楽天モバイルは海外ローミングが２GBまで無料で使えます。なので中国で使えるのか、気になっている方も多いのではないでしょうか？
この記事では、中国で楽天モバイルは使えるのか？VPNは必要か？LINEは使えるのか？などの最新情報をVPN LABO編集部が解説します。
楽天モバイルは中国で使える？
まずは結論から。
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ここからは、楽天モバイルを中国で使うときのその他お役立ち情報や注意点、口コミ、よくある疑問などを詳しく説明していきます。
目次
楽天モバイルは中国で規制されているサービスは使える？その理由は？
中国では、日本で普通に使えているいろんなサービスが規制されていて使えません。LINEやX、Googleの各種サービスなどです。楽モバイルを使えば、そのほとんどのサービスを利用できます。
| Youtube | ◯ |
| LINE | ◯ |
| X | ◯ |
| ◯ | |
| ◯ | |
| Google検索 | ◯ |
| Yahoo検索 | ◯ |
楽天モバイルでこれらのサービスが使えるのはなぜか？
楽天モバイルの国際ローミングは、中国現地のインターネットを経由しますが、日本のサーバーに接続するからです。なので日本のインターネットにつなげているかのようにしてこれらのサービスが使えます。
これはよく国際郵便を送るときに例えられます。中国から日本の家族に手紙を送るとき、中国の郵便局経由で日本の家族に届きます。日本の家族が受け取った後に初めて開けるので、中国の郵便の人は手紙の内容が何かはわかりません。
ざっくりですがこのようなイメージで、中国の規制を回避できる、というわけです。
楽天モバイルを中国で使う時の4つ注意点は？
楽天モバイルを中国で使う時の4つの注意点
・無料で使えるデータは２GBまで
・データの追加購入にはVPNが必要
・中国に着く前にデータ高速モードをONに
・SNS上の投稿内容には注意
中国に着く前にデータ高速モードをONに
国際ローミングデータを高速で使うには、my楽天モバイルのアプリで「高速データモード」をONにする必要があります。
でも、このmy楽天モバイルアプリは中国の規制に引っかかり接続できません。なので日本にいる間に設定しておく必要があります。オンにし忘れると、ネットの速度が遅すぎて使い物になりません。
無料で使えるデータは２GBまで、何ができる？
楽天モバイルの国際ローミングは２GBまでなら無料で使えますが、２GBがなくなると極端に速度が遅くなります。なので、無料で使いたい方は通信量に注意して使いましょう。
２GBって何ができるのか。いくつか例をあげてみます。
1.ウェブ閲覧
約100時間のウェブ閲覧が可能です（1時間あたり約20MBと想定）。
例えば、ニュースサイトを見たり、調べ物をしたりする程度なら、2GBでかなり余裕があります。
2. SNS
約2000回の投稿閲覧や、500回の写真投稿が可能です（1回の投稿閲覧が約1MB、写真投稿が約4MBと想定）。
写真付きの投稿や短い動画の閲覧もできますが、動画を多用するとデータ消費が増えます。
3. メールの送受信
テキストメールなら約10万通、添付ファイル付きメールなら約500通の送受信が可能です（1通あたりテキストは約20KB、添付ファイル付きは約4MBと想定）。
仕事のメールをチェックしたり、資料を送ったりするのに十分です。
4. 地図アプリの利用
約20時間の地図アプリの使用が可能です（1時間あたり約100MBと想定）。
現地でのナビゲーションや観光地の検索に便利です。中国ではGoogleマップではなく、百度地图がおすすめです。
5. 音楽ストリーミング
約20時間の音楽ストリーミングが可能です（1時間あたり約100MBと想定）。
長時間の移動中に音楽を楽しむことができます。
6. 動画の視聴
標準画質の動画なら約4時間視聴可能です（1時間あたり約500MBと想定）。
映画やドラマを視聴する場合は、短時間であれば問題なく楽しめます。
動画のダウンロードなどはファイルサイズ以上にデータを消費することがあるので注意してください。大きなデータを消費する時はホテルのWi-Fiなどをうまく利用しましょう。
データの確認・追加購入にはVPNが必要
