
海外旅行や出張で「Wi-Fiの設定ってどうすればいいの?」と悩んでいませんか?実は海外でWi-Fiを使う設定はとてもシンプルですが、安全に使うための知識も必要です。
この記事では、海外でWi-Fiを使う設定方法・安全対策・トラブル解決法まで、初心者にもわかるように詳しく解説。さらに、おすすめのVPNサービスやWi-Fiレンタルも紹介しますので、海外渡航前にぜひチェックしてください。
目次
海外でWi-Fiを使う基本設定【スマホ・PC別】

Wi-Fi設定は日本と同じ
Wi-FiはスマホやPCのWi-Fi設定画面から、現地のSSID(ネットワーク名)を選び、パスワードを入力するだけです。
- SIMカードは関係ありません(Wi-FiはSIMなしでも使えます)
- 機内モードONでもWi-Fi接続は可能です
- データローミングはOFFのままでOK(Wi-Fiは別回線)
iPhoneのWi-Fi設定手順
- 設定アプリ → 「Wi-Fi」
- SSID(ネットワーク名)を選ぶ
- パスワードを入力して接続
AndroidのWi-Fi設定手順
- 設定 → 「ネットワークとインターネット」 → 「Wi-Fi」
- SSIDを選び、パスワード入力
パソコン(Windows・Mac)
SSID選択→パスワード入力はスマホと同じです。ホテルなどではログイン画面(ポータルサイト)が出ることも。SafariやChromeでページを開くと表示されます。
無料Wi-Fiの接続方法と注意点

利用場所 | 接続方法 | 注意点 |
---|---|---|
ホテル | 部屋にSSIDとパスワード記載、ログイン画面表示あり | パスワードは毎回入力が必要なことも |
空港 | 「Airport_Free_WiFi」など公式SSIDを選ぶ | 偽物のWi-Fiに注意 |
カフェ | 店員にWi-Fiパスワードを聞くことが多い | セキュリティが非常に弱い場合あり |
観光施設 | 看板でSSIDを案内していることが多い | 通信速度が非常に遅いことも |
安全に使うには?VPNの必要性

海外では無料Wi-Fiの危険性を軽視してはいけません。実際に、空港やカフェのWi-Fiでクレジットカード情報が盗まれる被害も報告されています。
安全に使うには、VPN(通信暗号化アプリ)を使うことが必須。VPNは一度アプリを入れてONにするだけで、通信が暗号化され、ハッキングリスクを大幅に減らせます。
ほとんどのVPNサービスは無料のお試し期間が設定されているので、1ヶ月以内の短期旅行なら、実質無料で使えます。ぜひ利用してください。
おすすめVPNサービス
サービス名 | 特徴 | 料金目安 |
---|---|---|
【Surfshark】 | 無制限同時接続・コスパ最強 | 月額400円〜 |
【NordVPN】 | 高速サーバー・使いやすさ◎ | 月額700円〜 |
【MillenVPN】 | 日系の安心感・コスパ◯ | 月額400円〜 |
どれも日本語対応・スマホ1台にアプリを入れるだけなので、海外旅行が多い方は1つ導入しておくのがおすすめです。
海外Wi-Fiレンタルを使えばもっと安心

現地の無料Wi-Fiだけでなく、「モバイルWi-Fiルーター」をレンタルしておけば、どこでも自分専用のWi-Fiが使えて便利です。
接続もカンタン。ルーターの電源を入れ、表示されたSSIDとパスワードをスマホで入力するだけ。
さらにレンタルWi-Fiのメリットは、Wi-Fiルーターが1台あれば家族や友人とシェアできるところ。ホテルのWi-Fiが遅い国でも、自分専用回線で安心してネットが使えます。
おすすめ海外Wi-Fiレンタルサービス
サービス名 | 特徴 | 料金目安 |
---|---|---|
【グローバルWiFi】 | 世界200以上の国に対応/空港受取可 | 1日約800円〜 |
Wi-Fiレンタルは最大手の「グローバルWi-Fi」一択でいいと思います。格安のサービスを試したこともありますが、接続が不安定で現地に行ってから困りました。
海外Wi-Fiでよくあるトラブルと解決法

