駐在など、状況別にどの方法がおすすめなのかを見ていきましょう。
中国でGoogleを使うなら結局どの方法がおすすめ?

ここまで中国でGoogleを使う方法を紹介しましたが、「結局、自分はどれを選べばいいの?」と迷う人もいると思います。
選ぶときは、中国に滞在する期間・使っているスマホ・何人で使うのか・どのくらいネットを使うのかを考えると分かりやすいです。
料金の目安も含めると、だいたい次のように考えられます。
- 3〜7日程度の旅行 → eSIMまたは海外ローミング
- すでに楽天モバイル・ahamoを使っている → まず海外ローミングを確認
- eSIM非対応スマホ → China Unicomなどの海外SIM
- 家族・複数人 → 規制対応レンタルWi-Fi
- 留学・駐在など長期滞在 → 現地SIM+VPN
- 仕事でGoogleが必須 → 2つ以上の通信方法を用意
それぞれ、実際にどのくらいの費用がかかりそうなのかも見ていきましょう。
3〜7日程度の旅行ならeSIMか海外ローミング

3〜7日程度の中国旅行なら、中国対応eSIMか海外SIMが使いやすいです。
この2つに共通しているメリットは、Wi-Fiルーターを持ち歩かなくても、スマホだけでインターネットを使えることです。
また、中国向けの旅行用eSIMや海外SIMの中には、中国国外を経由して通信することで、VPNを別に用意しなくてもGoogleやGmail、LINEなどを使えるタイプがあります。
そのため、
「VPNの設定は難しそう」
「荷物を増やしたくない」
「中国に着いたらすぐGoogleを使いたい」
という人には向いています。
では、eSIMと海外SIMはどう選べばいいのでしょうか。
簡単に分けると、
eSIM対応スマホを使っている → eSIM
eSIM非対応スマホを使っている → 海外SIM
と考えると分かりやすいです。
eSIMは設定が簡単で、SIMカードを入れ替えたくない人向け
eSIMは、スマホの中に旅行用の通信プランを追加する仕組みです。
物理的なSIMカードを入れ替える必要がないので、普段使っている日本のSIMを入れたまま、中国用の通信を追加できます。
たとえば**Trifa(トリファ)**では、中国向けのeSIMプランが用意されています。
2026年8月現在の料金例では、
1GB・1日:690円
1GB・3日:790円
3GB・5日:1,860円
3GB・7日:1,960円
となっています。
2〜3日程度の旅行なら1,000円以内から使えますし、1週間程度でも3GBなら2,000円前後です。
Google検索やLINE、地図を中心に使うくらいなら、短期旅行ではこのくらいの容量で足りる人も多いでしょう。
eSIMは、
SIMカードを抜き差ししたくない
日本のSIMをそのまま残しておきたい
オンラインだけで申し込みから設定まで済ませたい
という人に向いています。
一方で、スマホがeSIMに対応していないと利用できません。
eSIM非対応なら海外SIM
スマホがeSIMに対応していない場合は、海外SIM・香港SIMなどの物理SIMを使う方法があります。
たとえば、AmazonやYahoo!ショッピングなどで購入できるChina Unicomの中国向けSIMがあります。
日本にいるうちに購入しておき、中国に着いたら普段使っているSIMカードと入れ替えて使います。
China Unicomの旅行用SIMは、2026年8月現在、8日間・12GBで1,000円台の商品もあり、eSIMと比べても料金を抑えやすいです。
そのため、
eSIMに対応していない
物理SIMの方が分かりやすい
データ容量を多めに使いたい
なるべく通信費を抑えたい
という人なら海外SIMが向いています。
ただし、SIMカードを入れ替える手間があり、日本で使っているSIMを旅行中になくさないように保管する必要があります。
また、「中国向けSIM」と書かれていれば何でもGoogleが使えるわけではありません。
購入するときは、GoogleやLINEなどの利用に対応している商品かどうかを必ず確認してください。
まとめると、
手軽さ・設定の簡単さを重視 → eSIM
eSIM非対応・料金や容量を重視 → 海外SIM
という選び方が分かりやすいでしょう。
どちらも短期旅行との相性はいいので、まずは自分のスマホがeSIMに対応しているか確認してから選ぶのがおすすめです。
以前は中国到着後にSIMを挿して開通できる商品が一般的でしたが、2026年8月以降、China Unicom Hong Kong系SIMは、中国本土内で初回アクティベーションできません。日本にいる間に開通してから出発してください。
海外ローミングが使えるなら新しく契約しなくてもいい

中国へ行くからといって、必ず新しいeSIMやVPNを契約する必要があるわけではありません。
特に、楽天モバイルやahamoをすでに使っている人は、最初に海外ローミングを確認してみてください。
楽天モバイルでは、海外ローミングで毎月2GBまでプラン料金内で利用できます。
そのため、2GBで足りるなら、中国旅行のために追加で通信料金を払わなくても済みます。
2GBを使い切ってしまった場合も、海外ローミング用の高速データを1GBあたり500円で追加できます。たとえば合計5GB使いたい場合、最初の2GBに加えて3GB追加するので、追加料金は1,500円です。
ahamoも海外ローミングがプランに含まれています。
月額2,970円のahamoでは、中国を含む対象国で月30GBまで追加料金なしで海外データ通信を利用できます。
つまり、すでにahamoを使っている人なら、中国へ行くためだけにeSIMを買わなくても、追加料金0円で済む可能性があります。
数日程度の旅行で、
「Googleでお店を調べたい」
「LINEで家族と連絡したい」
「移動中に地図を確認したい」
といった使い方なら、これだけで十分な人もいるでしょう。
中国旅行が決まったら、いきなり新しい通信サービスを契約するのではなく、
「今使っているスマホをそのまま中国で使えないかな?」
と確認してみるのがおすすめです。
家族や複数人ならレンタルWi-Fi

家族旅行や友人との旅行など、複数人で一緒にインターネットを使うならレンタルWi-Fiが便利です。
具体例としては、グローバルWiFiの中国特別回線があります。
2026年8月現在の通常料金を見ると、中国特別回線は、
4G 300MB/日 → 1,570円/日
4G 600MB/日 → 1,770円/日
4G 1.1GB/日 → 1,970円/日
4G 無制限 → 2,470円/日
となっています。
たとえば5日間利用するなら、通信料金だけで考えると約7,850〜12,350円ほどが目安です。
eSIMや海外SIMと比べると少し高く感じますよね。
ただ、レンタルWi-Fiのいいところは、1台を複数人で使えることです。
たとえば4人家族で5日間利用するなら、全員がそれぞれeSIMを契約するのではなく、1台のWi-Fiルーターを共有できます。
スマホだけでなく、
スマホ
パソコン
タブレット
など複数の端末を接続できるのも便利です。
そのため、1人旅ならeSIMの方が安くて身軽ですが、家族旅行や複数端末を使う場合は、料金だけでなく使いやすさも含めてレンタルWi-Fiを検討するといいでしょう。
ただし、家族が別行動すると、Wi-Fiルーターを持っていない人はネットにつながらなくなります。
また、ルーターの充電が切れると全員がネットを使えなくなるので、モバイルバッテリーも一緒に持っておくと安心です。
長期滞在・仕事なら中国対応VPN

