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VPNまとめ

公共Wi-Fiを使う5つの危険性と解決策は?海外特有のリスクもご紹介!

この記事では、公共Wi-Fiに潜む危険とその対策法、海外の公共Wi-Fi特有の問題点などを詳しく説明しています。安全にネットを使うための参考にしてください。

公共Wi-Fiに潜む5つの危険

まずは公共Wi-Fiを使う時のリスク、危険とその対策方法について説明します。一部重複する内容もありますが、わかりやすくするために分けて説明しています。

危険1:データが盗まれる

多くの公共Wi-Fiは、通信を暗号化していないことがあります。つまり、送受信されるデータがそのままの状態で流れるため、悪意のある第三者がそのデータを簡単に傍受できます。たとえば、ログイン情報やパスワード、個人情報などが盗まれる可能性があります。

暗号化とは?

暗号化は、データを「読めない形」に変えることです。たとえば、メッセージを送りたいとき、普通に送ると誰でもそのメッセージを読めるかもしれません。でも、暗号化すると、特別な「鍵」を持っている人しかそのメッセージを読めなくなります。

暗号化がされていない状態でインターネットを使うと、あなたがインターネットで送る情報が、まるでハガキのようにそのまま送られている感じです。誰でもそのハガキを途中で読めます。たとえば、カフェのWi-Fiを使っているとき、あなたが誰かに送ったメールや入力したパスワードを、悪い人が途中で「こっそり覗いて」見てしまう可能性があります。

一方、暗号化された通信は、データが「封筒」に入れられて送られている感じです。封筒の中身を読むには、特別な鍵が必要です。だから、もし途中で誰かがその封筒を手に入れても、中身を読めません。

ということで、公共Wi-Fiを安全に使うためのポイントは通信の暗号化です。そのための方法を下に紹介します。

対策:

VPNの利用: VPN(Virtual Private Network)を使うことで、通信内容を暗号化し、安全にデータを送信できます。

HTTPSの確認: ウェブサイトが「https://」で始まることを確認し、データが暗号化されていることを確認しましょう。

重要な取引を避ける:公共Wi-Fiを使用している間は、オンラインバンキングやショッピングなどの重要な取引を避ける。

危険2:コンピュターウイルスの感染

説明: 公共Wi-Fiでは、悪意のあるユーザーがコンピューターウイルスを配布することがあります。これには、感染したソフトウェアやファイルをダウンロードすることが含まれます。また、ネットワーク上で感染を広げることもあります。

ウイルスやマルウェアに感染すると、どんな被害が?

個人情報の流出:ウイルスがパソコンやスマートフォンからパスワードやクレジットカード情報を盗むことがあります。

遠隔操作:感染したデバイスが攻撃者に遠隔操作され、デバイス内の情報を閲覧されたり、悪意のある行動を取られたりします。

データの破壊や暗号化:データが消去されたり、ランサムウェアによって暗号化され、解除のために身代金を要求されることもあります。

対策:

信頼できるソースからのみダウンロード: 不明なリンクやファイルはクリックしないようにし、信頼できるソースからのみソフトウェアやファイルをダウンロードします。

アンチウイルスソフトの使用: アンチウイルスソフトをインストールし、常に最新の状態に保ちましょう。

危険3:フィッシング詐欺

説明: フィッシング詐欺は、偽のログインページやウェブサイトを作成し、ユーザーから個人情報やログイン情報を盗む手法です。公共Wi-Fiを使っていると、偽のネットワークやページに誘導される可能性があります。

公共Wi-Fiでのフィッシング詐欺とは?

特に公共Wi-Fiを使っているときによくある手口は、「ソフトウェアアップデート要求」や「アプリのインストール要求」を表示する、というものです。

偽のソフトウェアアップデート要求: 公共Wi-Fiに接続すると、突然「ソフトウェアを更新してください」や「セキュリティを強化するために、アップデートが必要です」というメッセージが表示されることがあります。しかし、これは偽物で、本物のアップデートではありません。

もしこのメッセージを信じて更新をダウンロードすると、実際にはウイルスや悪意のあるアプリがインストールされてしまうことがあります。これにより、あなたの個人情報(パスワードやクレジットカード情報など)が盗まれるリスクが高まります。

