YouTube PremiumをVPNで安く契約するデメリットは？アカウント停止リスクや支払いトラブルを徹底解説

2025年7月17日

VPNを使えばYouTube Premiumを「激安の国」から契約できる――。月額200円前後で利用できるこの方法は、今や多くの人が知る裏技です。しかし、安さの裏には「規約違反」「アカウント停止」「支払いトラブル」など、知らないと後悔するデメリットが潜んでいます。

この記事では、「VPNでYouTube Premiumを安く契約して大丈夫？」と不安に思っている方へ向けて、公式規約に触れつつリスクと実情を詳しく解説します。

YouTube PremiumをVPNで契約する仕組みとは？

YouTube Premiumは、国によって月額料金が大きく異なります。日本の月額1,280円に対し、トルコやアルゼンチンでは200〜400円ほど。VPNを使えば、あなたの「IPアドレス＝居場所」をこの安い国に偽装でき、そのまま格安料金で契約できるのです。

Google（YouTube）は規約違反によるアカウント停止を明記しています。実際のYouTube利用規約（2024年版）では次のように記載されています。

「登録時に虚偽または誤解を招く情報を提供した場合、アカウントは停止される可能性があります。」

VPNを使って他国の料金で契約する行為は、これに該当する可能性が高いです。

Googleは過去にGoogle Voice・Google PayなどでVPN経由の偽装登録アカウントを大量停止した実績もあり、今後YouTube Premiumでも規制強化の可能性があります。

結論：現在は黙認状態だが、規約違反であることは事実。アカウント停止リスクは常にある。

安い国で契約できても、支払いの壁にぶつかる人が多いのが現実です。VPN組に多い国別の支払い問題は次のとおり。

国	トラブル例
アルゼンチン	日本発行のクレカ拒否が多発。現地通貨アルゼンチンペソ決済限定。
トルコ	更新時に現地IP・現地発行カード必須になるケースあり。
インド	必ず現地通貨決済。為替手数料が高い場合あり。

結論：支払い成功後も、更新トラブルは起きやすい。

契約後はVPN不要と言われますが、次のような制限がかかる場合もあります：

「VPNで契約後は普通に日本仕様」と思っていると、細かい部分で不便を感じる人も多いです。

実際は「契約時」と「支払い更新時」のみVPNが必要で、普段の動画視聴にはVPNは不要です。

ですが、

VPNは「通信を遠回り」させるため、速度が落ちたり、動画がカクつくことがあります。契約時だけVPNを使えばいいとはいえ、設定ミスやVPN側の接続エラーなど、「慣れない人には煩わしい」と感じるケースも多いです。

GoogleはVPN契約者を次の情報から把握可能です：

つまり、Googleは「VPN契約者を技術的に特定できない」わけではありません。NetflixやSpotifyでは既に、VPN価格逃れ対策が進んでいます。YouTubeも同様の規制強化を今後行う可能性は高いでしょう。

VPN契約は自己責任です。リスクを承知で利用するなら、次の点に注意しましょう：

少しでも不安があるなら、日本の正規料金で契約するのが安全です。

【総合】おすすめVPNアプリ３選

NordVPN （使いやすい＆安定＆高速）

MillenVPN （日系の安心感＆安定感）

【SurfShark】（コスパ最強＆無制限デバイス）

※無料VPNはおすすめしません。通信傍受・情報漏洩リスクがあります。

VPNを使えば確かに安く契約できます。ですが、それは公式が認めている方法ではなく、グレーゾーンの裏技です。

「アカウント停止」「支払い失敗」「日本仕様にならない」といったリスクを知らずに使うと、結果的に損をすることもあります。

安全を取るなら日本価格で。どうしても安くしたい人は「リスクを承知で、自己責任で」活用してください。