留学や駐在などで中国に長く滞在するなら、中国対応VPNを準備しておくと便利です。
短期旅行ならeSIMや海外ローミングだけでも十分ですが、数か月、数年と暮らす場合は、自宅や学校、会社のWi-Fiも使うようになります。
その場合は、
自宅Wi-Fi+VPN
という使い方ができます。
さらに長期滞在で便利なのが、
中国の現地SIM+VPN
という組み合わせです。
中国に住むのであれば、中国移動(China Mobile)や中国聯通(China Unicom)、中国電信(China Telecom)などで現地SIMを契約して、中国の電話番号を持っておくと日常生活でも便利です。
現地SIMの料金は地域やプランによってかなり違いますが、2026年の中国通信会社の料金を見ると、月額数十元程度から利用できるプランがあります。たとえば中国移動では49元のプラン、中国聯通でも49元台のプランが確認されています。
ただし、中国の普通の現地SIMでは、そのままGoogleへアクセスすることはできません。
そこで、
中国の現地SIM → VPN → 海外サーバー → Google
という使い方をします。
VPNの費用は、それほど高くありません。
たとえば、かべネコVPNは、
1か月 → 880円
3か月 → 2,340円
6か月 → 3,480円
12か月 → 5,760円
なので、12か月プランなら1か月あたり480円程度です。VPNLABO限定の割引を使える場合は、さらに安く利用できます。
Surfsharkも長期契約が安く、2026年8月現在のStarterプランでは、キャンペーン価格で月2.49ドル相当、最初の27か月で67.23ドルとなっています。料金は為替やキャンペーンで変わるので、申し込み時に確認してください。
つまり、長期滞在の場合は、
現地SIMの月額料金+VPNが月500〜1,000円前後
という形で考えるとイメージしやすいでしょう。
自宅では「Wi-Fi+VPN」、外出中は「現地SIM+VPN」と使い分けられるので、留学や駐在のような長期滞在には使いやすい組み合わせです。
また、中国で使うVPNは有名だから選べば安心、というものではありません。
ExpressVPNやNordVPNのように世界的には有名なVPNでも、中国では接続が不安定になることがあります。
そのため、料金の安さや知名度だけを見るのではなく、
「最近、中国から実際に接続できているか」
を確認することが大切です。
VPNLABOでも、中国現地で実際にVPNへ接続し、速度や安定性を確認することを重視しています。
中国で使うのにおすすめの最強VPN3選を比較したい方はこちらの記事も見てください。
仕事で絶対Googleが必要なら2つ用意する

出張や駐在などで、Googleが使えなくなると仕事に支障が出る人は、通信方法を1つだけにしない方が安心です。
おすすめなのは、
eSIM+VPN
海外ローミング+VPN
現地SIM+VPN
などの組み合わせです。
たとえば中国へ長期駐在するなら、
普段の外出 → 現地SIM+VPN
自宅 → Wi-Fi+VPN
VPNが不安定なとき → 海外ローミングや中国対応eSIM
という使い分けができます。
バックアップ用の通信も、それほど高額にする必要はありません。
普段はホテルや会社のWi-Fi+VPNを使い、VPNが一時的につながりにくくなったときはTrifaへ切り替える、といった使い方もできます。
Trifaは中国のネット規制を受けにくい国際ローミングを利用するプランがあり、Googleなどを特別なVPN設定なしで利用できます。
中国では、昨日まで問題なく使えていたVPNが急につながりにくくなったり、通信会社やWi-Fiによって接続状況が変わったりすることがあります。
そのため、
「重要なオンライン会議がある」
「Gmailを毎日確認しないと困る」
「仕事のデータがGoogle Driveに入っている」
という人は、「これがダメなら、こちらを使う」という予備の通信方法を用意しておくと安心です。
旅行なら1つの通信方法だけでも十分なことがありますが、仕事でGoogleが欠かせない場合は、少し予算を多めに見て、2つの方法を準備しておくことをおすすめします。
中国でGoogleを使うのにおすすめのサービス

中国でGoogleを使う方法はいくつかありますが、サービスが多いので「結局どれがいいの?」と迷ってしまいますよね。
VPNLABOでは、料金だけでなく、中国での使いやすさ・実績・設定の簡単さ・サポートまで考えて選ぶことをおすすめしています。
| 方法 | おすすめサービス | 料金の目安 | 特に向いている人 |
| 海外ローミング | 楽天モバイル | 海外2GBまでプラン内 | 軽くネットを使う短期旅行 |
| 海外ローミング | ahamo | 海外30GBまで追加料金なし | データを多めに使う旅行・出張 |
| eSIM | Trifa | 3GB・7日 1,960円 | 設定の簡単さ・安心感重視 |
| 海外SIM | China Unicom | 8日12GB 約1,270円 | eSIM非対応スマホ |
| レンタルWi-Fi | グローバルWiFi | 1,570円/日~ | 家族・複数人・PC利用 |
| VPN | かべネコVPN | 長期なら月287円程度~ | 安さ・中国向け情報重視 |
| VPN | Surfshark | 長期契約で月2.49ドル~ | 複数人同時使用向け |
| VPN | UCSS | 3か月36ドル~ | 速度・動画配信サービス |
海外ローミングなら楽天モバイルかahamo

すでに日本で楽天モバイルやahamoを使っているなら、まず海外ローミングを確認してみるのがおすすめです。
中国旅行のためだけに、新しくeSIMを購入したりWi-Fiをレンタルしたりしなくても済む可能性があります。
両者を簡単に比べると、次のようになります。
| 楽天モバイル | ahamo | ドコモ「世界そのままギガ」の例 | |
| 中国で使える高速データ | 2GB/月 | 海外30GBまで | 国内契約容量を利用 |
| 海外利用の追加料金 | 2GBまでなし | なし | 7日5,280円など |
| 容量追加 | 1GB 500円 | 条件あり | 国内プランによる |
| 短期旅行 | ◎ | ◎ | ○ |
| 長期滞在 | ○ | △ | ○ |
| 向いている人 | 軽く使う人 | データを多く使う人 | ドコモ契約をそのまま使いたい人 |
楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」では、海外ローミングで毎月2GBまで高速通信をプラン料金内で利用できます。
2GBを使い切った場合も、1GB500円で高速データを追加できます。
VPNLABOでも楽天モバイルを中国現地で実際に使っており、VPNを別に用意しなくてもGoogleなどへアクセスできることを確認しています。
数日程度の旅行で、
「Googleでお店を調べる」
「LINEで家族と連絡する」
「ちょっと地図を確認する」
くらいの使い方なら、2GBでも足りる人はいるでしょう。
一方、データ容量にもう少し余裕がほしい人にはahamoが使いやすいです。
ahamoは中国を含む海外91の国・地域に対応しており、国内と海外を合わせて月30GBまで追加料金なしでデータ通信を利用できます。
Google検索だけでなくSNSや動画も使いたい人なら、楽天モバイルの2GBより余裕があります。
一般的なドコモ契約で「世界そのままギガ」を7日間利用すると5,280円かかるプランもあるので、すでにahamoを使っている人にとっては、追加料金なしで中国でも通信できるのは大きなメリットです。
ただし、ahamoは海外で最初にデータ通信を利用した日から15日を超えると、最大128kbpsに速度が制限されます。
そのため、1~2週間程度の中国旅行や短期出張には向いていますが、数か月の留学や駐在には別の方法の方が使いやすいでしょう。
大切なのは、「中国へ行くから何か契約しなければ」とすぐに考えないことです。
すでに楽天モバイルやahamoを使っているなら、まず今のスマホだけで対応できないか確認してみてください。
中国対応eSIMならTrifa

