
海外のホテルにチェックインして、やっと落ち着いた。そんなとき、部屋のWi-Fiが異常に遅い、あるいはまったく繋がらないという経験をしたことはありませんか?
VPN LABO編集部も度々あります。特に安いホテルは特に。
スマホで地図を開きたいのに固まる、急なZoom会議があるのに接続できない。そんな「通信ストレス」は、旅の気分まで台無しにしかねません。
この記事では、ホテルのWi-Fiが使い物にならないときのために、実際に役立つ代替手段を5つ厳選してご紹介します。
どれも初心者でも使いやすく、旅行前の準備で安心感が大きく変わります。また、それぞれの選択肢について「どんな人に向いているか」や「注意すべき落とし穴」も詳しく解説しています。
目次
1. モバイルWi-Fiルーターをレンタルする(出発前がおすすめ)

最も確実で信頼できる方法が、モバイルWi-Fiルーターのレンタルです。日本の空港などでレンタルして持参するタイプで、複数台の機器で同時接続でき、通信速度も比較的安定しています。
たとえば「グローバルWiFi」「イモトのWiFi」などのサービスは、主要な渡航先をカバーしており、空港受取&返却が可能。現地で"つながらない"リスクを減らしたい人にぴったりです。
利用のポイント
- 利用エリアと通信プラン(例:1日500MB/1日無制限)を出発前に確認
- 大容量バッテリータイプや複数台接続対応機種を選ぶと便利
- ポケットに入れて持ち歩けるサイズだが、モバイルバッテリーも忘れずに
モバイルWi-Fiルーターのメリット
- 通信が安定している
- PCや複数端末で同時に使える
- SIMカードの入れ替えなどの設定が不要
モバイルWi-Fiルーターのデメリット
- バッテリー切れに注意
- 空港での受け取り・返却が面倒な場合も
- 渡航先によっては割高に感じることも
モバイルWi-Fiルーターが向いている人
- オンライン会議や仕事の予定があるビジネス渡航者
- 家族や友人など複数人でWi-Fiをシェアしたい旅行者
おすすめのモバイルWi-Fiは?

とくにおすすめなのが「グローバルWiFi」。業界最大手のモバイルWi-Fiのサービスで、世界200以上の国と地域に対応。空港での受取・返却もスムーズです。プランも豊富で、1日ごとの定額制だから予算の管理も安心です。
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グローバルWiFiの特徴
特徴 | 内容 |
---|---|
対応国 | 世界200以上の国・地域 |
プラン | 通信容量別(300MB〜無制限)で選べる |
料金 | 1日300MBプランで約970円〜(国により異なる) |
端末 | 複数端末接続可、モバイルバッテリー付きプランあり |
サポート | 24時間・日本語対応のサポートあり |
利用のポイント:
- 利用エリアと通信プランを出発前に選んで予約
- 複数台接続や長時間使用には無制限プランが安心
- 空港カウンター受取ができるので、出発直前でもOK
メリット:
- 通信が安定していて安心感がある
- PCや複数端末で同時に使える
- 日本語サポートがしっかりしていて、初心者にもやさしい
デメリット:
- バッテリーの持ち時間に注意
- 渡航先や容量によってはやや高額になることも
向いている人:
- オンライン会議や仕事の予定があるビジネス渡航者
- 家族や友人など複数人でWi-Fiをシェアしたい旅行者
- Wi-Fi設定が苦手な初心者
2. 現地SIMカードを購入する(SIMフリースマホが必須)

SIMフリースマホを使っているなら、現地SIMの購入も有力な選択肢です。空港や街中の携帯ショップ、コンビニなどで購入できます。現地キャリアの回線を直接使うため、速度や安定性にも優れています。
東南アジアや南米などの一部地域では、非常に安価なプリペイドSIMがあり、1週間〜1ヶ月使える無制限プランも1,000円前後で手に入ることも。
購入時のポイント
- 使用予定の通信量(SNSや動画、テザリングの有無)に応じてプランを選ぶ
- 自分の端末が現地の通信バンドに対応しているか確認
- 現地言語のサポートが必要な場合、空港で購入するのが無難
現地SIMカードのメリット
- 非常に安価で現地の高速回線が使える
- 長期滞在やリピーター向き
- データ無制限プランも選べる
現地SIMカードのデメリット
- 英語や現地語での対応が必要になる場合がある
- 開通手続きが面倒な場合も
- SMSや電話番号が必要な日本のサービスにログインできないことも
現地SIMカードが向いている人
- 現地で1週間以上滞在予定の旅行者
- データ容量を気にせず使いたい人
- SIMの入れ替えに慣れている中〜上級者
3. eSIMを使う(スマホで完結、手軽さNo.1)