データをどれほど使ったかの確認や、データの追加購入はmy楽天モバイルアプリから行います。でもmy楽天モバイルアプリを開くにはVPNが必要になります。
VPN無しだと、こんな表示が出て、アプリが開きません。
でもmy楽天アプリのログイン情報は大切な個人情報です。適当に選んだ無料のVPNを使うと、どの情報がどこかに流れたり利用されたりする危険があります。なので、有料のVPNの無料お試し期間を利用するのがおすすめです。
信頼できる日本のVPNサービスの無料お試し期間を載せておきますので、ぜひご利用ください。
・日本系VPN
| セカイVPN | 最大２ヵ月 |
| 良之助VPN | １週間 |
| カベネコVPN | 30日 |
| チョモランマVPN | 30日 |
| スイカVPN | 2週間 |
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| BlueSueface | １週間 |
おすすめは１週間以内の短期なら良之助VPN、少し長めの滞在なら最大2ヶ月使えるセカイVPNです。
「良之助VPN」は速度が速く、日本の動画配信サービスなどが安定してみれるので便利。セカイVPNは速度は普通くらいですが、安定しています。ぜひ参考にしてください。
SNS上の投稿内容には注意
日本のインターネットに接続しているから、と安心してなんでもSNSに載せるのはやめた方がいいです。
中国では写真を撮ってはいけない場所があったり、SNS上での中国政府に対する否定的な発言を厳しくチェックしていたりします。トラブルを避けるために、注意してください。
楽天モバイルを中国で使っている人の口コミは？
実際に楽天モバイルを中国で使っている人たちの口コミ・評判をXやブログなどから集めました。
中国で楽天モバイルを使った人の良い口コミ
中国で楽天モバイルを使った人の悪い口コミ
その他ブログなどの口コミ
楽天モバイルは中国で使える？VPNの必要性と海外ローミングを徹底解説
中国滞在中
楽天モバイルを中国で使った感想：
- インターネットへの接続は速く、安定していた
- 工場地帯や地方都市を含め繋がらない地域はほとんどなさそう
- 中国でもGoogleやLINEの使用にVPNは不要だった
- 中国のネット規制により「my楽天モバイル」が開かない
「三十九歳の日記」さんの口コミ
中国での滞在期間：2023年6,7月
楽天モバイルを中国で使った感想：そのまま使えて便利だった。X（旧Twitter）やGoogleが使える。
・「ヒグ旅トラベル」さんの口コミ
滞在期間：不明
滞在場所：北京
楽天モバイルを中国で使ってみた感想：十分な速度が出ている。動画内での速度テストは23Mbps。Youtubeもサクサクみれる。
「中国旅行するなら楽天モバイル持ってけ」
滞在期間：不明
楽天モバイルを中国で使った感想：楽天モバイル最高、LINEやGoogleメール、検索が使えるのでめっちゃ便利。
中国で楽天モバイルを使ってた人の口コミ・まとめ
中国で楽天モバイルを使った人の口コミをまとめてみます。
良い口コミ
GoogleやLINE、X。インスタなど、規制されているSNSやサービスが普通に使える。
１週間くらいの滞在なら２GBで足りる
地方都市を含めて、つながらない地域はなさそう
悪い口コミ
・my 楽天モバイルが規制にかかって開かない
・接続が弱い
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中国で楽天モバイルが使えない時の解決法10
中国で楽天モバイルが使えない！となった時の解決方法を10個簡単に説明します。
1. 製品が海外ローミング利用できるかを確認
2. 海外利用時はデータローミング設定を確認
3. アプリ画面のリフレッシュ
4. 場所の移動
5. 機内モードのON／OFF
6. デュアルSIMの場合、他社SIMの無効設定を確認
7. モバイルデータのON／OFF
8. OSバージョンが最新であることを確認
9. 製品の再起動
10. SIMカードの抜き挿し
詳しくは楽天モバイルのヘルプページをご覧ください。
楽天モバイルの海外ローミングの使い方
楽天の海外ローミングの使い方はとっても簡単です。旅行の出発から帰国までに必要な操作をまとめました。
1. 中国に行く前の設定
国際ローミングをONに：my 楽天モバイルアプリで「契約」→「国際ローミング（データー通信）をON」でできます。