中国旅行でeSIMを使うなら、Trifa(トリファ)は初心者にも選びやすいサービスです。
Trifaは、東京都に本社を置く株式会社トリファが運営する日本発の海外eSIMサービスです。世界200以上の国・地域に対応していて、プランの購入からeSIMの設定、データ容量の追加までアプリの中で完結します。
国内の旅行用eSIMアプリでは、2024年5月~2025年4月のiOS・Android合計ダウンロード数でNo.1と案内されており、日本人向けeSIMとして利用者が多いのも安心材料のひとつです。
中国向けプランも用意されていて、料金は2026年8月時点で次のようになっています。
| Trifaの中国向けプラン例 | 料金 |
|---|---|
| 1GB・1日 | 690円 |
| 1GB・3日 | 790円 |
| 3GB・3日 | 1,760円 |
| 3GB・7日 | 1,960円 |
| 10GB・7日 | 3,820円 |
| 無制限・7日 | 5,990円 |
たとえば3日程度の短い中国旅行なら、1GB・790円から利用できます。
Google検索やLINEを少し使う程度なら小容量プラン、地図やSNSを頻繁に使うなら3GB~10GB、動画までたくさん見るなら無制限というように、自分の使い方に合わせて選べます。料金はプラン変更などで変わることがあるので、購入するときはアプリ内の最新価格を確認してください。(esimdb.com)
Trifaのいいところは、スマホのアプリだけで準備をほぼ完結できることです。
基本的には、
Trifaのアプリを入れる
→ 中国と旅行日程を選ぶ
→ データ容量を選ぶ
→ eSIMをスマホに追加する
→ 中国に着いたら回線を切り替える
という流れです。
公式でも設定は最短3分と案内されており、SIMカードを入れ替えたり、Wi-Fiルーターを空港で受け取ったりする必要がありません。
「初めてeSIMを使うので、設定できるか少し心配」という人でも取り組みやすいでしょう。
また、中国向けeSIMで特に気になるのが、
「GoogleやLINEは本当に使えるの?」
という点だと思います。
Trifaの中国向けプランは国際ローミング方式を利用しており、2026年の中国eSIM比較でも「海外アプリ制限なし」と表示されるプランでは、GoogleやLINEを利用するために別のVPNを用意する必要はないと案内されています。
実際に2025年11月に北京でTrifaを使った利用者による接続テストでも、LINEやInstagram、GoogleマップなどをVPNなしで利用できたことが確認されています。(tabigurui.xsrv.jp)
中国のホテルWi-FiではGoogleが開けない場合でも、Trifaのモバイル通信に戻せば使える、という使い方ができるわけです。
ただし、中国の通信環境やeSIM側の仕様は今後変わる可能性があります。購入するときは、Trifaアプリの中国プランに**「海外アプリ制限なし」などの表示があるか**を確認しておくと安心です。
Trifaは料金だけを見ると、最安クラスの中国向けeSIMではありません。
Amazonなどを探せば、もっと安い海外SIMやeSIMが見つかることもあります。
それでもTrifaをおすすめしやすい理由は、日本企業が運営していて、アプリが日本語で分かりやすく、困ったときに日本語でサポートを受けられることです。
Trifaでは24時間365日のチャットサポートも用意されています。中国への出張で利用している企業の事例でも、「日本企業のサービスで、日本語のチャットサポートを利用できる安心感」が導入理由のひとつとして挙げられています。
中国は日本とはネット環境が大きく違うので、
「安いeSIMを買ったけれど、現地でつながらない」
「設定方法が分からないけれど、問い合わせが英語しかない」
となると、初心者にはかなり大変です。
そのため、
とにかく最安料金を重視する人 → ほかの格安eSIMも比較
設定の分かりやすさや日本語サポート、実績まで重視する人 → Trifa
という選び方が分かりやすいでしょう。
またTrifaはテザリングにも対応しているため、対応プランならスマホの回線を使ってノートパソコンをネットにつなぐこともできます。中国旅行だけでなく、短期出張にも使いやすいeSIMです。(trifa.co)
ただし、利用するスマホがeSIM対応端末であることが前提です。
eSIMに対応していない場合は、無理にTrifaを使おうとせず、China Unicomなどの物理SIMを選ぶといいでしょう。
eSIM対応スマホで、初めて中国へ旅行するならTrifa。eSIM非対応ならChina Unicomの物理SIM。
このように考えると、初心者でも選びやすいと思います。
海外SIM・香港SIMならChina Unicom

eSIMに対応していないスマホを使っているなら、China Unicom(中国聯通)の旅行用物理SIMが分かりやすいです。
特に便利なのが、AmazonやYahoo!ショッピングなど、日本にいるうちに購入できることです。
2026年8月現在、China Unicom JapanのYahoo!ショッピング店では次のような中国向けSIMが販売されています。
| プラン | 料金 | データ量 | 利用期間 |
|---|---|---|---|
| 中国・マカオ | 1,270円 | 12GB | 8日 |
| 中国・マカオ | 1,900円 | 20GB | 30日 |
8日12GBなら1,270円なので、1週間程度の中国旅行ではかなり使いやすい価格です。30日20GBでも1,900円となっています。
China Unicomを選びやすい理由は、単に料金が安いからだけではありません。
販売元のChina Unicom Japanは中国聯通日本オペレーション株式会社で、日本国内に在庫を置き、日本語の問い合わせ窓口も用意しています。8日タイプには日本語説明書も付属しています。
旅行用SIMには、販売会社がよく分からなかったり、届いてみたら説明がほとんど英語・中国語だったりする商品もあります。
その点、日本国内で購入しやすく、日本語説明があり、中国向けの商品内容がはっきりしているのはChina Unicomのメリットです。
商品ページでも中国で規制されているLINEなどのアプリが使えると案内されており、購入者レビューには中国でGoogleやLINEを利用できたという報告もあります。
eSIMに対応しているならGlocal eSIMの方がSIMを抜き差ししなくて済みます。
反対に、
「スマホがeSIM非対応」
「QRコードで設定するよりSIMを入れ替える方が分かりやすい」
という人ならChina Unicomが向いています。
なお、ここで紹介しているのは旅行者向けのローミングSIMです。中国で長期間生活するための「中国現地SIM」とは少し用途が違うので注意してください。
以前は中国到着後にSIMを挿して開通できる商品が一般的でしたが、2026年8月以降、China Unicom Hong Kong系SIMは、中国本土内で初回アクティベーションできません。日本にいる間に開通してから出発してください。
中国対応レンタルWi-FiならグローバルWiFi