eSIM(イーシム)は、物理的なSIMカードを差し替えることなく、スマホにダウンロードして使えるデジタルSIMです。最近のiPhoneやPixelなど、対応機種であれば誰でもすぐに使えます。
事前にアプリ(例:Airalo、Ubigi、Nomadなど)をダウンロードしてプランを購入し、QRコードやプロファイルを読み込むだけで利用開始。
eSIMのメリット
- SIMの差し替え不要、即日開通
- アプリでデータ残量や有効期限が確認できる
- 渡航先に応じた複数の国で使える「リージョナルeSIM」も
eSIMのデメリット
- スマホがeSIM対応である必要あり
- 音声通話は非対応(データ通信専用)
- サポートが英語のみの場合も
eSIMが向いている人
- 海外SIMに不慣れな初心者
- 短期旅行で、すぐにネット環境を整えたい人
- 事前に通信環境を万全にしておきたい人
おすすめeSIMサービス

eSIM(イーシム)は、物理的なSIMカードを差し替えることなく、スマホにダウンロードして使えるデジタルSIMです。最近のiPhoneやPixelなど、対応機種であれば誰でもすぐに使えます。
ここでおすすめなのが「Glocal eSIM(グローカルeSIM)」。日本企業が運営しており、日本語サポートがしっかりしている点も大きな魅力です。
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Glocal eSIMの特徴
特徴 | 内容 |
---|---|
対応国 | 世界70か国以上(アジア・アメリカ・ヨーロッパなど) |
プラン例 | 3GB/7日 1,280円〜、5GB/15日 1,980円〜 |
サポート | 日本語メール対応あり/日本国内からの購入可 |
利用開始まで | アプリ不要。QRコード読み取りですぐに使える |
通信回線 | 現地の大手通信キャリアを利用。高速・安定 |
メリット:
- 日本語サポートで安心感が高い
- プリペイド式で追加チャージも簡単
- SIMの差し替え不要、即日開通
デメリット:
- 音声通話には非対応(データ通信のみ)
- 一部の国で料金がやや高めになる場合も
向いている人:
- 海外SIMに不慣れな初心者
- 日本語の案内で安心したい人
- 旅行直前に準備したい人
4. 海外ローミングプランを使う(最も手軽な方法)

「とにかく手間なく、すぐ使いたい」なら、国内キャリアの海外ローミングプランを使う方法があります。
ドコモ・au・ソフトバンクなどが提供している海外定額プランなら、普段使っているスマホがそのまま海外でも使えます。
たとえば:
- ドコモ:パケットパック海外オプション(24時間 / 980円〜)
- au:世界データ定額(1日 / 980円)
- ソフトバンク:海外あんしん定額(25MBまで定額、その後速度制限)
メリット
- 設定不要、到着後すぐに使える
- 安定した通信品質
- LINEや地図アプリなど、すぐに必要なものに対応しやすい
デメリット
- データ量が少ないプランが多く、動画には不向き
- 複数日使うとコストが高くなりがち
向いている人:
- スマホ設定が苦手な人
- 緊急時用にとにかくネットを確保したい人
- 出張などで短期間だけ海外に滞在する人
海外ローミングを提供するキャリアのおすすめは?

