香港に本社を持ち、2006年からサービスを提供している老舗のVPN会社「PureVPN」
中国のネット規制に強いという評判もあります。
ネットでの評判も高いので、「PureVPN」を中国で使おうかと思っている人もいるのではないでしょうか?
そこでこの記事では
「PureVPN」の気になる基本スペック
「PureVPN」のメリットデメリット
「PureVPN」はどんな人におすすめなのか?
をご紹介します。
「PureVPN」を契約しようか迷っている方
中国でどのVPNを契約しようか迷っている方
はぜひご覧ください。
「PureVPN」 基本スペック
まずは「PureVPN」 の基本スペックをご紹介します。分かりやすいように表にしました。
①接続状況 | 最新の状況はこちら→【PureVPNスピードテスト】 |
②プラン・価格 | 1ヶ月プラン:10.95ドル
1年プラン:38.95ドル(3.24ドル/月) 2年プラン;53.95ドル(1.99ドル/月) |
③ShadowSocks | 非対応 |
④対応OS | Windows、Mac、Android、iPhone、iPad
Linux、Chrome、Firefox |
⑤同時接続台数 | 5台 |
⑥無料お試し期間 | 30日間(返金保証) |
⑦使いやすさ | Windows、Mac、iOS、Androidなど各デバイスに専用のアプリあり。
ブラウザの拡張機能もあり。 HPは日本語対応。サポートは日本語非対応。 |
⑧サーバー設置国 | 130ヶ国以上の2000台を超えるサーバーを使用可能 |
⑨支払い方法 | クレジットカード(Visa, Master, Amex)
PayPal、Alipay、PaymentWall、BlueSnap |
⑩接続方式 | OpenVPN™、L2TP / IPsec、PPTP |
⑪安全性 |
通信の暗号化:通信は256ビットAES暗号化で軍事レベルのセキュリティ。 運営会社:本社所在地は英領バージン諸島。 企業が海外裁判所からの情報提供要求に応じる必要がない。 ノーログポリシー:なし、ログを一部記録 その他:外部のサーバーを使ってIPアドレスを取得しているため、匿名性は低い。 |
⑫サポート | チャットとメールで24時間365日対応のサポートがある。日本語不可 |
⑬中国からの申し込み | 可能 |
⑭その他の特徴 | NETFLIX専用のVPNもあり。 |
PureVPNのデメリット
まずは「PureVPN」を契約する前に注意すべきデメリットからご紹介します。
・ノーログポリシーを公言していない
・匿名性が低い
・サポートが日本語非対応
です。
「ノーログポリシー」つまり、「あなたのアクセス情報を保存しませんよ」という宣言をしていません。
これはVPN会社があなたのアクセス情報、個人情報をある一定の期間保持していることを意味しています。もし第三者から情報の開示を求められたら、あなたの情報が漏れてしまう危険もあります。
実際に、以前アメリカで他者のパソコンをハッキングをして個人情報を入手していた男性が逮捕されました。その男性はPureVPNを使用していたのでFBIはPureVPNに協力を要請し、男性のアクセス情報を入手し、それが証拠になって逮捕に至ったとのことでした。
もちろん、そういった悪いことをした人の逮捕のためにそういう情報が使われるのは、正しいことかとは思いますが、当時アクセス情報は一切記録していないとPureVPNが公言していたので、あれ?となったわけですね。
アクセスデータを保存しているかどうか、気にされる方は参考にしてください。
PureVPNは幾つかの外部サーバーを使ってIPを入手しています。そうなると自分のIPアドレス、どのホームページを訪ねたのかなどの情報が外部のサーバーに漏れていることになるんです。
そういう点でPureVPNは秘匿性は低いVPNになりますね。
海外VPNのほとんどがそうであるようにPureVPNもサポートが日本語非対応です。英語を見るだけで頭が痛くなる、という方にはちょっとハードルが高いかもしれません。
PureVPNのメリット
「PureVPN」には魅力もたくさんありますのでご紹介します。
・日本から中国限定のサービスが使える
・通信のセキュリティ対策はバッチリ
・リーズナブルな価格設定
・いろんなデバイスで使える
・24時間365日体制のライブチャットサポート
です。
VPNサービスには珍しく、中国のサーバーも選択できるので、日本や中国以外の場所から「中国限定のサービス」が使えます。
中国限定のサービスには「bilibili」「youku」「tudou」「aiqiyi(爱奇艺)」といった動画配信サービスがあり、日本のアニメや映画、テレビ番組などを見ることができます。
海外からそういったサービスを利用したい!という方にはお勧めです。
「PureVPN」は12ヶ月プランにすれば一ヶ月あたり400円くらいで使えます。
有名な「セカイVPN」や「ExpressVPN」などと比べても、一月あたり数百円やすい価格設定です。
もちろんもっと安いVPNはほかにもありますが、アプリがなかったりサポートがしょぼかったりと安いなりの理由があります。
そういうのを考えると、PureVPNのコスパはなかなか高いです。
PureVPNは比較的リーズナブルな価格でサービスを提供していますが、セキュリティ対策もバッチリ、
最新版のShadowsocksRにAES-256という現状最強レベルの暗号化を採用しています。
これはExpressVPNやNordVPNなどの一流VPNサービスも採用しているもので、軍事レベルの機密性があります。
個人的な使用ではそこまでの厳重なセキュリティが必要なのかは疑問ですが、安全にこしたことはないですよね。
「PureVPN」は他のVPNに比べて、対応しているデバイスの種類が豊富です。
Mac, Windows, Android, iOSなど多くの人が使っているデバイスに加えて、
Linux、Chrome、Firefoxなどのブラウザ、
ルーター、Android TV、Amazon FireStick、Microsoft Surface、Kodi、Roku
Boxee box、Now TV Box、Raspberry Pi、Chrome cast、Play Station、Xboxといったデバイス・ソフトにも対応しています。
ほぼなんでも来い!って感じですね。
「PureVPN」はサポート体制もしっかりしています。
24時間、365日いつでも対応してくれるサポートチャットが使えて、困った時にすぐ助けになってくれるので安心です。
日本語に対応してくれるともっと助かりますけどね。
PureVPNはこんな人におすすめ!
いかがでしたでしょうか?
「PureVPN」の基本スペック、メリットとデメリットをご紹介しました!
もう一度簡単にまとめると
メリット
・香港に本部がある。
・セキュリティ対策がバッチリ
・いろんなデバイスで使える
・24時間365日体制のライブチャットサポート
デメリット
・ノーログポリシーが完全ではない
・匿名性が低い
・サポートが日本語非対応
でした。
以上の点を踏まえると「PureVPN」はこんな人におすすめです。
・VPNの費用を抑えたい方・メジャーなデバイス以外でもVPNを使いたい人
・日本などから中国限定のサービスなどを使いたい人
・セキュリティはあまり気にしない方
中国での賢いVPN選びの参考にしてください。