中国へ家族や友人と行く人、スマホだけでなくパソコンやタブレットも使いたい人には、グローバルWiFiの中国特別回線がおすすめです。
中国向けのレンタルWi-Fiには「グローバルWiFi」や「イモトのWiFi」などがあります。どちらも中国のネット規制を考えた回線を用意していて、GoogleやLINEなどを利用できます。
料金だけを見ると、イモトのWiFiの方が安いプランもあります。
| 比較項目 | グローバルWiFi | イモトのWiFi |
|---|---|---|
| 中国でGoogle・LINE | 特別回線で利用可能 | 中国プレミアム回線で利用可能 |
| 500~600MB程度 | 600MB 1,770円/日 | 500MB WEB割1,180円/日 |
| 1GB程度 | 1.1GB 1,970円/日 | 1GB WEB割1,400円/日 |
| 無制限 | 2,470円/日 | WEB割1,800円/日 |
| 空港受取 | 国内20空港・39拠点 | 国内6空港 |
| 利用実績 | 海外Wi-Fiレンタル9年連続利用者数No.1 | 海外Wi-Fiの大手サービス |
| 海外からのサポート | 電話・メール・LINEで24時間365日 | メール24時間受付、電話9~20時 |
| 特に向いている人 | 初めての中国・サポート重視 | 料金を抑えたい人 |
2026年8月現在、イモトのWiFiは中国向け500MBがWEB割で1日1,180円、1GBが1,400円、無制限が1,800円です。グローバルWiFiより安いので、料金だけで比べればイモトのWiFiにも十分メリットがあります。 また、イモトのWiFiも2023年から「中国プレミアム回線」を標準回線としており、GoogleやLINEなどをVPNなしで利用できると案内しています。
それでもVPNLABOが中国旅行の初心者にグローバルWiFiをすすめやすい理由は、料金以外の安心感がかなり大きいからです。
まず大きな違いが、受け取れる空港の多さです。
グローバルWiFiは2026年現在、国内20空港・39拠点で受取・返却ができます。
成田・羽田・関西・中部・福岡といった主要空港だけでなく、新千歳、旭川、仙台、新潟、小松、静岡、伊丹、広島、北九州、熊本、大分、宮崎、鹿児島、那覇など、地方空港にもかなり対応しています。
一方、イモトのWiFiが公式サイトで空港受取に対応しているのは、新千歳・成田・羽田・中部・関西・福岡の6空港です。主要空港から出発するのであれば問題ありませんが、地方から中国へ行く人はグローバルWiFiの方が受け取りやすいでしょう。
もうひとつ大きいのが、これまでの利用実績です。
グローバルWiFiは2012年からサービスを提供しており、東京商工リサーチの調査では、海外用Wi-Fiレンタル市場で9年連続利用者数No.1となっています。2026年7月には、グループ全体の利用者数が2,500万人を突破したと案内されています。
中国のようにネット環境が特殊な国では、この「実際に多くの人が海外で使ってきた」という実績は、価格以上に安心材料になると思います。
サポート体制にも違いがあります。
グローバルWiFiは、電話・メール・LINEで24時間365日問い合わせができます。
中国に着いてから、
「Wi-Fiにはつながったけれどネットが開かない」
「Googleが使えない」
「急に通信できなくなった」
といったトラブルが起きても、日本との時差や営業時間をあまり気にせず相談できます。公式サイトにも、接続できない場合や通信が不安定な場合など、症状別の対処方法が細かく用意されています。
イモトのWiFiも海外からのサポートがあり、メールは24時間受け付けています。ただし、海外からの電話問い合わせは2026年現在9~20時となっています。
そのため、初めて中国へ行く人や、ネットの設定にあまり詳しくない人なら、24時間電話やLINEでも相談できるグローバルWiFiの方が安心しやすいでしょう。
そして、中国用のレンタルWi-Fiを選ぶときに特に気をつけてほしいのが、料金だけで決めないことです。
中国では「Wi-Fiにつながること」と「Googleが使えること」は同じではありません。
安い中国向けWi-Fiを借りても、その通信が中国国内の通常回線をそのまま利用するタイプであれば、インターネットにはつながってもGoogleやGmail、LINEなどは利用できない可能性があります。
つまり、
「中国対応だから大丈夫だと思って持って行ったのに、Googleが使えなかった」
ということもあり得ます。
中国はグレートファイアウォールによるネット規制がある特殊な環境なので、数百円の価格差だけを見るよりも、**「GoogleやLINEが利用できる回線だとはっきり案内されているか」「中国での利用実績があるか」「現地で困ったときに相談できるか」**を確認した方が安心です。
その点、グローバルWiFiは中国向けに「特別回線」を用意し、Google・Gmail・Googleマップ・LINE・YouTubeなどを利用できることを公式に案内しています。
もちろん、イモトのWiFiも中国プレミアム回線が標準になっているので、中国用Wi-Fiとして十分候補になります。 料金をできるだけ抑えたい人なら、イモトのWiFiを選ぶのもいいでしょう。
一方、
初めて中国へ行く
地方空港から出発する
現地でのトラブルが不安
家族全員のネットを1台でまとめたい
仕事でネットが使えないと困る
という人なら、多少料金が高くても、受取拠点が多く、利用実績が豊富で、24時間365日のサポートがあるグローバルWiFiを選んでおくと安心です。
中国では「一番安いWi-Fi」よりも、「現地できちんと使えて、困ったときに助けてもらえるWi-Fi」を選ぶことをおすすめします。
中国対応VPNなら、かべネコVPN、Surfshark、UCSS