高速データーモードをONに: 海外に行く前に、楽天モバイルのアプリで、高速データモードが有効になっているか確認します。
通信データの確認: 中国でどれくらい使うかを予測して、2GBでは足りないと感じるなら、事前に購入しておくのがおすすめです。VPNがあれば現地でも追加購入できるので、この時点でVPNを契約するのもおすすめです。
2. 中国現地に着いたら
モバイルデータの有効化: スマホの「設定」から「モバイルデータ通信」をオンにし、「データローミング」を有効にします。
3. データ使用の管理
データ消費量の確認: 楽天モバイルアプリやマイページから、現在のデータ使用量を随時確認できます。
データの追加購入：my 楽天アプリからデータの追加購入ができます。1GB500円です。
4. 帰国後の設定
ローミングの無効化: 日本に戻ったら、スマホの設定の「データローミング」をオフにしておくと、無駄なローミング費用を防げます。
LINEは快適に使える？VPNは必要？
中国で楽天モバイルを使ってLINEは使えるのか？→快適に使えています。
VPNは必要か？→必要ありません。
楽天モバイルは、無料で使えるデータ量が２GBまでなので、それを超えた場合通信速度が極端に遅くなるので、LINEを使うのが難しくなります。LINEのトップページの読み込みも数分たってやっと、と言う具合です。
なので、無料分が終わったら、追加のデータを購入する必要があります。その時にVPNが必要です。
中国でLINEを使うと逮捕される？危険性は？
中国でLINEは規制されていて、LINEやXやを使うのは基本VPNが必要なので、使うと危険なのではないか？逮捕されないの？と不安に思う方もおられます。
でも結論から言うと、書き込む内容に注意すれば中国でLINEを使っても危険性はありません。
これまで中国でVPNを使っていて逮捕された、と言う事例は全くないわけではありません。ネットで調べるといくつかの事例が出てきます。でもどの事例も、中国の現地人がVPNを使ってよくない情報にアクセスしていた場合です。
詳しくはこの記事も参考にしてください。
中国で楽天モバイルを使う危険性は？
中国で楽天モバイルを使うのは危険がないの？と不安に思われる方もいます。通信の安全性や、非合法の通信手段のようにみなされるのではないか？という不安があります。
こちらの不安も、結論は問題ないです。
楽天モバイルの国際ローミングが中国で使える、という事実がそもそも「楽天モバイルが現地の通信業者と契約を交わしている証拠」です。それがないと国際ローミングサービスはその土地で使えません。中国には楽天の基地局や電波塔がないからです。
また、勝手に電波を盗んで接続する、ということでもありません。
なので中国で楽天モバイルを使うのは合法で問題ない、ということです。安心して使ってください。
でもSNSにあげるコメントや写真には注意が必要です。中国政府はSNS上の情報を厳しくチェックしています。それはどの電波を使っているかに関わりなく注意するべき点です。
中国で楽天モバイルを使う時のお役立ち情報・まとめ
最後に中国で楽天モバイルを使うのに役立つ情報だけをまとめておきます。
中国でVPNを使うなら
有料VPNの無料お試し期間を使うのがおすすめです。一覧表の情報を参考にしてください。
・日本系VPN
| セカイVPN | 最大２ヵ月 |
| 良之助VPN | １週間 |
| カベネコVPN | 30日 |
| チョモランマVPN | 30日 |
| スイカVPN | 2週間 |
| MillenVPN |
30日（返金保証） |
| BlueSueface | １週間 |
中国で楽天モバイルが使えない時の解決法
1. 製品が海外ローミング利用できるかを確認
2. 海外利用時はデータローミング設定を確認
3. アプリ画面のリフレッシュ
4. 場所の移動
5. 機内モードのON／OFF
6. デュアルSIMの場合、他社SIMの無効設定を確認
7. モバイルデータのON／OFF
8. OSバージョンが最新であることを確認
9. 製品の再起動
10. SIMカードの抜き挿し
詳しくは楽天モバイルのヘルプページをご覧ください。
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