ホテルやカフェのWi-Fiは便利な反面、日本とは違うシステムや環境のせいで戸惑うことも多いです。ここでは、海外で実際によくあるWi-Fiトラブルと具体的な解決法をわかりやすく解説します。
1. Wi-Fiネットワークが表示されない(SSIDが出ない)
よくある原因
- ルーターの電源が切れている
- スマホ側のWi-Fi機能がOFFになっている
- 混雑や距離で電波が届いていない
解決法
- ホテルならフロントに「Wi-Fi動いてる?」と確認
- モバイルWi-Fiならルーターの電源ONを再確認
- スマホやPCのWi-Fi設定を一度OFF→ONにしてみる
- スマホ本体を再起動する
- ルーターから距離を置かず、近づいて試す
💡意外な盲点
ホテルのWi-Fiは「部屋ごとにSSIDが違う」ことも。案内されているSSIDと違うものに繋ごうとしていないか、再確認しましょう。
2. パスワードが違うと言われる
よくある原因
- 大文字・小文字を間違えている
- スペース(空白)までコピーして貼り付けた
- 古いSSIDやパスワードが端末に記憶されている
解決法
- パスワードは手入力で再度入力し直す
- 以前接続したWi-Fiの情報は「このネットワーク設定を削除」してから再接続する
- Wi-Fi提供元(ホテル・カフェ)で最新のSSID・パスワードを確認
3. Wi-Fiは繋がったのにネットが見れない
よくある原因
- 認証ページ(ログイン画面)を表示していない
- Wi-Fiは繋がっているが、インターネット回線が落ちている
- 接続数制限や時間制限(ホテルWi-Fiで多い)
解決法
- ブラウザ(Safari/Chrome)で何かページを開いてみる
→ 自動的にWi-Fiのログインページが表示されることが多い - ログインページが出ない場合は、以下のURLにアクセスしてみる
例:http://captive.apple.com/(iPhoneならこのページがWi-Fiチェック用に使われる) - ホテルならフロントで「ログインページが出ない」と伝えると再接続してもらえることも
💡ホテルWi-Fiは「24時間で強制切断される」ことが多いので、再ログインが必要な場合があります。
4. ログイン画面(ポータルサイト)が出ない
これは特に公共Wi-Fiやホテルでよくあるトラブルです。
Wi-Fiに接続できたのに、ネットが見れない場合はこのパターンが多いです。
解決法
- SafariやChromeで適当なURL(google.comなど)を開く
→ 強制的にWi-Fiの認証ページが出てくる - それでも出ない場合は、以下の手順:
- Wi-FiをOFF→ON
- 別のSSIDを選んでから戻してみる
- スマホを再起動
- 端末が古い設定(キャッシュ)を持っている可能性もあるので、「Wi-Fi設定を削除」してから再接続
5. Wi-Fiは繋がっているのに遅すぎる・重い
よくある原因
- 利用者が多すぎて混雑している(特にホテルや空港)
- フリーWi-Fiは通信速度が制限されている
- VPNをONにしていると回線が重くなる場合も
解決法
- 夜など混雑時間を避けて使う
- VPNは一時的にOFFにして速度チェック
- 公共Wi-Fiは諦めてレンタルWi-FiやeSIM回線に切り替える
💡ルーター型のレンタルWi-Fiなら、自分専用の回線なので速度は安定します。ホテルWi-Fiが使い物にならない国では特におすすめです。
6. 接続台数制限に引っかかって繋がらない
ホテルWi-FiやレンタルWi-Fiルーターには接続台数制限がある場合があります。
解決法
- 他の端末(PCや別のスマホ)のWi-Fi接続を切る
- ルーターを再起動して接続台数リセット
- どうしても足りない場合は「複数台接続OKのプラン」に切り替える
【まとめ】困ったら試したいWi-Fi復活の基本手順
- Wi-FiをOFF→ON
- スマホやPCを再起動
- ブラウザでgoogle.comを開く(認証ページ対策)
- SSIDとパスワードを手入力で再接続
- ホテルやWi-Fi提供元に「Wi-Fi動いてる?」と聞いてみる
この5つを試せば、ほとんどのトラブルは解決できます。
それでもダメなら「ルーター型Wi-Fi」や「現地SIM」に切り替えるのが正解です。
まとめ|Wi-Fi設定は簡単、でも安全対策は必須

海外でWi-Fiを使うための設定は、日本とほぼ同じ。SSIDを選んでパスワード入力、これだけです。
ですが特にホテルや公共のWi-Fiでは、安全性の面では注意が必要。不特定多数の人が同じネットワークに接続しているからです。VPNアプリを使えば、ホテルなどの公共Wi-Fiでも安心にインターネットを利用できます。
また、レンタルWi-Fiを利用すれば、公共Wi-Fiが使えない時も快適にネットを使えます
事前準備をしっかりしてな旅をお楽しみください。以下に、海外でWi-Fiを使うのに役立つ情報をまとめておきます。
おすすめVPN
おすすめレンタルWi-Fi
Wi-Fiで困ったら試したい解決法
- Wi-FiをOFF→ON
- スマホやPCを再起動
- ブラウザでgoogle.comを開く(認証ページ対策)
- SSIDとパスワードを手入力で再接続
- ホテルやWi-Fi提供元に「Wi-Fi動いてる?」と聞いてみる