中国に長く滞在する人や、ホテル・自宅のWi-Fiを使いながらGoogleを利用したい人なら、中国での利用を意識したVPNを準備しておくと便利です。
VPNLABOでは、VPNは「世界的に有名だから」という理由だけで選ばないことをおすすめしています。
中国ではネット規制の影響が大きく、普通の国では非常に優秀なVPNでも、中国に入るとうまく接続できないことがあるからです。
2026年8月時点で候補にしやすいのは、かべネコVPN・Surfshark・UCSSです。
| かべネコVPN | Surfshark | UCSS | |
|---|---|---|---|
| 料金目安 | 880円/1か月 | 長期契約2.49ドル/月~ | 3か月36ドル~ |
| 中国向け | ◎ | ○~◎ | ◎ |
| 無料体験・返金 | 最大21日間試用 | 30日返金保証 | 原則返金に注意 |
| 同時利用 | 最大4接続 | 台数制限なし | Standardは3台 |
| 日本語サポート | ◎ | ○ | ○ |
| データ容量 | 基本無制限 | 無制限 | 50GB/月~ |
| 特に強い点 | 中国情報・安さ・試しやすさ | コスパ・複数端末・世界利用 | 中国専用回線・速度 |
| 向いている人 | 初心者・駐在 | 中国+海外旅行 | 仕事・速度重視 |
かべネコVPNは安く使えて、中国向けの情報も多い
中国で初めてVPNを使う人に紹介しやすいのが、かべネコVPNです。
かべネコVPNのいいところは、中国での利用をかなり意識して運営されていることです。
中国ではVPNの接続状況が変わりやすいですが、かべネコVPNは中国の規制状況や接続トラブルについて細かく情報を出しています。
そのため、
「今、中国で何が起きているのか分からない」
「急につながらなくなったときにどうすればいい?」
というときにも、情報を探しやすいのが安心です。
料金もかなり安めです。
契約期間やキャンペーンによって変わりますが、長期契約やVPNLABO限定の割引コードを利用すると、1か月あたり最大で約287円まで下がります。これは中国で使えるVPNの中では最安値です。
一般的なVPNでは月1,000円前後かかることも珍しくないので、中国に半年、1年と長く滞在する人にとってはかなり負担を抑えやすい料金です。
たとえば、
「中国に1年間留学するので、毎月VPNを使いたい」
という人なら、月数百円程度まで抑えられるのは大きなメリットでしょう。
また、かべネコVPNは無料で試せる期間もあります。
中国用VPNは、口コミで「つながる」と書かれていても、自分が使うホテルや通信会社ではうまくつながらないことがあります。
そのため、実際に自分の環境で試してから契約できるのはとても大きなポイントです。
一方で、ひとつ注意しておきたいのが、初期設定が少し難しいことです。
Surfsharkのような一般的なVPNは、
アプリをインストール
→ ログイン
→ 接続ボタンを押す
という流れで使えることが多いですが、かべネコVPNは利用する端末や接続方式によって、VPNの設定を自分で行う場面があります。
VPNを初めて使う人だと、
「どの接続方式を選べばいいの?」
「この設定項目は何を入力すればいい?」
と少し戸惑うかもしれません。
もちろん、日本語の設定マニュアルは用意されていますが、スマホやパソコンの設定が苦手な人にとっては、最初だけ少しハードルが高いと感じる可能性があります。
そのため、かべネコVPNは、
とにかく設定が簡単なVPNがいい
という人よりも、
少し設定に時間がかかっても、料金を抑えたい
中国での接続情報をしっかり確認したい
長期滞在で安くVPNを使いたい
という人に向いています。
VPNLABOとしては、**「初期設定の簡単さならSurfshark、料金の安さと中国向け情報ならかべネコVPN」**という分け方が分かりやすいと思います。
特に留学や駐在などで長く中国に滞在する人なら、月額をかなり抑えられるかべネコVPNは有力な選択肢です。
Surfsharkは価格と使いやすさのバランスがいい
Surfsharkは、中国だけではなく日本や海外旅行でもVPNを使いたい人に向いています。
2026年8月現在、Starterの長期プランはキャンペーン価格で月2.49ドル相当、最初の27か月が67.23ドルとなっています。30日間の返金保証もあります。
Surfsharkの大きな強みは、1つの契約で接続できる端末数に制限がないことです。
スマホ、パソコン、タブレットだけでなく、家族の端末までまとめて利用できます。
中国のように通信規制がある場所向けには「NoBorders」モードや、通常のアプリでつながらない場合の手動設定も案内されています。Surfshark自身も2026年6月に中国利用の記事を更新しており、中国では接続状況が変化するため常に接続できるとは保証できないと明記しています。
つまりSurfsharkは、
「中国だけに特化したサービス」というより、普段使いもできるVPNの中では中国対策にもかなり力を入れている、という位置づけです。
海外旅行でもVPNを使いたい人や、家族で複数の端末に入れたい人には使いやすいでしょう。
UCSSは速度が段違いに速く、日本の動画配信サービスにも強い
中国駐在や仕事でGoogleを頻繁に使う人なら、UCSSはかなり有力な候補です。
UCSSの一番大きな強みは、とにかく通信速度が速いことです。
一般的なVPNでは、中国の規制を回避できても、
「ページが開くまで少し待つ」
「動画が途中で止まる」
「オンライン会議で音声が途切れる」
といったことがあります。
その点、UCSSは中国本土向けに国際専用回線を使っており、Standardプランでは最大3Gbps、UCSS全体では40Gbpsを超える専用バックボーンを用意しています。混雑する時間帯でも速度が落ちにくいよう、通信経路そのものをかなり作り込んでいるサービスです。
VPNLABOでも2026年5月に中国国内から実際に速度テストを行いました。
Windows+中国聯通のWi-Fi、iPhone+中国移動の5G SIMの両方で試しましたが、どちらも「超快適」といえる結果で、ほかの中国対応VPNと比べても速度は段違いでした。
パソコンでは「VPNをつないでいることを感じないほど」の速度で、YouTubeの1080p動画もカクつかず視聴できました。スマホでもネット閲覧はほぼストレスがなく、1080p動画を快適に再生できています。VPNLABOの2026年速度ランキングでもUCSSを1位としています。
そのため、
「Google検索が開けば十分」という人には少し贅沢ですが、Google Meetで会議をする、Google Driveで大きなファイルをやり取りする、毎日長時間ネットを使うという人には、この速度の差はかなり大きいです。
もうひとつUCSSの大きな強みが、日本限定の動画配信サービスへの対応範囲がとても広いことです。
VPNLABOが2026年5月に中国から実際に確認したところ、
| 日本向けサービス | UCSSでのテスト結果 |
|---|---|
| Netflix | 超快適 |
| Hulu | 快適 |
| DAZN | 快適 |
| U-NEXT | 超快適 |
| Amazonプライムビデオ | 超快適 |
| ABEMA | 快適 |
| TVer | 超快適 |
| FODプレミアム | 快適 |
| radiko | 超快適 |
と、テストした日本向けサービスはすべて利用できました。
これは中国で使うVPNを選ぶうえで、かなり大きな違いです。
VPNによってはGoogleやYouTubeにはつながっても、
「Huluだけ見られない」
「DAZNではVPNと判定される」
「ABEMAが再生できない」
といったことがあります。
実際、VPNLABOが2026年にテストしたほかのVPNでは、NetflixやU-NEXTは使えても、Hulu・DAZN・ABEMA・FODなどには接続できないケースがありました。
UCSS公式も、Netflix、ABEMA、DAZN、Hulu、Amazon Primeなどの日本向けローカルストリーミングサービスへの対応を案内しています。
そのため、
「中国でもGoogleを仕事で快適に使いたい」
だけでなく、
「中国駐在中も日本のドラマやスポーツ、テレビ番組を見たい」
という人には、UCSSはかなり相性がいいです。
特に駐在の場合、平日はGoogle MeetやGoogle Driveを仕事で使い、夜はU-NEXTやTVerを見る、といった使い方が1つのサービスでできます。
料金は、
3か月36ドル~
12か月108ドル~
となっており、かべネコVPNやSurfsharkと比べると少し高めです。Standardプランには月50GBからのデータ容量制限もあります。
それでも、
中国での速度を最優先したい
オンライン会議を快適にしたい
Google Driveで大きなファイルを扱う
日本の動画配信サービスもできるだけ多く使いたい
という人なら、料金が少し高くてもUCSSを選ぶメリットは大きいでしょう。
VPNLABOでこれまで中国からさまざまなVPNを試してきた中でも、速度についてはUCSSが頭ひとつ抜けている印象です。
ただし、動画配信サービス側の仕様や利用条件は変更されることがあります。UCSS公式も個別サービスへの接続を常に保証するものではないとしています。また、各動画配信サービスには海外利用やVPN利用についてそれぞれ利用条件がありますので、実際に利用する際は各サービスの最新の規約も確認してください。
中国では「有名なVPN=安心」ではない
ここはとても大切です。
ExpressVPNやNordVPNなどは世界的には非常に有名で、一般的なVPNランキングでは上位に出てくることも多いです。
だからといって、中国でも一番つながりやすいとは限りません。
実際、NordVPNの2026年の公式情報を見ると、中国ではWindows向けのサーバー設定やアプリ接続がブロックされている問題が案内されています。Androidアプリについても、中国では完全にブロックされているため手動設定が必要だと公式サポートが説明しています。
NordVPN自体も、中国ではすべてのVPNが機能するわけではなく、接続状況が変わることを説明しています。
これはNordVPNが悪いサービスという意味ではありません。
中国だけは、ほかの国とはVPN選びの基準が違うということです。
VPNLABOでは、「世界で有名か」「料金が安いか」だけではなく、
実際に中国から接続できるか、速度は出るか、規制が強くなったときに対応してくれるか
を重視してVPNを選ぶことをおすすめしています。
迷ったら、初心者にはまず試しやすいかべネコVPN、中国以外でも使いたいならSurfshark、駐在や仕事で速度・安定性を重視するならUCSSという選び方が分かりやすいでしょう。
なお、中国のVPNを取り巻く規制や接続状況は変化することがあります。利用する場合は、渡航前に各サービスの最新情報や利用条件も確認しておいてください。
中国でGoogleを使うなら渡航前の準備が必須!

