
海外旅行や出張でホテルに泊まると、Wi-Fiが使えるかどうかは気になりますよね。多くのホテルでは「Free Wi-Fi」が用意されていて、パスワードもチェックイン時に教えてくれる。そんな気軽さがある反面、「本当に安全?」と感じたことはありませんか?
じつは、ホテルのWi-Fiこそ“注意すべき”ネットワークの代表格です。この記事では、その理由と、あなたの大切な通信を守るために欠かせないVPNについて、わかりやすく解説していきます。
目次
ホテルのWi-Fiが「便利=安全」ではない理由

一見すると安心できそうなホテルのWi-Fi。ですが実際には、他の宿泊客と同じネットワークを共有しているだけのことも多いんです。
たとえば、Wi-Fiパスワードが客全員に配られていたり、ロビーや部屋で同じネット名が表示されていたりしませんか? これはつまり「誰でも入れる空間」であり、セキュリティ的には、カフェや空港のフリーWi-Fiとあまり変わらないのです。
ホテルWi-Fiに潜むリスク:
- 通信が暗号化されていないと、情報が丸見えになる
- 偽のWi-Fiにうっかり接続してしまう危険性がある
- ネットワーク内の他人から、あなたのデバイスがのぞかれる可能性もある
たとえば「Hotel_Guest_WiFi」という本物そっくりのWi-Fiが実はハッカーの仕掛けた罠だった、というケースもあります。名前だけでは判断できません。
VPNとは?海外でも通信を守ってくれる“トンネル”のような存在

そこで登場するのがVPNという仕組みです。VPNとは、「Virtual Private Network(バーチャル・プライベート・ネットワーク)」の略です。
日本語にすると「仮想の専用回線」のようなイメージで、インターネット上に自分だけの安全なトンネルを作ってくれる仕組みです。
たとえば、あなたが海外のカフェやホテルのWi-Fiにスマホをつなぐとき、実はその通信は誰でものぞける状態になっている可能性があります。でも、VPNを使うと、その通信がまるで鍵のかかった箱の中に入ったようになり、第三者に見られたり盗まれたりする心配がなくなるのです。
最近では、こうした個人のプライバシーを守る意識が高まり、世界中でVPNを使う人が急増しています。
特に、リモートワークをしている会社員や、海外旅行中の人、動画配信サービスを快適に使いたい人など、さまざまな場面で活用されています。
以前は専門的なツールというイメージもありましたが、今ではスマホにアプリを入れてボタンを押すだけで使えるようになっており、ITに詳しくない人でも手軽に導入できるようになっています。
VPNは、「インターネットを安心して使うための新しい常識」と言っても、もはや言いすぎではありません。
それだけ、今の時代に必要とされている存在なのです。
VPNを使うとできること:
- 通信内容がすべて暗号化され、盗み見を防げる
- IPアドレスが隠され、追跡されにくくなる
- 偽Wi-Fiにうっかり繋がっても、中身が守られる
- 海外からでも、日本のWebサイトや動画サービスにアクセス可能
たとえば海外のホテルでネットバンキングを使うなら、VPNを通しているだけで安心感がまったく違います。通信が外部に漏れず、あなたの個人情報が守られるのです。
無料VPNで大丈夫?有料との違いを知っておこう

VPNには無料のものと有料のものがあります。
無料で使えるなら、そっちでいいかなと安易に考えてしまうかもしれません。でも、無料VPNには思わぬ落とし穴があるんです。
比較項目 | 無料VPN | 有料VPN |
---|---|---|
通信の暗号化 | 弱い、または不完全なことも | 高度な技術でしっかり保護 |
通信速度 | 遅く、途切れやすい | 高速かつ安定 |
利用者のログ管理 | 通信履歴を記録している可能性あり | ノーログポリシーが明確 |
広告や追跡 | 広告表示や個人情報収集の恐れあり | 広告なし・追跡なし |
安全性 | 一部にマルウェア報告も | 世界中のセキュリティ機関で実績あり |
つまり「無料だから」と選ぶと、自分の情報が逆に売られてしまうという本末転倒な事態になりかねません。
なのでVPN LABOでは有料VPNをおすすめしています。
とはいっても、ほとんどのVPNサービスは1ヶ月ほどの無料お試し期間や返金保証期間を設けています。なので1ヶ月以内の短期旅行では、無料で使える場合がほとんどですので安心してください。
1ヶ月無料で使えるVPNを厳選しました。
初心者でも使える!VPNの導入方法

「VPNって難しそう…」と敬遠する人もいますが、今のVPNサービスは初心者でも簡単に使える設計になっています。
スマホでの使い方(iPhone / Android)
- App Store や Google Play でVPNアプリをダウンロード
- アカウント登録(メールとパスワード)
- 国(例:日本)を選んで「接続」ボタンを押す
- 初回のみVPN接続の許可を求められるので「許可」するだけ
設定はこれだけ。数分もかかりません。
パソコンの場合(Windows / Mac)
- VPNの公式サイトからアプリをダウンロード
- インストール → ログイン
- 接続先を選んで「ON」にする
多くのサービスでは「Wi-Fiに繋がったとき自動でVPNが起動する設定」もできるので、毎回手動で操作しなくても安心です。
VPNが繋がらないときの対処法

たまに「VPNが接続できない」というトラブルに遭遇することもあります。特に中国や中東の一部地域では、VPNそのものが規制されていることも。
そんなときは以下の方法を試してみてください:
- サーバーの国を変更する(例:日本→シンガポール)
- 通信プロトコルを切り替える(WireGuard ⇄ OpenVPN)
- アプリを再起動する、または再インストールする
- モバイル通信(4G/5G)に切り替えて再試行
あらかじめ日本でセットアップを済ませておけば、現地で慌てる心配はありません。
実体験:海外ホテルでVPNを使っていて助かったこと
筆者自身も、インド滞在中にVPNに救われた経験があります。インドのホテルでWi-Fiを使っていたところ、突然Googleから「不審なログインが検出されました」と通知が来たのです。何かおかしいと感じ、VPNをオンにして再接続したところ、それ以降は同じ警告も出ず、通信も安定しました。
さらに、VPNを通すことでTVerや日本のYouTubeも普通に視聴できたため、海外にいながら日本の情報にアクセスできる安心感は本当に大きかったです。
まとめ:VPNは海外ホテルWi-Fiの必需品

海外のホテルに泊まる際、Wi-Fiの利便性に頼るのは当然です。ただ、その快適さには思わぬ落とし穴が潜んでいることも事実。VPNは、そんなリスクからあなたを守るための頼れる道具です。
旅先でのちょっとした安心が、全体の体験をより良いものにしてくれる。だからこそ、VPNの準備は、旅行グッズのひとつとして考えておくのがおすすめです。
最後に:旅行前にやっておきたいことまとめ
- VPNアプリのインストールと設定(スマホ・PC両方)
- 自動起動設定の確認(Wi-Fi接続時)
- トラブル時の対処法も軽く覚えておく
- できれば出発前に、一度実際に繋いで試しておく
これだけで、海外ホテルのWi-Fiに安心して接続できるようになります。安全と自由を手に入れる第一歩として、VPN、始めてみてください。
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