偽アプリのインストール :公共Wi-Fiを使うとき、「このWi-Fiネットワークを利用するには、専用アプリをインストールしてください」といったメッセージが表示されることがあります。これも偽メッセージで、そのアプリはマルウェア(悪意のあるソフト)であることが多いです。インストールすると、あなたのデバイスが攻撃者に乗っ取られたり、データが盗まれることがあります。

対策:

公式のWi-Fiネットワークにのみ接続する:公共Wi-Fiに接続する際は、必ずその場所の公式ネットワークを確認し、偽のWi-Fiに接続しないように注意します。

VPNを使用する:VPNを使うことで、インターネット通信が暗号化されるため、攻撃者が通信を傍受しにくくなります。特に公共Wi-Fiを使うときはVPNの利用がおすすめです。

HTTPS接続を確認する:ウェブサイトにアクセスするとき、URLが「https://」から始まっているかを確認し、ブラウザのアドレスバーにある鍵マークが表示されていることを確認します。

不審なポップアップやリンクを無視する:公共Wi-Fi利用中に突然表示されたポップアップやアプリインストールの要求は無視し、信頼できるソース以外からは何もインストールしないようにします。

危険4:セッションハイジャック

説明: セッションハイジャックとは、他のユーザーがあなたのログインセッションに関する情報を不正に取得し、あなたのアカウントにアクセスする手法です。

ログインセッションとは、ユーザーがウェブサイトやアプリケーションにログインしてからログアウトするまでの一連の活動期間を指します。ログインセッション中、サーバーはユーザーを認識し続け、同じユーザーであることを確認するためのデータ(セッションIDなど)が維持されます。これにより、再度ログインしなくてもページ間を移動できたり、個別の情報にアクセスしたりすることが可能になります。

公共Wi-FiではそのセッションIDが簡単に盗まれる危険があり、それを使えば、第三者があなたになりすましてログインすることが可能になります。

セッションハイジャックの手口

ネットワークの盗聴: 公共Wi-Fiなど、セキュリティが低いネットワークを使っているとき、攻撃者が通信を盗み見ることでセッションIDを取得します。

クロスサイトスクリプティング(XSS): 攻撃者がウェブページに悪意のあるスクリプトを仕込むことで、ユーザーのセッションIDを盗むことができます。

クロスサイトスクリプティングとは?

「ウェブサイトに悪意のあるコードを埋め込んで、他のユーザーの情報を盗む」というものです。例えば、攻撃者が掲示板やコメント欄に悪意のあるスクリプトを投稿し、そのページを見た他のユーザーのブラウザでそのスクリプトが実行されると、ユーザーのログイン情報やクッキーが攻撃者に送信されてしまいます。

対策:

セッションのログアウト: 使用後は必ずログアウトし、セッションが継続しないようにします。

クッキーの管理: ブラウザのクッキーを定期的に削除し、不要なクッキーが残らないようにします。ほとんどのブラウザは閲覧履歴を全て削除すれば、クッキーも自動的に消える設定になっています。

危険5:偽のWi-Fiネットワーク

悪意のある人が、公式の公共Wi-Fiとよく似た名前の偽のWi-Fiネットワークを設置し、ユーザーが接続するのを待ちます。あなたがこの偽ネットワークに接続すると、その人は全ての通信を監視し、情報を盗むことができます。

対策:

信頼できるネットワークにのみ接続する:公式のネットワーク名を確認し、接続する前にその正当性を確認する。

自動接続をオフにする:デバイスが自動的に既知のネットワークに接続しないように設定する。

海外での公共Wi-Fiの特有のリスク

海外での公共Wi-Fiは、ネットワークのセキュリティが弱いことが多く、日本よりもリスクが高まることがあります。ここからは海外で公共Wi-Fiを利用する際の特有のリスクとその対策を詳しく説明します。

セキュリティ基準の違い

説明: 国によってWi-Fiのセキュリティ基準が異なります。特に、発展途上国やセキュリティ対策が不十分な国では、暗号化が不十分な場合や脆弱なネットワークが存在することがあります。