中国でもGoogleを使いたいなら、日本にいるうちに必要な準備を済ませておくことがとても大切です。
中国に着いてから、
「Googleが開かないからeSIMを探そう」
「VPNを入れよう」
と思っても、普段使っているGoogle検索や一部の海外サイト自体にアクセスしにくく、思うように準備できないことがあります。
特に初めて中国へ行く人は、出発前に次の4つを確認しておくと安心です。
- eSIM・海外SIMを購入しておく
- VPNをインストールして、実際に接続できるところまで確認する
- Googleアカウントへログインできるか確認する
- 地図や翻訳は、ネットがなくても使えるよう準備しておく
難しい作業ばかりではありません。旅行の荷造りと一緒に、一つずつ確認しておきましょう。
eSIM・海外SIMは日本で購入しておく

中国対応のeSIMや海外SIMを使う予定なら、できるだけ日本にいるうちに購入して、設定方法まで確認しておくのがおすすめです。
eSIMなら、Trifaのような中国対応プランを日本からオンラインで購入できます。
購入後は、送られてきたQRコードやアプリを使ってスマホへeSIMを追加しておき、中国に着いてから通信するeSIMへ切り替える、という流れが一般的です。
ここでポイントなのは、購入するだけで終わらせないことです。
出発前に、
「eSIMはスマホに追加できたか」
「中国に着いたらどの設定をオンにすればいいか」
「普段使っている日本のSIMと、どこで切り替えるのか」
まで確認しておくと、現地で慌てずにすみます。
物理SIMを使う場合も同じです。
AmazonやYahoo!ショッピングなどでChina Unicomの旅行用SIMを購入するなら、出発直前ではなく少し余裕を持って注文しておきましょう。
届いたら、
利用できる日数
データ容量
対応するスマホ
SIMを入れ替えたあとの設定方法
などを確認しておきます。
また、物理SIMを使う場合は、日本で使っているSIMカードを抜くことになります。小さくてなくしやすいので、SIMカードを入れておけるケースも持って行くと安心です。
中国に着いてからネットが使えない状態になると、設定方法を調べること自体が難しくなることがあります。
「中国に着いてから設定すればいい」ではなく、日本でできるところまで準備しておくのがおすすめです。
以前は中国到着後にSIMを挿して開通できる商品が一般的でしたが、2026年8月以降、China Unicom Hong Kong系SIMは、中国本土内で初回アクティベーションできません。日本にいる間に開通してから出発してください。
VPNは中国に入る前にインストール・設定する

中国でVPNを使う予定なら、VPNアプリのインストールと初期設定は必ず日本にいるうちに済ませておきましょう。
これはかなり大切です。
中国に入ってからVPNを探そうとしても、VPN会社の公式サイトやアプリのダウンロードページにアクセスしにくくなる場合があります。
そのため、
VPNを契約する
→ スマホ・パソコンにアプリや必要な設定を入れる
→ ログインする
→ 日本で一度接続してみる
ところまで済ませておくと安心です。
たとえばSurfsharkなら、スマホやパソコンにアプリを入れてログインし、実際にVPNへ接続できるか確認しておきます。
かべネコVPNのように、利用する接続方式によって初期設定が少し複雑なVPNは特に、中国へ行く前に設定を終わらせておくことをおすすめします。
現地に着いてから初めて設定画面を見ると、
「ここには何を入力するの?」
「どのサーバーを選べばいいの?」
と困ってしまうかもしれません。
また、VPN会社によっては、中国でつながりにくい場合の予備の接続方法やサーバーを案内しています。
そうした情報も日本で確認し、必要であればスクリーンショットを保存しておくと便利です。
特に中国ではVPNの接続状況が変わることがあります。
アプリを入れてあるだけではなく、実際に一度使ってみるところまで済ませておくのがポイントです。
なお、中国でのVPN利用をめぐるルールや運用は複雑です。利用する場合は、渡航前に最新の状況や各VPNサービスの案内も確認しておきましょう。
Googleアカウントへログインできるか確認する

意外と忘れやすいのが、Googleアカウントへのログイン確認です。
中国でGoogleへアクセスできる通信環境を準備しても、Googleアカウントにログインできなければ、GmailやGoogle Driveなどをすぐに使えないことがあります。
特に久しぶりに使うスマホやパソコンを中国へ持って行く人は、出発前に一度ログインしておきましょう。
確認しておきたいのは、
Googleアカウントのパスワードを覚えているか
Gmailを開けるか
Google Driveを開けるか
2段階認証を使える状態になっているか
といった点です。
2段階認証を設定している人は、さらに注意が必要です。
ログイン時に日本の電話番号へSMSが届く設定になっている場合、中国でもそのSMSを受信できる状態なのか確認しておきましょう。
Google Authenticatorなどの認証アプリを利用しているなら、旅行へ持って行くスマホで使えることも確認しておくと安心です。
仕事でGoogle Workspaceを使っている場合は、会社側のセキュリティ設定によって、海外からのログイン時に追加認証が求められることもあります。
出張直前ではなく、日本のネット環境で一度、
「中国へ持って行く端末だけでGoogleへログインできるか」
を試しておくのがおすすめです。
Googleマップ・翻訳はオフラインでも使えるよう準備する

中国旅行では、Googleが使える通信環境を準備していても、ネットが一時的につながらなくなることを考えておくと安心です。
そこで役立つのが、GoogleマップやGoogle翻訳のオフライン機能です。
Googleマップには、対応している地域であれば地図を事前にダウンロードして、インターネットにつながっていないときでも利用できる機能があります。ただし、Google公式も一部の国・地域ではオフラインマップをダウンロードできない場合があると案内しています。旅行先のエリアを保存できるか、日本にいるうちに確認しておくといいでしょう。
また、中国ではGoogleマップだけに頼らず、高徳地図(Amap)や百度地図など中国でよく使われている地図アプリも一緒に準備しておくと安心です。
Google翻訳も、必要な言語データを事前にダウンロードしておけば、インターネットにつながっていない状態でも翻訳できます。
Google公式でも、翻訳アプリに言語ファイルをダウンロードするとオフライン翻訳を利用できると案内されています。Android・iPhoneのどちらにも対応しています。
中国へ行くなら、少なくとも日本語と中国語の言語データは日本でダウンロードしておくと便利です。
たとえば、
「レストランのメニューが読めない」
「タクシーの運転手に行き先を伝えたい」
「ホテルで何かお願いしたい」
というときに、ネットがつながらなくても翻訳できると助かります。
中国では通信方法をきちんと準備していても、ホテルや移動中の場所によってネットが不安定になることがあります。
そのため、Googleを使える通信環境を準備することに加えて、「ネットがなくても最低限困らない状態」にしておくと、初めての中国旅行でもかなり安心して行動できます。
中国でGoogleが使えないのはなぜ?

中国でGoogleが使えない主な理由は、中国独自のインターネット規制「グレートファイアウォール(Great Firewall)」の影響です。
グレートファイアウォールと聞くと少し難しく感じるかもしれませんが、簡単にいうと、中国からインターネットを利用するときに、特定の海外サービスへのアクセスを制限する大きなフィルターのような仕組みです。
そのため、中国ではインターネットそのものが使えないわけではありません。
中国国内のWebサイトやアプリは普通に開けるのに、
「Googleだけ開かない」
「GmailやGoogleマップが読み込めない」
といったことが起こります。
スマホが壊れているわけでも、ホテルのWi-Fiが故障しているわけでもなく、中国のネット回線からGoogleへ向かう通信が規制の影響を受けているということです。
この仕組みを知っておくと、
ホテルWi-FiではGoogleが使えないのに、海外ローミングに切り替えたら使えた
といったことが起こる理由も分かりやすくなります。
中国のホテルWi-Fiや一般的な現地SIMは、中国国内の通信経路を使うため規制の影響を受けます。
一方、海外ローミングや中国対応eSIMなど、中国国外を経由して通信するサービスではGoogleを利用できる場合があります。
つまり、単純に、
「中国にいるからGoogleが使えない」
というより、
「どの通信経路を使ってGoogleへアクセスしているか」
がポイントになります。
なお、ここでは簡単に説明しましたが、
「グレートファイアウォールって具体的にどういう仕組み?」
「なぜGoogleが規制されているの?」
「中国ではいつからGoogleが使えなくなった?」
「ネットにはつながっているのに、Googleだけ開かないのはなぜ?」
といった疑問については、別記事の「中国でGoogleが使えない・繋がらないのはなぜ?原因と使う方法を解説」で詳しく説明しています。
Googleを使わずに中国で過ごす方法もある