ドコモ・au・ソフトバンクなどが提供している海外定額プランなら、普段使っているスマホがそのまま海外でも使えます。
たとえば:
- ドコモ:パケットパック海外オプション(24時間 / 980円〜)
- au:世界データ定額(1日 / 980円)
- ソフトバンク:海外あんしん定額(25MBまで定額、その後速度制限)
ですが、特におすすめは楽天モバイルです。
👉 楽天モバイルなら海外66の国と地域で、毎月2GBまで無料で使える!
楽天モバイルは、月額プラン(Rakuten最強プラン)に海外ローミングのデータ通信2GB分が含まれており、追加料金なしでそのまま使えるのが大きな魅力。超過後も最大128kbpsで通信が可能です。
さらに「Rakuten Link」アプリを使えば、日本への通話も無料。短期旅行や出張にも非常に使いやすいプランがあります。
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メリット
- 設定不要、到着後すぐに使える
- 通信品質も比較的安定
- 海外2GB無料+国内と同じ番号で利用できる
- チャージが可能(1 GB/500 円)なので、多めに使う時も使える
- 自動チャージではないので、使いすぎによる過剰請求がない
デメリット
- 2GBを超えると速度制限がかかる(追加データは有料)
- 対応エリアは66か国と限られるため、事前確認が必要
向いている人
- スマホ設定が苦手な人
- 海外によく行く楽天モバイルユーザー
- 出張などで短期間だけ海外に滞在する人
5. カフェや公共Wi-Fiスポットを活用する

ホテルのWi-Fiが絶望的な状況でも、街中に目を向ければ他の選択肢はあります。スターバックス、マクドナルド、空港ラウンジ、図書館、駅、商業施設など、多くの場所でフリーWi-Fiが利用できます。
一部の都市では、バスや地下鉄にも公共Wi-Fiが完備されており、ちょっとした調べ物や連絡には十分なことも。
注意点:
- セキュリティリスクがあるため、VPNの使用は必須
- パスワード無しWi-Fiは情報が筒抜けになる危険性も
- 高速通信は期待できない場所もある
役立つTIPS:
- カフェを探すときは「Free Wi-Fi」とGoogleマップで検索
- 公共図書館や大学のラウンジは意外と穴場
- 長居する場合は電源の有無も確認を
海外ホテルのWi-Fiが遅くなる主な理由

なぜ遅い?原因を知っておこう:
- 同時接続ユーザーが多すぎる:ピーク時間帯に集中しやすい
- ルーターが古い/共有されすぎている:格安ホテルで特に多い
- 建物の構造上、部屋に電波が届きにくい:高層階や鉄筋構造
- ホテルが帯域制限をかけている:過剰使用を防ぐため速度制限
- 無線LANが2.4GHzのみ:干渉に弱く、速度も出にくい
このように、海外ホテルのWi-Fiが遅くなるのは、いずれも宿泊者側ではコントロールできないため、自分で使える通信手段を持っておくことが安心の近道です。
まとめ:海外ホテルのWi-Fiの代わりをしっかり準備しよう

海外ホテルのWi-Fiは不安定なことも多く、あくまでおまけ程度に考え、最初から自分で使いやすい通信手段を用意しておくのがベストです。5つの代わりの方法をまとめておきます。
1、モバイルWi-Fiレンタル
2、現地SIM
3、海外対応eSIM
4、海外ローミング
5、公共WiFi
でした。それぞれにスタイルに合わせてチョイスするのがおすすめです。
スタイル別おすすめの代替手段
滞在スタイル | 最適な通信手段 |
1泊〜3泊の短期旅行 | 海外ローミングor eSIM |
1週間以上の旅行 | モバイルWi-Fiレンタル or eSIM or 現地SIM |
長期滞在 or ノマドワーク | 現地SIM+VPN+カフェWi-Fiの併用 |
旅の自由は、通信の自由から。ホテルWi-Fiに頼らず、自分でネット環境をコントロールできると、旅のストレスがぐっと減ります。
そして忘れずに。どの手段でもVPNの導入は必須です。情報漏洩や乗っ取りから身を守る最後の砦。ぜひ安全な通信環境を整えて、安心して旅を楽しんでください。
おすすめのサービスリンク一覧
さらに安心するためのプラスワン対策

- VPNのアプリは出発前にダウンロードしておく(SurfsharkやNordVPNなど)
- Wi-Fiトラブルに備えたオフラインマップ(Googleマップのオフライン保存)を活用
- 通信が不安な国では「紙の地図」や「翻訳アプリのオフライン辞書」も意外に便利
ちょっとした準備で、現地での不安がぐっと減ります。通信トラブルのない、ストレスフリーな旅を楽しんでください。