対策: 信頼できるWi-Fiネットワークを選ぶようにし、不明なネットワークには接続しないようにしましょう。

法律や規制の違い

説明: 海外ではデータ保護に関する法律や規制が異なるため、プライバシーが十分に保護されていない場合があります。データが政府や企業によって監視される可能性もあります。

対策: VPNを使用して通信内容を暗号化し、プライバシーを保護します。

フィッシングや詐欺のリスク

説明: 海外ではフィッシングや詐欺の手法がより巧妙である場合があります。公共Wi-Fiを通じて偽のウェブサイトやログインページに誘導される可能性があります。

対策: ウェブサイトのURLが正しいことを確認し、疑わしいリンクやページにはアクセスしないようにします。

偽のネットワーク

説明: 公共の場で偽のWi-Fiネットワークを設置して、ユーザーを騙してデータを盗む手口が増えています。例えば、「Free Wi-Fi」や「Hotel Wi-Fi」など、信頼できないネットワークに接続するとリスクが高まります。

対策: 公共のWi-Fiネットワークに接続する際は、事前に公式な情報を確認し、正しいネットワークに接続しているかを確認します。

海外で公共Wi-Fiを安全に利用するための対策5つ

  1. VPNの利用
    • VPN(Virtual Private Network)を使うことで、データ通信が暗号化され、セキュリティが大幅に向上します。海外での公共Wi-Fiを利用する際には、必ずVPNを使用することをお勧めします。
  2. セキュリティ設定の確認
    • Wi-Fiの接続設定やセキュリティ設定を確認し、自動接続機能をオフにするなど、セキュリティを強化する設定を行います。
  3. 公共Wi-Fiのネットワーク名の確認
    • 公共Wi-Fiネットワークの名前が正しいか確認し、信頼できるネットワークのみを使用します。例えば、ホテルやカフェで提供される公式のネットワーク名を確認することが重要です。
  4. ブラウザのセキュリティ設定の強化
    • ブラウザのセキュリティ設定を強化し、ポップアップブロックやセキュリティ警告を有効にして、疑わしいリンクやページから守ります。
  5. 重要な取引は避ける
    • 海外で公共Wi-Fiを利用する際には、オンラインバンキングや重要な取引など、機密性の高い操作を避けるのが安全です。

これらの対策を講じることで、海外での公共Wi-Fi利用時のリスクを減らし、より安全にインターネットを利用することができます。

まとめ・公共Wi-Fiでも自由にインターネットを楽しむには?

公共Wi-Fiを使う危険とその対策方法をご紹介しました。

危険をまとめると
危険1:データが盗まれる
危険2:コンピューターウイルスの感染
危険3:フィッシング詐欺
危険4:セッションハイジャック
危険5:偽のWi-Fiネットワーク

対策方法をまとめると
1:VPNの利用
2:セキュリティ設定の確認
3:公共Wi-Fiのネットワーク名の確認
4:ブラウザのセキュリティ設定の強化
5:重要な取引は避ける
6:自動接続をオフにしておく
7:使用後はアカウントからログアウト
などがありました。

もし、公共Wi-Fiでも使い方を気にせずに自由にインターネットをしたい時は「VPNの利用」がおすすめです。

VPNって何?

VPNとはVirtual Private Networkの頭文字をとったもので、仮想プライベートネットワークともいいます。簡単に言うと、インターネットを安全に使うための「秘密のトンネル」のようなものです。

VPNのしくみ

通常、あなたがインターネットを使うとき、データはそのままネット上を通ります。このとき、誰かがそのデータを盗み見てしまう可能性があります。でも、VPNを使うと、そのデータが暗号化され、トンネルを通るようになります。これにより、第三者がデータを見ようとしても、内容が分からなくなります。

VPNを使うメリットは?

  1. データを守る:公共Wi-Fiは誰でも使えるので、悪い人が他人のデータを盗むことができます。VPNはあなたのデータを暗号化して、他の人に見られないようにします。
  2. ハッキングを防ぐ:公共Wi-Fiでは、ハッカーがあなたのデバイスにアクセスしやすくなります。VPNを使うと、セキュリティが強化されて、ハッキングされにくくなります。
  3. プライバシーを守る:VPNを使うと、自分の居場所や何を見ているかがバレにくくなります。

VPNを使って、安心してインターネットを楽しみましょう!

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