ここまで中国でGoogleを使う方法を紹介してきましたが、実は無理にGoogleを使わなくても、中国で過ごすことはできます。
短期旅行であれば、検索はBingや百度、地図は高徳地図や百度地図を使うだけでも、かなり対応できます。
むしろ中国では、Googleよりも現地サービスの方が情報が詳しい場面もあります。
たとえば飲食店の場所やショッピングモールの入口、地下鉄の出口などは、中国向けの地図アプリの方が細かく表示されることがあります。
「Googleが使えないと何もできない」と考える必要はありません。
Googleを使える通信手段を準備しつつ、中国で使いやすい代替サービスもいくつか知っておくと、現地で困りにくくなります。
Google検索の代わりはBingや百度など

中国でGoogle検索を使わない場合は、Bingや百度(Baidu)などの検索エンジンを利用できます。
Bingは日本語でも検索しやすいので、
「Googleが使えないけれど、日本語で調べものをしたい」
という人には比較的使いやすいでしょう。
中国語が分かる人や、中国国内のお店・サービスについて詳しく調べたい場合は、百度も便利です。
百度は中国で広く利用されている検索サービスなので、中国国内のWebサイトや現地情報を探すときに強みがあります。
一方で、日本語で検索したときの使いやすさや検索結果の傾向はGoogleとは少し違います。
そのため、
日本語で調べたい → Bing
中国国内の情報を詳しく探したい → 百度
というように使い分けると分かりやすいです。
VPNLABOでは、中国から使える検索エンジンについて実際に確認し、Bingや百度などを比較しています。
「Googleが使えないときに、どの検索サイトを使えばいいの?」という人は、そちらの記事も参考にしてください。
→ 中国でGoogleの代わりに使える検索サイトを詳しく見る
なお、仕事でGoogle検索を使い慣れている人や、Googleアカウントと連携したサービスを使いたい場合は、代替検索エンジンだけでは足りないこともあります。
その場合は、この記事で紹介したeSIMや海外ローミング、VPNなどを準備しておく方が安心です。
地図は高徳地図・百度地図なども準備する

中国旅行では、検索以上に困りやすいのが地図です。
普段Googleマップだけを使っている人は、中国へ行く前に高徳地図(Amap)や百度地図も準備しておくことをおすすめします。
高徳地図は中国で広く使われている地図アプリで、地下鉄やバス、徒歩ルート、店舗情報などを確認できます。
百度地図も中国国内の地図情報が詳しく、現地での移動に便利です。
特に中国では、
「地下鉄のどの出口から出ればいいか」
「ショッピングモールのどの入口に行けばいいか」
「ホテルの中国語名は何か」
といった情報が必要になることがあります。
こうした場面では、中国向けの地図アプリの方が役立つことも少なくありません。
ただし、高徳地図や百度地図は中国語表示が中心なので、中国語に慣れていない人は最初は少し戸惑うかもしれません。
そのため、日本にいるうちにアプリをインストールして、
ホテルを検索してみる
行きたい観光地を登録してみる
地下鉄のルートを一度確認してみる
など、軽く触っておくと安心です。
ホテルや観光地の名前は、日本語や英語ではうまく検索できないこともあります。
できれば、予約サイトなどでホテル名や行き先の中国語表記も保存しておくと便利です。
Googleマップを使える通信環境を準備している場合でも、高徳地図や百度地図を予備として入れておけば、
「Googleマップが一時的に開かない」
「Googleマップでは現地情報が分かりにくい」
というときに助かります。
中国旅行では、Googleを使えるように準備することと、中国で使いやすい現地アプリを準備することの両方をしておくのが安心です。
中国でGoogleを使う際によくある質問

最後に、中国でGoogleを使うときによくある疑問をまとめます。
初めて中国へ行く人だと、「ホテルのWi-Fiなら大丈夫?」「eSIMならそのまま使える?」など、分かりにくいところも多いと思います。
ここでは、できるだけシンプルに答えていきます。
中国のホテルWi-FiでGoogleは使える?
普通のホテルWi-Fiでは、Googleをそのまま使えないことが多いです。
中国のホテルWi-Fiも基本的には中国国内のネット回線を使っているため、Google検索やGmail、Googleマップなどは規制の影響を受けます。
「Wi-Fiにはちゃんとつながっているのに、Googleだけ開かない」ということも珍しくありません。
これはWi-Fiが壊れているわけではなく、中国のネット規制によるものです。
ホテルWi-Fiを使いながらGoogleを使いたい場合は、中国対応VPNを一緒に使う方法があります。
また、ホテルWi-Fiではなく、World eSIMのような中国対応eSIMや海外ローミングに切り替えるとGoogleを使えることもあります。
中国のeSIMならGoogleは使える?
中国向けeSIMでも、Googleが使えるものと使えないものがあります。
ここは少し注意が必要です。
「中国対応eSIM」と書かれていても、その通信が中国国内の普通のネット回線を使うタイプだと、Googleが使えないことがあります。
そのため、購入するときは、
- Googleが使える
- LINEが使える
- VPN不要
- 中国のネット規制に対応
といった説明があるかを確認しておきましょう。
たとえばTrifaの中国向けプランでは、GoogleやGmail、YouTube、LINEなどを利用できると案内されています。
eSIMは設定も比較的簡単なので、数日程度の旅行なら使いやすい方法です。
ただし、eSIMでGoogleが使えていても、ホテルの普通のWi-Fiへ切り替えるとGoogleが開かなくなることがあります。
その場合は、Wi-FiをオフにしてeSIMのモバイル通信へ戻してみてください。
VPNなしでも中国でGoogleを使える?
はい。VPNなしでもGoogleを使える方法はあります。
たとえば、
- 楽天モバイルやahamoなどの海外ローミング
- Google利用に対応した中国向けeSIM
- China Unicomなどの旅行用海外SIM
- 中国の特別回線に対応したレンタルWi-Fi
などがあります。
「中国でGoogleを使う=必ずVPNが必要」というわけではありません。
短期旅行なら、むしろ海外ローミングやeSIMの方が簡単なこともあります。
一方で、中国に長期間滞在する人や、自宅・ホテルのWi-Fiを使ってGoogleを利用したい人にはVPNが便利です。
短期ならeSIMやローミング、長期ならVPNも検討するくらいに考えると分かりやすいでしょう。
中国でGmailは使える?
中国の普通のインターネット回線では、Gmailもそのまま使うのは難しいです。
GmailもGoogleのサービスなので、Google検索と同じように中国のネット規制の影響を受けます。
特に出張や駐在で、
「取引先からのメールを確認したい」
「航空券やホテルの予約メールを見たい」
「Googleアカウントの認証メールを確認したい」
という人は、事前に通信環境を準備しておいた方が安心です。
海外ローミングや中国対応eSIM、特別回線のレンタルWi-Fi、VPNなどを使えばGmailを利用できる場合があります。
VPNLABOでは、中国でGmailを使う方法について別の記事で詳しく紹介しているので、仕事でGmailをよく使う人はそちらも参考にしてください。
中国でGoogleマップは使える?
中国の普通のネット回線では、Googleマップも使いにくいです。
旅行中は、
「ホテルまでの道を確認したい」
「近くのレストランを探したい」
「保存していた場所を見たい」
という場面が多いので、Googleマップが使えないと意外と困ります。
Googleマップを使いたい場合は、GoogleへアクセスできるeSIMや海外ローミング、VPNなどを準備しておくといいでしょう。
ただし、中国ではGoogleマップだけに頼らない方が安心です。
高徳地図(Amap)や百度地図など、中国でよく使われている地図アプリも一緒に入れておくと便利です。
現地のお店や地下鉄の出口などは、中国の地図アプリの方が詳しいこともあります。
中国でGoogle翻訳は使える?
Google翻訳も、中国の普通のネット環境ではオンライン機能を使いにくいことがあります。
そのため、中国旅行ではオフライン翻訳を準備しておくのがおすすめです。
日本にいるうちにGoogle翻訳アプリへ中国語の言語データをダウンロードしておけば、ネットにつながらないときでも基本的な翻訳ができます。
たとえば、
「レストランのメニューを確認したい」
「ホテルで簡単なお願いを伝えたい」
「タクシーの運転手に行き先を見せたい」
といった場面で役立ちます。
Googleを使えるeSIMやVPNを準備していても、移動中などに一時的にネットが不安定になることはあります。
そのため、Google翻訳はオンラインで使えるようにするだけでなく、オフラインでも使えるようにしておくと安心です。
中国に着いてからVPNを契約しても大丈夫?
契約できる場合もありますが、できれば中国へ行く前に契約・設定しておくことをおすすめします。
中国に到着してから、
「Googleが使えないからVPNを探そう」
と思っても、VPN会社の公式サイトやアプリのダウンロードページにアクセスしにくいことがあります。
そのため、日本にいるうちに、
VPNを契約する
→ スマホやパソコンにインストールする
→ ログインする
→ 一度接続してみる
ところまで済ませておくと安心です。
特に、かべネコVPNのように利用する接続方法によって初期設定が少し複雑なサービスは、日本にいるうちに設定しておいた方がいいでしょう。
また、VPN会社によっては、中国で接続できないときの予備のサーバーや設定方法を案内しています。
そうしたページも事前に確認し、必要ならスクリーンショットを保存しておくと便利です。
中国のVPN環境は変わりやすいので、「アプリだけ入れておけば大丈夫」と考えず、出発前に一度接続まで試しておくのがおすすめです。
まとめ|中国でも準備すればGoogleは使える

