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中国ネット規制対策

YahooやGoogleの代わりに!中国で日本語検索ができるサイト4選!

中国ではネットの規制が厳しく、GoogleやYahoo!の検索エンジンが使えません。

じゃあ、調べものをしたいときはどうしたらいいの?と思う方も多いのではないでしょうか?

でも実はYahoo!やGoogleの代わりに使える「日本語で検索できるサイト」がいくつかあるんです。

そこで今回は、数ある検索エンジンを徹底的に調査!

・中国でも日本語検索ができる検索エンジン・サイト

・前は使えていたのに使えなくなった検索エンジン・サイト

をご紹介します。

YahooやGoogleの代わりに使える検索エンジン・サイト4選!

Bing検索(検索エンジン:独自)

URL:https://cn.bing.com/

米Microsoft社が運営する検索エンジンです。Yahoo!やGoogleとはちがう、独自の検索エンジンを採用しています。日本で使っている人も多く、個人的には中国で検索するとなると一番多いのがこれです。

最近「中国国内でBingにも制限がかかった」みたいな怪しいうわさがあるので、この先使い続けることができるのか心配していましたが、今のところ使えています。

使ってみた感想としてはとにかく、他の日本の検索サイトに比べて表示が早く、サクサク見れます。同じ画面で国内版と国際版が選べるので好きな方を選べます。

国内版と国際版の検索結果を比べるとこんな感じになりました。「中国 観光」で検索。

こうやって比べてみると、国内版は中国語のサイトも混じっているので、国際版を使ったほうが見たいページが見つけられそうです。アメリカの会社の検索エンジンですが、日本語検索でも豊富に検索結果が出てくるのですごく使えます。

Bingで検索する

goo検索(検索エンジン:Google)

URL:https://search.goo.ne.jp/

NTTレゾナントが運営する検索サイトです。検索エンジンはGoogle。

使ってみた感想ですが、検索エンジンがGoogleのものを使っている影響もあってか、検索結果が出るのが時間がかかります。でも何とか使えます。

Googleとの検索結果を比較してみましょう。

こうやって比べると、若干の順位の差はありますが、1ページ目に表示される記事はだいたい同じであることが分かりますね。検索の精度という意味では、グーグルと同じような感覚で使えそうです。ただ、表示にちょっと時間がかかるのが難点ですが。

「goo」で検索する

YANDEX(検索エンジン:独自)

URL:https://yandex.com/

ロシアの検索サイトです。ロシア国内ではGoogleと首位争いをするくらいのシェアを誇るメジャーなサイト。独自の検索エンジンを採用しています。

「中国 観光」のキーワードで検索して、Googleの検索結果と比較してみました。

やはりちょっと出てくる内容が違います。Googleではまず中国のおすすめスポットの写真が出てきました。でもYANDEXで「中国 観光」というキーワードで出てくるのはコスプレっぽいものやアイドルの写真でした。なんでだろう、、、

一応ぼかしてあります。

ということで「YAMDEX」は使えなくはないサイトですが、思ったのと違う情報が出てくる可能性が高いという感じでした。

百度(検索エンジン:独自)

URL:https://www.baidu.com/

中国でのシェアはダントツ1位の検索サイト「百度(バイドゥ)」です。意外に知られていませんが、中国の検索エンジン「百度(バイドゥ)」でも日本語検索はできますし、結構日本語のサイトも出てきます。

ただ、検索の精度が低かったり、中国語のページが混ざってたりするので使いづらいというだけです。

百度で「中国 観光」と検索してみました。

こうやって見てみると、わたしたち日本人が知りたい内容とはちょっと違うページが出てきているように感じます。でも1ページ目に出てくる10個の記事のうち、中国語のサイトは2つだけです。

検索ワードにひらがなやカタカナを混ぜるとほとんど出てこなくなります。まあまあ使えそうってことですね。

百度の良さは、中国の検索サイトなので表示がとても速いこと。最初に紹介した「Bing」も結構早いので今のところ「Bing」がおすすめですが、この先ずっと使えるかどうかは分かりません。

もし海外の検索エンジンがすべて使えなくなったら、百度を使うことになりますが、まあまあ使えるのでそんなに心配しなくても大丈夫だと思います。

使えなくなった検索エンジン・サイト

これからは、以前は使えていたのに最近は使えなくなった検索エンジン・サイトを紹介していきます。

興味のあるかたはご覧ください。

楽天ウェブ検索

URL:https://websearch.rakuten.co.jp/

楽天の運営する検索サイトで、検索エンジンはGoogleを採用しています。前はGoogleとほぼ同じ検索結果が出ていたので重宝していたんですが、最近は制限がかかって使えなくなっています。

使いやすかっただけに残念です。

livedoor検索

URL:http://www.livedoor.com/

あの「Line」が運営する検索サイトです。最初の画面にニュースが表示されるとこなんかYahoo!のような使い方ができそうですね。

でも検索エンジンはGoogleのものを採用しています。

試しに「中国 観光」と検索してみると

こんな風に表示されました。

こちらもニュースなどを見ることができますが、検索機能は制限されているようです。

Yahoo!と同じですね。

livedoor検索を試してみる

「BIGLOBEサーチ」

URL:https://search.biglobe.ne.jp/

「BIGLOBE」は独立系の検索サイトです。検索エンジンはGoogle。

トップページが面白くて、カレンダーのようになっていてHOTな検索キーワードが出ています。

ここも以前はGoogleの代わりとして仕えていたのですが、使えなくなりました。

残念。

YahooやGoogleの代わりに使える検索サイト・まとめ

いかがでしたか?YahooやGoogleの代わりに使えるサイトをご紹介しました。

・中国でも使える検索エンジン・サイトは

「Bing検索」「goo検索」「YANDEX」「百度」の4つでした。

・前は使えていたのに使えなくなった検索エンジン・サイトは

「楽天ウェブ検索」「livedoor検索」「BIGLOBE」でした。

これからますます厳しくなることが予想される中国のネット環境ですが、みなさんはどのように対処していかれるでしょうか。

ちなみに中国在住のVPN LABO編集部は、仕事上必要ということもあって「VPN」というサービスを使って自由にGoogleでネットサーフィンを楽しんでいます。

VPNがあれば、Google、Yahoo!の検索以外にもlineやInstagram、Twitter、YouTube、日本限定のウェブサービスといったもの全てを中国にいながら利用することができます。

自分も自由にネットができる環境を手に入れたい、という方は下の記事でその方法を紹介していますので、ぜひご覧ください。

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