中国では、普通のホテルWi-Fiや現地回線ではGoogleをそのまま使うのは難しいですが、事前に準備しておけばGoogle検索やGmail、Googleマップなどを使う方法はあります。
この記事のポイントを、見出しごとに簡単にまとめます。
2026年現在の中国とGoogle
- 2026年現在も、中国本土ではGoogleへのアクセス制限が続いている
- Google検索だけでなく、GmailやGoogleマップ、Google Driveなども影響を受ける
- 普通のホテルWi-Fiや中国の現地SIMでは、そのまま使いにくい
中国でGoogleを使う方法
- 短期旅行なら、海外ローミングや中国対応eSIMが手軽
- 楽天モバイルやahamoを使っているなら、まず海外ローミングを確認する
- eSIM非対応スマホなら、China Unicomなどの旅行用SIMも候補
- 家族や複数人なら、中国特別回線に対応したレンタルWi-Fiが便利
- 長期滞在なら、中国対応VPNを使う方法が使いやすい
どの通信方法を選ぶ?
- 3〜7日程度の旅行 → eSIMまたは海外ローミング
- eSIM非対応 → 海外SIM
- 家族・グループ旅行 → レンタルWi-Fi
- 留学・駐在 → 現地SIM+VPNも便利
- 仕事でGoogleが必須 → eSIM+VPNなど、2つの通信手段を用意しておくと安心
サービス選びで気をつけること
- 中国向けeSIMなら何でもGoogleが使えるわけではない
- レンタルWi-Fiも「中国対応」だけでなく、GoogleやLINEが使える特別回線か確認する
- VPNは知名度だけで選ばない
- ExpressVPNやNordVPNのような有名VPNでも、中国では接続が不安定になることがある
- VPNLABOでは、中国現地での接続状況や速度を重視して選ぶことをおすすめしている
中国へ行く前に準備しておくこと
- eSIMや海外SIMは日本にいるうちに購入する
- VPNは出発前にインストールし、実際に接続できるところまで確認する
- Googleアカウントのパスワードや2段階認証を確認する
- Google翻訳などはオフラインでも使えるよう準備する
- 地図はGoogleマップだけでなく、高徳地図や百度地図も用意しておくと安心
Googleを使わない方法もある
- Google検索の代わりにBingや百度を使う
- 地図は高徳地図や百度地図を使う
- 中国では現地サービスの方が詳しい情報を見つけやすいこともある
中国のネット環境は日本とは少し違いますが、「中国ではGoogleが使えないから困る」と必要以上に心配する必要はありません。
自分の滞在期間や使い方に合った通信方法を日本にいるうちに準備しておけば、中国でもかなり普段に近い形でGoogleを使えます。
短期旅行ならeSIMや海外ローミング、長期滞在ならVPNも含めて、自分に合った方法を選んでおきましょう。
中国でGoogleを使うためのおすすめサービス・リンク一覧
ここまで紹介した、中国でGoogleを使うためのおすすめサービスを一覧にまとめました。
「結局どれを選べばいいの?」と迷った場合は、中国に滞在する期間や使っているスマホに合わせて選んでみてください。
| 方法 | おすすめサービス | こんな人におすすめ |
|---|---|---|
| 海外ローミング | 楽天モバイル | すでに楽天モバイルを使っている・短期旅行 |
| 海外ローミング | ahamo | 短期旅行・データ容量を多めに使いたい |
| 中国対応eSIM | Trifa | スマホ1台で手軽にGoogleを使いたい |
| 海外SIM | China Unicom | eSIM非対応スマホ・物理SIMを使いたい |
| レンタルWi-Fi | グローバルWiFi | 家族旅行・複数端末・サポート重視 |
| 中国対応VPN | かべネコVPN | 料金を抑えたい・中国向けサポート重視 |
| 中国対応VPN | Surfshark | 設定の簡単さ・複数端末・普段使いも重視 |
| 中国対応VPN | UCSS | 中国での速度・仕事・日本の動画視聴を重視 |
迷ったときの選び方は、次のように考えると分かりやすいです。
3〜7日程度の旅行なら、まず楽天モバイル・ahamoの海外ローミングが使えないか確認してみてください。すでに契約しているなら、新しく通信サービスを購入しなくても済む場合があります。
海外ローミングが使えない場合や、旅行用の通信を別に用意したいなら、World eSIMなどの中国対応eSIMが手軽です。
スマホがeSIMに対応していない場合は、China Unicomの物理SIMを日本で購入して持って行く方法があります。
以前は中国到着後にSIMを挿して開通できる商品が一般的でしたが、2026年8月以降、China Unicom Hong Kong系SIMは、中国本土内で初回アクティベーションできません。日本にいる間に開通してから出発してください。
家族旅行や、スマホ・パソコンなど複数の端末をまとめて使いたい場合は、グローバルWiFiの中国特別回線が分かりやすいでしょう。
留学や駐在など長期間中国に滞在する場合は、ホテル・自宅Wi-Fiや中国の現地SIMと組み合わせて使える中国対応VPNが便利です。VPNはそれぞれ特徴が違い、
料金の安さと中国向け情報を重視 → かべネコVPN
設定のしやすさや複数端末での利用を重視 → Surfshark
中国での通信速度やGoogle Meet、日本の動画配信サービスを重視 → UCSS
という選び方をすると分かりやすいでしょう。
特に中国では、「有名なサービスだから大丈夫」「一番安いからこれでいい」と料金や知名度だけで選ばないことが大切です。

